私達はどんな時も常に”やりたいこと”を選択している【前編】
こんにちは。
暑い夏も相変わらず、ゆるくナマけて生きているnamakemonoです。
私の住む地方では、7月中ずっと梅雨空模様でした。
時々晴れが続いてようやく梅雨が明けたかと思いきや、また雨が降っての繰り返し。
そんな長い梅雨も8月に入ると同時に終わるようで、やっと雨雲レーダーを気にしながら愛犬達のお散歩タイミングを図る生活から解放されそうです。
今回は、ようやく私の理想の生活が叶った話。
私達人間はいついかなる時も、どんな理由であれ、その時の自分のやりたいことを選択して生きている。
『人生は選択の連続』というけれど、その選択は常に自分が意図して選んでいて、その結果が今の現実を作っている。
つまりどう考えても、自分の思い通りに人生は作られているんだと、すでに人生30年以上生きてようやくしっかり腑に落ちました。
長くなりそうなので前編と後編にわけて綴ります。
昨年のちょうど今頃に関東から出身の地方にUターンし、現在私は看護師として働くことを休職しています。
その後、新しい挑戦として、在宅ワークでコールスタッフのアルバイトをしました。いわゆるテレアポのお仕事です。
夫が店舗経営をスタートし、彼には思う存分仕事に力を注いでほしいと思っていたので、私は社会人になって初めて、フルタイムではなく時短で働くことを選びました。
そして私が在宅で仕事ができれば、家の家事と両立していけるし、愛犬達にも長時間の留守番をさせなくて済むと。
在宅でできる仕事なら、多少嫌な仕事でも割り切って続けられるだろうと安易に考えていました。
でも半年が限界でした。(笑)
性格もあってか、テレアポは何回こなしても好きになれませんでした。
出勤時間0分だとしても、嫌いな仕事はやっぱり嫌い。
半年続いただけ十分凄い(と言うのも同時期に入社した人達が既にほぼ辞めていた)と自分を褒め称え、念願だった在宅の仕事も5月の途中で辞めました。
そして5月〜6月と、家のことや夫のサポートをしながら今後のことを考えることにしました。
考えるといっても、私の望む生活は以前からすでに決まっていたのですが。
夫の店舗を一緒に支えながら、日々の家事を丁寧にこなし、暮らしを疎かにしないこと。
愛犬達にも長時間の留守番で寂しい思いをさせないこと。
それが以前からずっと思い描いてきた私の理想です。
シンプルに、私は自分のキャリアアップよりも日々の暮らしを丁寧に楽しみたいということ。
そもそも今まで、ひとつの職場で長く勤めてキャリアを上げるよりも、色々な職場で色々な人と出会って働いて経験して、自分の好きな働き方を探していくスタイルでした。
色んな職場や働き方を経験して、一番居心地がよかった職場の共通点は、やっぱり人間関係が気楽かどうか。
でもその職場にどんな人がいて、どんな雰囲気なのかは入職するまで正直わかりません。
今まで派遣の看護師を続けてきたので、人間関係や雰囲気が良くないところは契約終了と共におさらばできましたが、今は田舎に引っ越してきたので派遣看護師としてやっていくには求人も少ない状況。
そうした時、人間関係など気にせず楽に働ける先はただの理想で、そんな職場があれば誰でも働きたいわ!と夢見ることをやめて、大人しく求人サイトへ逃げるのですが、一つだけ確実に気が楽な働き方ができるルートがあることに気がつきました。
私にとって一番気が楽なのは、やっぱり一緒に暮らす家族です。
だから家族経営で仕事をしている人達が羨ましいと常々思っていたのですが、なんと夫がまさに自営業で店舗始めたじゃないですか。
夫は去年から店舗を持って自営業→自営業の妻には扶養制度がない→国保は高いから私は外部で働いて社保に入らなくてはと勝手にイメージしていましたが、色々調べてふと目に入ってきた情報がありました。
自営業の妻(または一緒に暮らす家族)は”青色専従者”になり一緒に働くことで、夫の節税対策になるということ!
しかも現在店舗の経営状況は今年の1月から徐々に軌道に乗り、売上もかなりいい感じに増加傾向なので、いよいよその生活が実現できるのではと思っていました。
そこで私が夫の専従者(自営業の妻や家族が一緒に働くこと)になれば、私のお給料が経費として落ちるので節税になり、かつ家のことも疎かにせず暮らしていける、最高な状態ではないかと。
しかし夫は、今の売上を続けていければいいけど・・・と、はじめはこの案に消極的な立場でした。
そりゃそうです。
安定のお給料が出て、扶養制度がある会社員と違って、個人事業主は決して安定が保証されているわけではありませんし、国保なので扶養の制度もありません。
私が少しでも働いていたら、プレッシャーが減るのは確かです。
でも、仮に共働きをするとしても、せっかく店舗が忙しくなってきているのだから、夫に家事は負担させたくありません。
夫本人は、やれと言われたらやる!と主張していますが、今までの経験からして、分担すると喧嘩になる率が高いのでそれも避けたいこと。
また看護師として働いていると、愚痴や不満がどうしても湧いてくる自分であること、それを夫にストレスとして八つ当たりしてしまうこともわかっていました。
私達夫婦が穏やかに暮らしていくためには、お互い別で共働きは合わないと以前からなんとなく感じていたことなのです。(私達の場合は、です。)
そんなことを色々考慮して、お互いが一番ストレスなく暮らしていけそうなのは、やっぱり私が青色専従者になることだとなぜか強く感じていました。
だからどうしても、自分の意見を引くことができなかった。
今度こそは引きたくないと思いました。
自分の今の選択が次の現実を作るとわかっていたから。
続きは次回、できるだけ早めに。
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