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雪国秋田の伝統漬け物いぶりがっこ
皆さん「いぶりがっこ」をご存知でしょうか。
秋田や他の地域には、その土地に縁のある人にしか分からないような
ご当地グルメがたくさんあります。
地元の人にとっては古くから親しみがあるものでも、縁のない人からすると
名前すら聞いたことがないような食べ物という場合も珍しくはありません。
おむすび定期便6月の食材でもある
秋田ご当地グルメのひとつ「いぶりがっこ」をご紹介します。
保存用の干し大根が凍ってしまうのを防ぐために、大根を囲炉裏の上に吊るして5日間ほど燻し、米ぬかで漬け込んだ雪国秋田の伝統的な漬物。
燻製にする点を除けば沢庵漬けと似ていますが、囲炉裏火の煙で燻されるため
表面に茶色あるいは黒い色が付き、味も燻製の香りがついた独特なものになります。
秋田の方言で漬物のことを「がっこ」と呼ぶことからその名がつけられました。
いぶりがっこは、同じ大根を使った漬物「沢庵」とはまた違った風味と旨味が感じられます。
燻製の香りが口の中いっぱいに広がり、コリコリパリパリとした食感です。
ご飯やお茶はもちろん、日本酒やワインなどにもとても良く合います。
おむすび定期便で「いぶりがっこ」を使ったアレンジレシピを紹介しています。
これから夏のキリッとした日本酒が出回ってきます。組み合わせバッチリな味わいの料理でお召し上がりください。