大人のハマり力について
11月14日(木)
Q,ちいさい頃、ハマっていたものはなんですか?
今日、仕事でこの質問をされて、正直無限に答えられるなと思った。
歌、モー娘。、ビーズ、一輪車、けん玉、手品、バトン、編み物、リリアン、少女漫画、シール帳、交換日記、プロフィール帳、ブリッジ、たまごっち、セーラームーン、あやとり、プラバン、バスケ、ローラーブレード、ローラーシューズ(私の頃はかかとだけ車輪になってるやつを履いてみんなヨーカドーとか行ってた)・・・
でも大人になると、あまり物事にハマれない人間になっていた。
就活で「好きなことはなんですか」という質問がいちばん苦手だった。
どうしてだろう?
1、大人はいつも何かに追われていて、やらなきゃいけないことで一日が終わるから、好きなことに夢中になれないのかもしれない。時間も気にせずかかとでヨーカドーを滑ってるわけにはいかない🛼
2、上手にできないから、とか、人に見せるほどじゃないから、とかで周りの目を気にするようになるからかもしれない。シール交換も大人がやったら、「あの人は稼いでるのにタイルシールくれない」とかいって関係性が悪くなりそう。
3、あとはそもそも一緒にやってくれる友達を探すのが難しい。
あの頃は誰かが一輪車をしていたら、みんな一輪車をしていた。上手い下手はあまり関係なく、一緒にいた。
中高、大学生、社会人、と大人の階段を上るにつれて、
受験、部活、バイト、仕事と、やらなきゃいけないことが増えて、
代わりに自分の時間はどんどん減っていく。
でも、大人になってしばらくたった今思うのは、
人生100年時代、AI時代、夢中になる力というのが本当に必要で、
やらされていることで人生が埋め尽くされていったら、最後に何も残らないということに、一周回って気づく。
そして、恋愛もそうだけど、なりふり構わず何かや誰かを本気で好きになってしまっている人は私にはとっても魅力的に映る。
「個性」なんて素直に生きていれば自然と出るはずのものが、点数や常識や誰かや何かのために、心の奥底に引っ込んで隠れてなかなか出てこない。🐻長い間眠らせてごめん。出ておいで、春だよ・・・(嘘)
これからは、自分の本当の声を、自分でちゃんと聴いてあげる時間をつくりたい。
そして、もし自分に子どもができたら、「勉強しなさい」じゃなくて「勉強もいいけど、好きなこともいっぱいしなさい」と言えるお母さんになりたいなと思っています。