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【観劇記録】2025/01/29 アナと雪の女王@JR東日本四季劇場[春]

さて、今回は年末年始休みのかわりにこの時期に回ってくるまとまった休みがちょうどオフステと一致したので観にきました!
オフステレポは…どうしようかな?記憶力やわやわできっちり書けなさそうなので一緒にダイジェスト版でお届けしようと思います。

本編

交通手段

今回は観劇後も旅行の予定があり、ちょこちょこ移動の予定があったので車で行きました。
東京近郊の予定だったので公共交通機関でもよかったんですが荷物が多い時は車が楽なんですよね。

身支度で時間がかかっちゃったので今回は最短時間の高速使用で。

座席位置

今回は二回席の下手ブロックから。
オフステがなければ前日予約チャレンジしたんですがオフステがあるとあらかじめチケットとってないと応募できなかったので(実際行ってみたら当日参加応募できたのでそこまで気にしなくてもよかったんですが)観やすそうな2階席通路後ろに。

あとやっぱり2階の音響自分好みだわー。
ぱっと見四季劇場海より左右のメインスピーカーが低めな位置だったけど(逆に自分が高い席にいただけかも)しっかり響いてた。
でもアナ雪はなー生オケだしなー前なら前の方が絶対いいよなー。

キャスト&感想

◾️エルサ@中原 詩乃さん
前回12月に観た時より安定感?が増してた印象。
前回はちょっと高音は…くらいの感じだったんだけど今回はそんなこともなく、レリゴーも見さらせぇ的タメもない自分好みのするっと声だった。
ただその分レリゴー最後のロングトーンが暗転前に終わらせてたのはもったいなかった…。

中原さんはオフステにも参加されていた1人だったんだけど、すっぴんというか舞台メイクじゃないとかなり可愛い顔なんだなーと。
メイクであんなに凛々しくなるとは。

今回でやっと?気づいたけどレリゴーの時に舞台版はティアラ投げ捨てないんですね。
三つ編み固定してたピンは後ろにポイって投げるけど。
まあそれがあってティアラ投げ捨てもあったら動作がかぶるもんな。

◾️アナ@荒巻 くるみさん
お初のアナ。というかアナは自分が観る時毎回変わってる。
登場直後は歌よりダンスが強い人なのかなと思ったけど喉があったまってきたのか途中から裏声的声も華やかさと表現力が両立した自分好みの歌で安定してて良きでした。
ただ声がややオケに埋もれ気味かな…?
もうちょっとだけマイク側で音量上げても良かったんじゃ感は感じたり。

というか荒巻さんのセリフ演技部分が良かった。
序盤のハンスとのやりとりとかの、アナの相手とのかけあいというより自己完結するような内容かつ量の多いセリフってどことなく翻訳に振り回された印象を覚えることが多いんですが、荒巻さんはテンパって1人で喋ってる感がなんかすごく解像度高い。
これは…演技力が高いかぼっち経験値が高いかのどっちかだな!どう考えても演技力だよ。

ちょっとしたトラブルとして「生まれて初めて」の最初の寝起き→着替えの部分で、衝立から飛び出てきた直後にお団子の編み込み部分がぽこんと取れて落ちててシーン変更までお団子がすごく小さく簡素になってた。
外れたお団子はアンサンブル登場でテラコッタオレンジのドレスの人が回収してた。
というかあれ取り外し式なんだ…。

◾️クリストフ@南 晶人さん
ごめんなさい二幕のセリフ回しから日本名だけど海外出身の方かと思ったらシンプルにそういう滑舌の人だった…。
前回の笠間さんに比べるとツッコミ属性弱めというか映画版のマイペースクリストフ感があった。
でも外見がオシャレで髭パーマしてます感あったので印象自体は映画版ともだいぶ違ったけど。
外見はアナよりだいぶ年上感あるのに中身はどっこいどっこい感のあるクリストフでした。

◾️ハンス@光田 健一さん
やっぱりポヤンポヤン坊ちゃんだよこのハンス。

悪役…悪役かぁ?感がやっぱり抜けない。
そしてオフステ後に改めて思ったわ光田さん物腰ひっくい。
でも笑いながらいい話ぶち壊す感じが悪意を持った悪役じゃないナチュラルボーン悪役感あったのはちょっと良かった。

