できるだけ機嫌よくいるために、家を「テーマパーク」だと妄想してみた
ある週末。
娘の買い物のために出かけました。
その週は、仕事が少しハード。
土曜日も用事があり、朝から夜まで出かけていました。
その翌日の、日曜日です。
クリスマス前ということもあり、お店はどこもかなり混雑していました。
数時間いただけで、娘もわたしもヘトヘトに。
必要な買い物を終えて早めに帰宅したものの、ほんと~うに疲れていました。
わたしは、疲れると甘いものではなくお酒を飲みたくなります。
この日はもちろん、
「ああ、早く帰ってビール飲みたい!」
と思っていたし、帰宅後すぐに「プシュ」と缶を開けて台所で立ち飲み。
そして、ちょいちょい台所にもどって立ち飲みしながら、家を片づけ、ご飯を炊き。
どんなに疲れていても、帰宅後すぐにぐったりとソファーに座る、ができない性分なので仕方ありません…これだから余計に疲れるのですね…。
その横で、戦利品(買ってきたもの)を開けつつソファーにどでん、と座っている娘。
そんな娘に話しかけられ、疲れきっているわたしは「あぁ」「うぅ」などと生返事です。
だって疲れているから。疲れているとき、わたしは黙っていたいから…。
それを何度か繰り返した結果…娘に怒られました。
娘
「ママのテンションが低くて機嫌が悪いから、せっかく買い物してうれしかったのにママのせいで気持ちが下がった」
わたし
「人のせいにするのやめてほしい。ママは機嫌が悪いわけじゃなくて、本当に疲れてるから黙ってたいだけ」
娘
「疲れてても返事くらいしてよ! 一緒に買ってきたもの開けてよ」
わたし
「そんないっつもにこにこしていられない! 疲れてるんだから! 買ったものは自分で開けたらいいじゃん」
娘
「一緒に開けたいの! そんな風に機嫌悪くなるなら、疲れているから話しかけないでって言ってよ!」
わたし
「ママには、疲れていても黙る権利もないのかい!」
お互い疲れているので、大爆発。
そして、わたしはその日は18時に寝ました…。
考えてみたら、ここ2週間くらい寝不足でもあったので、それがよけいに疲れを倍増させていたのだと思います。
親だって人間だもの。疲れていたら機嫌よくほがらかでいられないこともあります。人間だもの。
とはいえ、家をテーマパーク、娘はゲストだと妄想してみると確かに、キャストのわたしが疲れをだだ漏れにしてはいけなかった…と反省もしました。
家族にはつい、自分の疲れや不機嫌や気持ちが落ちていることをそのまま出してしまうこともありますが、家族だからこそ時には、
「ここはテーマパーク、わたしはキャスト!」
と思い込んでふるまうことも必要なのかもしれません。