求職中の看護師、施設で出会った笑顔が素敵なお婆ちゃんを思い出す。
皆さん、こんにちは。
namakemonoです。
そろそろ失業手当が終わりになるので、新しい収入源を確保すべく、
心は焦りながらも行動はのろのろ。
夫の店舗もまだまだこれからで、順調に利益が出るまでは私も別で収入源を作らないとですが、決して家の暮らしも疎かにしたくないのです。
したがって看護師という専門職にこだわらず、
在宅でできる仕事に絞って探しています。
1つやってみたい仕事が決まったには、決まったところですが、それだけで安定した収入源にするには少し時間がかかりそうなので、もう1つ確実に生活費に当てれそうなものを探し中です。
看護師の資格があるからと言って、
転職しても看護師でいなきゃいけない必要はない。
病院で、臨床で働く経験だけが、
看護師の経験値をあげるわけじゃない。
時に資格が、自分の本当にやりたいことや行動範囲を狭めてしまうことがあると思います。
お金はいつも結局なんとかなるから、
お金のことだけで選ぶのはやめようと心に決めました。
今後のこと、将来のこと、考えたらキリがない不安。
引越しや休職してのんびり過ごすために貯めたお金も順調に使い、
また一から貯めないとなぁ、夫の店舗もこれから黒字になるかなぁとか。
でも、考え過ぎたところで良い考えが出てくるわけでもなく、
結局は行動して、なんとかするしかないんですよね。
取り越し苦労は本当に疲れるだけ。
いつもなんとかなってるし大丈夫だと、鏡の前では笑顔を作るようにしています。
笑っていれば、なんとかなると思っています。
つい思い詰めてしまい、笑顔でいなきゃと思った時、
とある施設に入居していた、いつも笑顔で明るい笑い声のお婆ちゃん、Mさんをふと思い出しました。
Mさんは本当にいつも笑顔で、職員にはよく「ありがとねぇ」と言う、ほんわか優しい雰囲気の方でした。
たとえ体調が悪い時でも、
「どうしようかねぇ、困ったねぇ〜」と言いつつも、明るい声で、
笑いまじり。
歳は90代後半、認知症は軽度、年相応でした。
Mさんの驚くべきところは、体調が悪化して一時期ADLが落ちたとしても、数日するとまたすぐ復活して元気に自立しているところでした。
90代後半の方が一度ADLを落とすと、なかなか元に戻すことは難しいのですが、なんか自然にケロッと復活していた記憶があります(笑)
血糖値、A1cの値もかなり高くて、検査をすると色々疾患はあった方なのですが、本人はそんなこと気にしているわけもなく、施設で暮らしている姿は笑顔で普通に健康なお婆ちゃん。
そもそも検査値がどうであれ、身体に症状が出ていなくてその人が快適に過ごせている状態なら、健康だと思います。
知らぬが仏、病は氣から、です。
ちなみに、90歳越えのご長寿入居者さん達には、よくみられる共通点がありました。
・よく笑う・笑顔
・職員に対して「ありがとう」をよく言う
・よく食べる
・本を読んだり、勉強したり、何かしらやるべき事を持っている
長らく生きてこられた方々の、上手く生きる秘訣でしょうか。
きっとその時々で、「今」やれることに集中して、感謝の気持ちと笑顔を忘れずにいたから、数々の苦難を上手く乗り越えられてきたのかなと思いました。
不安だらけの世の中ですが、
なるようになると思って日々を楽しみましょう。