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舌打ちされると悲しいよ

タイトルままの内容です。

たとえば、自転車で移動中、横断歩道で前から同じく自転車の人とすれ違うとき。
お互いが同じ方によけてしまい、どちらも通れない、ということが時々あります。

相手は左によけたので、わたしにも左によけてほしかった。
でも、わたしはうっかり右によけてしまった…。

そして、それを回避しようと左によけると、相手が右によけている! 
やってしまった〜と焦るわたし。

そしてついに、

「チッ」

とすれ違いざまに大きな舌打ち。

ああ、舌打ちをくらってしまった!
ひっそりダメージを受けるわたし。

悪気はないのに〜
わたしはたしかにあなたの邪魔をしたかもしれないけれど、あなたもわたしの行く方向へ突っ込んできたのに〜
お互い様なのに〜
と、心の中で反論してみたり。

それでも。

舌打ちをされると、シンプルに悲しいです。
舌打ちされたことそのものよりも、

「あえてわたしに聞こえるように舌打ちをした」

そのあなた(知らない人だけど)の気持ちが悲しい。
と、いう気持ちに毎回なります。

舌打ちは、たった一音なのに、された人にかなりダメージを与える破壊力があるなぁ、と改めて思いました。

考えてみたら、同じ「た行」なのに、
「タッ」でも
「ツッ」でも
「テッ」でも
「トッ」でも
そこまでの破壊力はありません。
むしろ「テッ」や「トッ」はちょっとかわいい感じになりますね。

「チッ」ってやっぱりすごい!

とはいえ、しゅん、としてしまう音であることは間違いないので、できるだけ「チッ」を聞かないように生きていきたいです。