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【リハーサル見学会】2025/02/12 美女と野獣レポ(うろ覚え)
というわけで本編の観劇記録とは分けてリハーサル見学会のレポを。
メモも取りはしましたがちょっと自分自身の記憶に自信がないので他の方のレポも検索しながら補ってきます。
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リハ見に関しては下手中ほどのブロックが割り振られました。
事前応募ならもっと前方だったんだろうなーと思うとさっさと取っときゃよかったなと後悔しました。
さて、こういう終演後のオマケ要素的イベントはオフステのみ参加経験があり、リハーサル見学会は初めてでしたので何が起こるかマジで想像もつかず。
事前の時間がオフステと大きな差もなかったので内容もそうなのかなー?と思ってたのですが会場入るとすでにスタッフさんが大道具の動きのチェックをしている。
あ、ガチのリハーサル?観客いないテイで進めてく感じ?と思ったら本日の司会進行の矢鳴さんが上手袖から登場。
…と思ったら「皆さま、こんにちは〜!」からの拍手が物足りなかったのか登場からやり直しw
その後の挨拶といい進行といいなんというかトークに安定感のある方でとても安心しました。
後述するけど五所さん「おしゃb…」って口が滑ってて草。
順番に自信がないのでここからは箇条書きで進んでいこう。
・実際のリハーサルに入る前に矢鳴さんが観客に質問。「今回で美女と野獣初めての人〜🙋♀️」→「じゃあ今回会員限定だし逆に10回以上見た人〜🙋♀️」→体感3〜4割手を上げてるのを見て「おぉう…」って引いてて笑う。
初めての人には楽しかったですか〜?って聞いてて10回以上の人には「そんなにリピするなら好きやろ、聞かんでもええな…」ってスルーしてて笑う。
そういえばお隣さんが恐らく歴戦の四季ファンで矢鳴さんのトークによく笑ってらして当然のごとく10回以上観劇で手上げてた。
・「ロングランにあたって大切なのは稽古で、幕が開けてもお稽古をして、実際の舞台を使って四季ではアタリと呼ぶ稽古もする」という解説の後で実際の稽古の様子を再現開始。
曲はビーアワーゲストでした。
・リハーサルの進行で仕切る立場として
ダンスキャプテン…嶺山さん
音楽キャプテン…潮﨑さん、塚越さん
演技キャプテン…山本さん
がまず登場、矢鳴さんがここからの流れを軽く説明して一度退場、実際のリハの一部を披露。
キャプテン達は舞台に立ったまま近距離で見てやるのかと思いきや、よく芝居で演出家がやるみたいに客席に降りて舞台の様子を見ながら指示とアドバイス。
ただ同じ舞台に立つ役者同士なのとリハーサルと銘打った感じなので演出家というよりライブハウスでPAチェックしてる出演者みたいな雰囲気。
・最初は歌のチェック。
お皿の女性陣が最初に登場するところ?場面とコーラスとが一致してないので自信がないけどダンスが最初にお皿の登場するダンスの場面だったからたぶんそう。
ロングトーン主体のコーラスをアカペラで。
歌い始めはスマホのピアノアプリで音取りしてからコーラスのハーモニー確認。
あ〜音取り懐かしい〜スマホ普及前だとどんなので音取りしたのかな小さな電池式のキーボードかなピッチパイプかな知りたいところ(元アカペラサークルの血が騒ぐ)。
メインは潮﨑さんが仕切って進行する感じ、塚越さんが補足や自信が気になった点を追加で指摘(今回はクレッシェンドの最初の小さい声の声の密度を指摘してた)。
まずは踊りなしで、次はお皿を持って踊りながらコーラスワークのチェック。
あ〜リズムを安定させるために太もも叩いてリズム刻むのやるわ〜。
っていうかあの荘厳な雰囲気のコーラスの割にガッツリ走り回る激しい動きだな?