あとするっと歌いすぎてあんまり印象ないけど歌上手いなこの人!
なんかビジュ歌ダンス全体的にバランスよくスペック高い。
今日のキャスト全体的にそんな感じだったけど。

ウェーゼルトン@伊藤 綾祐さん
なんか…なんか顔いいな??
でも検索して素顔拝見すると舞台で観たイメージより個性のあるお顔で、記憶ではもっとクセのない顔だったんだけどな…?って首を傾げてしまった。
あとやっぱり四季って小柄男性枠があるんだな。

毎回思うがずっとハンス以上のエルサ絶許派だったのにエルサが制御できた途端にしれっと率先してエルサを受け入れたネームドキャラ面するのに笑う。
確かにそう主張した時はアナもエルサもいなかった時だけどさぁ!
ハンスはチクって道連れにしても許されると思うよ。

雑感

・上でもちょろっと書いたけど今回ダンス歌ビジュ全体的にバランスよくハイスペックなメンバーが揃ってて観劇QOLがとても良かった。

・今回お隣さんが片方は観劇好きな女性とそれに連れられた男性、もう片方は最近ちょっと四季を見だした女性2人組らしく「ミュージカルハマっちゃうかも〜」という初心者組に「いいぞ、""来い'"よ…!」ってなった。

でもカップル組よ、「あれ、この後狼に追いかけられるシーンだっけ?」「いやいや狼は美女と野獣だよ〜」って会話してるのが聞こえた時は「映画版でソリに乗ってるとこを狼に追っかけられたシーン、あるよ…!
そこで初めて知り合って結婚するバカじゃないのか云々のアナとクリストフのやりとりがあるしミュージカルでは『愛の何が分かる』になってるんだよ…!」ってめっちゃ会話に参加したかった。
そんなことしたら不審者じゃんって堪えてた。
でも小さい声は出てた。

・アナ雪、冒頭から雪だるま作ろうの終わりまでのあたりで個人的に泣けるかどうかがメンタルと音響と環境で左右されるけど今回はいい感じに刺さった。
「生きてる 歩いてる!(CVのび太)」でアナ雪ファンは『刺さる』ンすよ…。

・そのかわり(ではないんだが)レリゴー最後の暗転が微妙に噛み合ってなかった?感じで演出パワーがやや減だったかも。

・やっぱりアナ雪の2階席は床と舞台外枠のプロジェクションマッピングがしっかり見えるのでいい席だな。
1階後方より全然好み。

・でも2階席だとオーケンの入場が見えないので人によっては好みが分かれる。まーオーケンだし別に…

・オラフの「夏がきたら」で最後の方に麦わら帽子を上手に投げるんだけど、今日は袖まで届かず舞台隅に立ってるクリストフの足元に落ちてた。
あまりに綺麗に足元に落ちてたからあれそういうやつだっけって一瞬思ったけどちがうな。
泥棒猫が戦利品袋を上に投げあって上でぶつかってそのまま下に落ちるくらいの偶然。

オフステ

ダメだ、全員名前振られてるキャッツ以外じゃアンサンブルの役者さん全然覚えられる自信ない…!
まー一応紙のキャスト表に登場及び席順に番号振ったので誰が出たかは書ける。
でもそれ見ないとキャストボード見ても自信はない。
ダブル大夢だ!と思ったのは覚えてるしエルサとハンスが出てたのも覚えてるけど!

静岡キャッツで初めてオフステ参加したんですが人前にバンバン出てるとは思えない緩さがすごくいい。
マイクに乗せる気ないやろな声量でボソボソ喋っててとてもいいと思う。どう見てもディスってんだろ。
いやちがうんです!本当に思ってるんです!!


バチバチの芸能人ともちがう、職人として「演技をする人」って感じがあるのがいいなーって感じなんですよね。

それはそれとして司会にグイグイ進行する人置いた方がいいとは思う。

今回登場したのは①戸高 圭介さん(司会)②中原 詩乃さん③光田 健一さん④黒田 大夢さん⑤鹿内 大夢さん⑥奥平 光音さん その他スタッフさん。その他スタッフさん?それは後述。

