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規則!規則!規則!:第2回点訳講習会~点訳講習会受講記録④

2回目から、本格的にスタートです!!

全体の流れ

進め方

テキストを輪読→先生が解説
1時間くらい経ったところで、少休憩
後半が始まる前に、次回の宿題を聞く。
提出した宿題は、職員が添削したものを、この時間に返されることが多い。

持参物

・テキスト

・ノート
(テキストに書き込むことも多い…)
・筆記用具
・点訳問題集(コピーしたものをいただいている)
(宿題は、基本的に、この問題集を点訳すること)

点字盤は、講座中に使うことはないので、持参しなくても大丈夫です。
と言われたため、私は持参していない。(テキストやノート、貴重品を入れたかばんを持っているだけで、疲れる)

勉強内容

基本的な仮名遣い

指点字を勉強していたころには、
「う」がつくものは、「ー」で打つ。と覚えていた。

だが、点訳のルールに従うと、そうでもないらしい。
「動詞」は伸ばしたら、いけないものが多いらしい。(ここも細かい規則がある)

現代仮名遣い以外

古典や漢文以外の本であっても、それらが挿入されていることがある。
古典はまだまだ先だと思っていたため、初期に出てくることが以外だった。

外来語・外国語

原文の表記に沿って、書くことが原則である。
だが、独特の表現をしている場合などは、現代の日本語の仮名遣いに直すこともある。

その他

点字は、規格の決まった6点でしか表記できないことは、以前の記事で述べた。

私たちが普段、読んでいる本の中には、
「やったぁ~~~」の表記ひとつとっても、
長音を波にして、太字にして、フォントを大きくして、書体を変え…
などができる。

だが、点字ではできない。
原文の通り表記すると、あやうく別の単語になってしまうことがあるため、要注意だ。

変わらない基本

単語の読み方に忠実に
これはどこまでいっても変わらない。
私は、電子辞書も持参している。

活字本(今後墨字と表記するかもしれない)でできることが、点字本ではできないことも多くある。

それを解決する手段として、私たちは、点訳の規則を学ぶ。
頭を抱えながら、仲間と相談しながら、よりよいものをデータ化できるように頑張るのだろう。

点訳を学ぶことは、日本語を深く知ること。
本や街中で、読めない文字をどう読むのだろう、どう伝えるのだろうと興味を持つこと。

手話を学ぶ時にも、手話を学ぶことは、日本語を学ぶことなのだと教わった。
手話は独自の文法や個性を持つ言語だ。
口語体の日本語にはあっても、手話にはない表現はたくさんある。
どう表現したら伝わるのか、日常から、考えること。

点字と手話、違う言語でありながら、似たものを感じる。

どうやら、私は、日本語について、造詣を深める世界へ道を進めているらしい。

※テキストp16~p27

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