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「外字符」と「外国語引用符」の使い分けを理解する:第5回点訳奉仕員養成講座会~点訳奉仕員養成講座受講記録⑦
今回で、第2章「語の表し方」が終わりました。
今回も復習note、始めます!
(『点訳の手引き』p45~p55)
アルファベット
符号がなくても、きちんと読んでもらえるか
アルファベットの点字は、五十音と被っている。
そのため、外字符や大文字符を前置する。
区切りをはっきりさせる必要性がある。なぜなら、別の語句になってしまう可能性が多いから。
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都度、第一繋ぎ符を用いて、アルファベット表記が終わったことを示す(マス開けの場合もあり)
(数字は、ア行とラ行で構成されているため、それ以外のカナが来る場合は、第一繋ぎ符が必要ない)
マスあけが必要な文と必要ない文
必要→助詞・助動詞
必要なし→仮名とアルファベット
アルファベットと数字
(ただし、省略符としてのピリオドがついている時はマス開けが必要)
アルファベットで書かれたもの
アルファベット(ローマ字含む)で書かれたものは、外国語引用符を用いる。(外国語引用符内は、英語点字の表記法に従う)
日常生活を振り返れば、
日常会話でも英単語を使っていたり、
歌詞の中に挿入されていたり、
いろんな場面で使われている。
外国語引用符の中は、
なぜ、外字符がないのか不思議に思ったが、
外国語扱いだからだと理解した。
マス開けしても、外国語引用符を閉じるまで、外国語であることの効力を発する。(マス開けした後の大文字は、大文字符のみ必要)
日本語だけど、表記がローマ字
ローマ字で書かれていても、
外国語引用符を用いる。
日本語の特性上、ローマ字の上に、長音符が来ることがある。
その場合は、アルファベットの次に、アクセント符を用いる。
考えてみれば、
標識などを始め、ローマ字表記で、
書かれているものの多い。
人名
原文の書き方によって対応が異なる。
すべて英語の場合は、外国語引用符。
仮名が含まれている場合は、外字符+大文字符。
そして、一単語ずつ、マス開けが必要だ。
分かち書き
分かち書きの仕組みを知りたくて、点訳奉仕員養成講座を受講した。
分かち書きが第3章にくるほど、その前に覚えるべき規則が、たくさんあることを実感している。
漢字仮名交じり文ではないことの弊害
仮名文字体系の点字では、一定のルールに従って分かち書きを行わないと読みにくいばかりではなく、正確に意味が通じない。(p50)
「文節分かち書き」
点字の分かち書きの基本である。
便宜的に助詞の「ね」や「さ」を挿入して、意味が変わらない場所が、分かち書きをする目安になる。
私は、ひたすら、「ね」や「さ」で区切れるところで、分かち書きをしていた。
意味が変わらない場所以外も、分かち書きをしていた。
自立語
名詞・代名詞・動詞・形容詞・形容動詞・連体詞・副詞・接続詞・感動詞は、一般的に自立語として扱われ、前を区切って書くことが多い。
付属語
助詞・助動詞は、付属語として扱われることが多い。付属語は、自立語またはほかの付属語に続けて書く。
付属語が3つあれば、書くことになる。
形式名詞
実質的な意味が薄れたものの名詞のこと。自立語に分類される。
形式名詞の単語であっても、助詞や接尾語の役割を果たすものは、付属語の扱いになるため、注意が必要だ。
まとめ
だんだんとつまづき始めている…と感じているこの頃。
自信も失いつつある。
「打って打って打ちまくるしかないんだろうな」
と思う反面
「規則の振り返りも必要なのかな」
と、相反する思いを抱いている。
講義内容
日常生活を振り返ると、英語だけでなく、ローマ字で書かれているものは多い。普通に、日本語の中に英単語を使うこともある。
思っていたよりも、使う場面が多いのかもしれない。
ルールは難しい。
でも、思っていたよりは、なるほど!と思えた。