キャッツのオフステの時は全員ガチ私服って感じだったけど今回はトップスがグッズのアナ雪Tシャツ(紺色にシルバーでオラフの絵がプリントされたやつ)で、下と羽織もの系は私服なのかな?
戸高さんが紺ジャケット、光田さんがドラえもんを横に引き伸ばしてボーダーにしたみたいなカーディガンを着てた。どんな表現だよ。
公式に写真が上がってたら見てほしい。
ちなみに戸高さんは頭にエルサのティアラ、胸ポケットにオラフ、片手にスヴェンのぬいぐるみを抱えてた。

あ、舞台は「扉開けて」の時の藤の花と満月が印象的なシーンのやつでした。
オフステの席は5列目上手だったので至近距離で見れて満足。

雑感

・【朗報】前回の感想でオシャレサッカー選手みたいな男性アンサンブルって自分が言ってた人、その1が戸高さんでその2が黒田さんなのを知る。怒られんぞ。
といってもメイクで印象変わるので若干自信がない。

・光田さん、一人称「わたし」で顔の印象通り優しそうっていうか腰低いな!あと日本語に全然訛りも感じない。
長文で考えながらだと文章がっぽいなって思うけど。

・戸高さんからスタートの自己紹介で、役名の代わりに印象的なポジションで説明しながら名乗ってたんだけど戸高さんが「夏がきたら」の上手カモメ、黒田さんが下手ハチ担当とのこと。
これは客席から完全に見えないのでディープなファンの層にもお得な情報だった気がする。
客席みんなも「あぁ〜!」ってなってた。

・光田さん、事前の自己紹介の練習で「光田役のハンスです」って間違えてた事をバラされる。
本番では「サザンアイルズのハンス、役の光田健一です」って名乗ってた。
もしかしなくても間違え対策で言い慣れてるフレーズにしたな…?

・お客さんからの質問をくじ引き形式で箱から引くけどそれを持ってきたり回収したりでちょいちょい出てくる主張の強いスタッフさん。
マスクはともかく舞台に出てくる時にヘルメットはいらんやろ。

・中原さんちょいちょい話の中に出てくる「アドバイスしてくれる先輩」が誰なのか…!教えて!

・お客さんからの「好きなセリフ」という質問で光田さんはオラフの「愛というのは自分より相手を大切に思うこと」とのこと(これは中原さんも一緒だそう)。
自分の中の考えを言語化しながら一生懸命語ってくれててとても良かったけど話を聞いてる間「でもその前後のシチュエーション全部ハンスの仕業やん…?」って思ってた。

そしたら「そのセリフをしみじみ聞きながら脇で待機してそのあと登場して『アナ王女が亡くなった…(神妙な声で)』ってなるんですけど」「素敵だなぁって思いながら…(指差す仕草をしながら)『死刑を宣告する』って…」って言ってふた笑いとってた。完全に滑らない鉄板ネタ扱いじゃん。

・「そろそろ時間で…」となって質問ボックス回収をする主張の強いスタッフさん…改めスタッフさんに扮したアグナル王役の手島 章平さん。
落ちそうになるティアラのせいであまり頭を動かせなくて気づかなかった戸高さんと顔覚えてない初心者の自分とで大体同じリアクション。
初心者に優しくないドッキリだよ…!
戸高さん以外のキャストさん大体は気づいてたしきっと歴戦の四季会員の方も気づいてたんだろな。
ちゃんと名乗ってから登場するの2〜3分くらいなのにめっちゃ喋る手島さん。静岡キャッツのオフステの大井くんより絶対喋ってた。


とにかく完成度の高い美しい舞台の上で繰り広げられる、打ち合わせしてない大学生のバンドのMCのような趣き。そのギャップが最高。
オフステってどういう風にメンバー決めてるんだろうね、当日朝に「よし、じゃあ〇〇で!」って指名されててもおかしくないくらい。光田さんが挨拶練習してたらしいからもうちょっと前なんだろうけど。

バックステージとかリハーサル見学会とかも行ってみたいな。
…休みが取れねえんだよな…………。
まあ、まずは着実に観劇体験を積み重ねていこうと思います。

ただ今現在大散財中の大出費中なのでもうちょっとしたら真面目にちょっと観劇は控えると思います。
近日行くかもなひと作品を観たらしばらくは我慢かな。
どっちにしても映画ウィキッドがあるのでそっちですかね。
めっちゃ期待してるけど刺さらなかったら怖いなー……。

今回はここまで。
ご覧いただきありがとうございました!

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