いつかまた私が迷ったら、背中を突き飛ばして、フレディマーキュリー
ボヘミアンラプソディーを観てきた。2回目だ。最高だ、命を2人分もらったような気がする。
一昨日、初めて観たときは魂をぶち抜かれた。全く言語化できない、体の芯を全て持っていかれたような、身体の中が空洞になったような感覚。
圧倒的な存在を目の当たりにし、痺れ言うことを聞かない身体。思考も何も働かずただひたすら走りたくて、帰り道にジムで全力疾走した。
それが、一昨日。
2回目の今日は、少し違う。
どうして、この言葉を選んだんだろう？
どうして、そんな表情になっている？
わかったつもりでいたことが、次々疑問に浮かぶ。頭にハテナを浮かべながらも、映画は続いていく。
きっと何回観ても、違う角度から教え、新たな方向へ観客を導いてくれる作品なのだ。
自分の魂を揺さぶるようなものは、そう簡単には出会えない。世間が評価しても、自分にヒットしないものが沢山ある。
ボヘミアンラプソディーは、私の人生を変えてくれると思う。トラウマともう1度対峙する、このタイミングで出会えたことは、この上ない幸運だ。
いつか私が、自分を見失ったら。
そのときはまた、背中を突き飛ばして、
フレディマーキュリー。
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