袖に待機してる男性陣はまだしも…いや、ここのコーラス男声はうっすらとだからフォローになってないんだよなあそこ。
・次はダンスのチェック。
ダンスは全然わからないのでほぼ割愛する。
十手…?(後で調べたらバレエの動作?ジュッテってやつみたい)
たぶん最後の大サビのとこ。
ぴょんぴょん飛ぶ動作のとこ、ちゃんとしたステップがあるから気を抜くとただぴょんぴょん飛ぶだけになるよ気をつけてね(今なってるわけではない)的指摘してた。
・そのまま演技チェックも追加。
「人間に戻してくれる救世主に向けたナンバー。
そこに向けた個々の過去が伝わるとより深みが増す。
あとダンス的にはベルと一直線で並んでラインダンスをしてるけど、構図としてはベルがお客でありベルに向けて『おもてなし』をしてるシチュエーションのはずなのでベルへの意識をしっかり向けるとより感動する」みたいな指摘だった。
同じ向きを向いてるけど気持ちはベルに向いてる、は確かにそうだった、言われて初めて気づいた。
・そこまで行った後は実際にオケも流して練習の本番(?)
今回で初めて気づいたけど終盤で花火が出るあたりの「ボンッ」という音、普通に花火の着火音かと思ってたけど今回音は鳴れども火花は出ずだったのでもしかしてオケの時点で入ってる音?
・ラストまで通した後各キャプテンからの総評がありリハーサルは終了。
・続いてオフステと同じくちょっとした質問回答コーナー。
矢鳴さんが再登場し、他にも回答してくれる役者さん達3名を呼んでくる。
今回は白石さん、五所さん、菊池さんの3名。
登場した後は「せっかくならもっとお客さんと近いところで」って言って舞台から降りて客席の前に移動してた。
最前列の人羨ましい…!
自己紹介プラス矢鳴さんからの一言コメント付きという感じ。白石さんには「長い!」と答え(白石さんは「照明の関係でそう見えます」と謙遜(?)してた)、五所さんには「我らがアイドル、真理子様!って言ってた。菊池さん(アワーゲストのアクロバティック絨毯(マット?)の人)には「アクロバットの人でエアロビクスの大会優勝したんだよ〜✨」って言ってそのまま踊ってって無茶振りしてたw
・1つ目の質問は「個性豊かなキャラクターを演じる上で意識していることは?」という質問。
それでどう答える?ほらほら〜って矢鳴さんがお三方に振って白石さんが「え、挙手制!?」ってツッコんでた。
そのまま白石さんが回答「ルミエールは手が蝋燭になってるんだけど、特に今のアンフィシアターは半円状の形でよりいろんな角度から見られるので手をそのまま横に上げると角度によって顔と被って見えなくなってしまう。
素敵なお衣装を着せてもらってるのでそれが映えつつ綺麗なシルエットになるよう背中をグッと反らして胸を張って思った以上に自分の後ろ側に持っていく。お衣装まで着た状態で鏡でチェックしている」
実演してくれたがやはり超綺麗……衣装の分身体のラインが隠れてたのが稽古着だと超分かる…。
・2つ目は「リハーサルではどんなことを意識している?」これは矢鳴さんと目が合った五所さんが回答。
「アンフィシアターは他の劇場と響きが違うので、必ず一度歌ってアドバイスをもらって修正する」
そこから「ここまで円形の劇場ってあったっけ?」という会話に。
張り出してる形はあるけどここまでのはないね〜とか形がちがうから稽古の感覚でパッと立つと全然ちがう方向向いてた〜とかそんな話だった気がする。
・3つ目は「リハーサルでチェックするところは前回公演して気になった部分やキャストの入れ替えで変わる?」これは菊池さんが回答。
「色々あるけどリハーサルは挑戦の場だと思ってるので、思いっきりやってみてやり過ぎたなと思ったら修正していく」
