【秋田】なまはげの聖地へ②
なまはげと言えば男鹿半島!
秋田県には男鹿半島以外にもなまはげ文化あるし、
全国にも似たような文化もある。
だいたい共通するのは、鬼みたいなお面をかぶり、
村人たちのお宅を訪問して疫病除け、その年の幸せを願ったり、厄落としをすること。
さて、まずは男鹿半島へ向かい、真山神社へ!
ここの神社はなまはげのご朱印帳があるので、
それを買うためにも行った!
真山神社は武野内宿禰が男鹿半島へ立ち寄った時、
国土安泰や武運長久などのために建立したらしい。
平安時代くらいになるのだろうか。
真山神社の空気は凛としていて、心地よい。
というか男鹿半島全体が優しい気がして、
車で走っていると気持ちが暖かくなった。
景色が良く、天気も良かったからね。
真山神社は海上安全の守護神としても崇拝されているらしい。
さて、真山神社参拝後はいよいよなまはげへ会いに!
男鹿真山伝統館へ!
お待ちかねのなまはげと対面!
こちらではなまはげ習俗学習講座として、
30分おきというスケジュールでなまはげの実演がある。
と、その前になまはげのことを少し学んだ。
学んだ、っていうか色々な種類があるんだな、とか
地区によってこんなに違うのか!と驚いたね。
真山地区のなまはげにはツノがないとのことだ。
せっかくだからなまはげになってみた。
なまはげを夢見てきたから…。
自分なりに推しのなまはげ探してみたけど…。
これかな?
なまはげ体験
昔ながらの日本家屋に集まり、そこでなまはげの再現ショーがはじまった。
茅葺き屋根で、柱や襖がススで黒くなっている。
撮影はフラッシュ、三脚でなければ可能。
そして始まります!と言われて油断していると、
大きな声をあげてなまはげが登場した!
これにはビックリして、子供も泣いていた。
けれどなまはげは日本語が通じるので笑、
そこで1年の報告を家主から聞いたり、
お酒を飲んだりおもてなしをされながら
家々を周り歩いている。
真山地区の場合、年末に真山神社で祈祷を受けたなまはげが、家をまわっていく。
なまはげが家を周るルールとして
2人のなまはげと1人の案内人のグループで行く。
一応、案内人が家主に「家になまはげが来てもいいですか?」と許可を取ってから家に入るみたい。
病人や妊婦さんがいる家は行かない。
家に来たなまはげには1年の報告と来年の目標を話すそうだ。また、悪いことしていないか?と確認されて、怠け者は怒られるとか笑
名物のババベラアイス
てっきり「バラ」から取った名前かと思いきや、
おばちゃんがヘラでアイスをすくうから、
ババベラアイスと呼ばれたらしい。
せっかくなので食べてみた
あじさいが綺麗なお寺へ
男鹿半島にある雲昌寺というお寺へ行った。
あじさいがちょうど見頃で、綺麗だった
男鹿半島をドライブ!
なまはげに会えて、紫陽花も満喫したので
男鹿半島をひたすらドライブ!
男鹿の道の駅でお昼ご飯
海の幸を食べた!
秋田県立博物館へ
なんとこちらの博物館は入場無料!
秋田の自然を学べるコーナーには、植物、鳥類、動物、昆虫などの展示もあったし、
歴史の展示には縄文や平安の仏教文化、戦国、江戸など幅広く展示。
なまはげ太郎は縄文好きなので、写真を撮ったのは縄文コーナーばかり。
そして翡翠はやっぱり新潟県の糸魚川から来ている!
「やっぱり」だと?と思うだろう。
いずれ糸魚川の旅も記録する。
日本の遺跡で見つかる翡翠は糸魚川産が多いのだ。
青森の三内丸山遺跡でも糸魚川産の翡翠。
翡翠といえば糸魚川のイメージ。
狩りばかりで原始的な生活をしていた縄文人たちが、高度な航海術が必要とされる海をどうやって渡っていたのか?
今はGPSがあるから方角は分かるし、動力もエンジンがある。しかし当時はそんなものないよ。
果たして縄文文明は未熟と言えるのか?
かなり水準の高い航海術があったんじゃないかな。
その辺の池を渡るのとは訳が違うからね。
さらば秋田!
さて、秋田を楽しんだので東京へ帰る。
なんと帰りの新幹線を東京発で予約してしまうというミスを犯したので、1時間後の新幹線で予約を取り直すハプニングが発生!
せっかくなので駅弁を堪能した。
秋田の旅は以上!