そこを引き継いで矢鳴さんが「これだけ(隣の白石さんと自分を比較して)体格がちがうと一歩の長さもちがうので修正必要ですよね〜。」って言ってた。
・4つ目「舞台が暗転した時は何を目印に移動してますか?」これは順番が回ってきた白石さんが指名されかけて「あ、これ完全に順番なんですか!?」ってツッコんだら菊池さんから戻っていく方式に決定w
「そうですね、歩数とか…」って答えて他の役者さんたちが「歩数…?」「歩数数えてるの…?」ってザワついてたのでたぶん一般的なカウントではないっぽい。
一応正式なのは床に蓄光テープがあったり袖はスタッフさんが目印のライト持ってくれてるのでそれを頼りにとのこと(菊池さんは目が悪いらしいので蓄光テープが見つけられない時があるので歩数を念のため、って話だった)
・5つ目は「お城の召使として魔法にかかってしまうとしたら何の家具になりたいor何になると思いますか?」これは五所さんが回答。
「こういう話たまに矢鳴ちゃんとするんですけど、お互い自分のことって分からないからなんだと思う?って聞き合ってました。
矢鳴ちゃん曰く私(五所さん)は『噴水の…銅像』(矢鳴さんの銅像ポーズ付き)」客席からは「そこ!?」っていう笑いが出てた気がするw
「で、矢鳴ちゃんは見ての通りおしゃb…」と口が滑っててまた笑いがw
「トークが!トークが上手なので!」って言い直しつつ「周りをパッと明るくしてくれるので照明(ムーディなやつじゃなくてたまにアクセントでパパパって光るやつ)」って答えてました。
・6つ目「ほっこりした話を教えてください」これは白石さんが回答。
「今僕とコッグスワース役の村さん、ルフウ役の山本さん、ガストン役の大家さんで楽屋が一緒なんですけど、よく考えたら全員福岡県人なんです!でこないだハッと気づいてじゃあ方言丸出しで公演したらどうなりますかね〜って話で盛り上がりました」ってお話。
・7つ目…のところでゲート3のところでタイムキーパーをやってたスタッフさんからの指示でこれがラストです〜私はまだ続けたいんですけどね〜って言いながら最後の質問「リハーサルの際は自分の登場しないシーンは見ますか?」ここで白石さん、五所さん、菊池さんの団結により矢鳴さんが答えることにw
「もちろん見てます!出てないシーンでも繋がっているので、(矢鳴さんはガストンガールズの1人)ただ「ガストーン」って言うのじゃダメで気持ちをちゃんと作って「ガスト〜〜ン💚」って言わないと!」とのこと。
書いてて気づいたけど質問はリハの話だけど矢鳴さんの話は本番の話っぽいな。
ここで質問タイムは終了。矢鳴さんが「最後私で大丈夫でした!?」って言ってましたけどトークの上手い司会のお姉さんってだけじゃないぞってのがちゃんと分かって良かったですw
・最後に矢鳴さんがアンケートの案内を。
「皆さんお手元にある紙にQRコードがあるので回答お願いします!明日の10時までですけど寝て起きたら 絶 対 に 忘れるので!すぐ!今日中に答えてくださいね〜!」とのこと。
分 か る。
そんな感じで終了でした〜。
記事として書くために細部は盛ったり想像で穴埋めしてると思うので雰囲気だけ感じてください。
個人的にはアカペラで聴かせてもらったコーラス部分が、恐らく音の感じからシンプルなコードの中の3度5度の和音じゃなくてぶつかるような音があったと思うんだけどそんなん踊ってる人に歌わせんの!!?ってびっくりした。
不協和音(正しい意味の方)って「合ってる?これ合ってる?正しい?」ってなるから面倒なんだぞ!!!ってなりました。
そして観客がいるからマイルドになってるかもしれないけどファミリーの結束感とか仲の良さとかも感じられて良かったです。
リハ見やオフステなんかはなかなか参加できないですが、こういうチャンスがあればまた是非参加したいものです。
それでは!