ヒョロガリ引きこもりアラサーOLによる、リングフィット効果レポ

リングフィットアドベンチャーをこれから始める・買うか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

前半はさくっと、後半は詳しく書いていきます。

■筆者ステータス

・BMI下限スレスレのヒョロガリ、軽め喘息もち(小児喘息〜咳喘息)
・運動習慣があったのは中学(テニス部)まで、かつ当時ですら筋肉ゼロ。
・ゲームは1日3-4時間。
・幼少期から肩こりが重く身体の歪みが半端なく、どこの整体に行っても「この身体でよく生きてこれましたね」「毎日生活するだけでも辛くないですか?」と言われる

■始めたきっかけ

・ちょっとした風邪でもすぐに呼吸器に違和感を感じる。
・毎年行っている野外フェスで、立ちっぱなしでいられる継続時間がどんどん短くなっている。
・デスクワークで肩こりと腰痛が慢性化しててつらい。
・お洒落OLが着てるノースリーブの服を着たい。

■効果

※購入から4ヶ月、平均して3日に1回ほどプレイしています。
※1回のプレイ時間は15分〜1時間です。気分次第。

①腕:棒のようだった腕に、視認できるほどの力こぶができた(嬉しい!)
②腹筋:縦に1本線が入った。土台?というか、全体的にモリっとした。
③脚:ヒラメ筋が異様に発達した。
④体幹:電車でつり革なしでも余裕で立っていられるようになった。腰回りに筋肉がついて、スーツのスカートがきつくなった。(嬉しい誤算)(テレワークでよかった…)
⑤その他:慢性的な肩こりや腰痛が軽減した

前述の通り、私は現役運動部のときですら筋肉がつかないヒョロガリだったので、「目に見える筋肉がある」は人生初の快挙です。


 ---ここからやや文章が長くなります---

■リングフィットのすごいところ

①引きこもり系ゲーマーにこそ刺さる!
初見の方が面白い要素がたくさんあるので詳しくは書かないのですが、普段からゲーム(特にRPG)をやっている人にはバリバリに刺さる仕組みができてます。「え、それも筋肉使うの!?!?笑」みたいな。

リングフィットを起動するときって、「運動しよう」というより「ゲームしよう」って気持ちなんですよね。だから、普段からゲームすることが習慣になっている人にこそ、かなりハマりやすいと思う。

②ジム通いによるちょっとしたストレスが無い(女性向けの意見)
ジムにちょっとだけ通ったことがあるんですけど、ジムでのトレーニング自体はともかく、特に女性はその前後の面倒が多すぎるんですよね。(自宅とジム間の着替え、シャワー、タオルや靴の替え、その後の保湿やメイク、それに伴ってどんどん増えていく荷物…)

私はこのあたりの面倒に耐えきれなくてジムが続かなかったのですが、家でリングフィットすれば荷物は何も用意しなくて良いし、運動が終わった直後に家のシャワーを浴びれるので、上記のような小さなストレスの積み重ねが皆無なところが続く理由の1つになっています。

■リングフィットを初めて変わったこと

①身体を動かすことが楽しくなった
毎日、じゃなくても少しずつ運動を続けること、そしてその成果が目に見えてくること、この繰り返しで、今まで嫌いだった運動が楽しくなりました。育った筋肉が愛おしくてたまらず、よく鏡の前で二の腕をモリっとしたり、無駄にスクラブで肌を磨いたりしております。笑

またゲーム内でも「効果が分かるよう、たまに身体をよく見ましょうね」みたいな促しをしてくれます。ホスピタリティに溢れているね。

②卑屈だったおしゃれ精神がちょっと前向きになった
ヒョロガリあるあるだと思うんですけど、とにかく身体のラインが出る服・胸元が見える服・腕が見える服は避けたいんですよ。全然きれいに着こなせないから。
なので、クローゼットにあるのは緩くて楽で肌の出ない服ばかりだったのですが、今年は思い切ってノースリーブの服を何着か買ってみました。「着たい服に合わせて体型やメイクを変えよう、チャレンジしよう」と思ったのなんて、本当に何年ぶりか…!

まだまだ理想の着こなしには遠いですが、何か目標があるだけでもすごく楽しいです。

③身体の痛みに気をとられない幸せ
新卒からずっとデスクワークなのでとにかく肩と腰は慢性的にやられっぱなしで、元の体質もあるのでずっと諦めていました。なので、仕事しててもプライベートでも「あー身体が痛いなぁ」ってずっと思い続けてる状態。

慢性的に痛みがある状態から開放された今、当時を振り返ると中々異常だったような気がします。たった数ヶ月の軽い運動でも解消できる痛みを、10年弱もずーっとずーっと背負っていたなんて…

「身体が痛いなぁ」「マッサージ行こうかなぁ」「でもこの前行ったばかりだしなぁ」とウジウジ思考ばかりだった時間が、今は「肌にいいあの野菜食べたいなぁ」「プロテイン試してみようかなぁ」「新しい服欲しいなぁ」と考える時間に変わっています。実現できるかはともかく、ポジティブ寄りなことを考えていられるの、すごく幸せ!

■これから始める人に、どうしても言わせて欲しい

リングフィットを習慣化できなくて辞めてしまった友人も周囲に多いです。
原因はみんな共通で、「最初に設定する運動負荷の設定が高すぎて、リングフィットが習慣化する前に挫折する」です。
※運動負荷 = 身体にかける負担の強さ。負荷を高くすると、ゲーム内で求められるスクワットの回数が増えたり、腰を落とすキープ時間が長くなったりする。

なので、これから始める人は、絶対に「運動負荷を最低値にしてスタート」してください。あなたがデフォルトマッチョで無いかぎり、リングフィットは「運動」ではなく「ゲーム」です!
”身体を動かすことが楽しい"と感じられるようになるまでは、リングフィットは「ゲーム」として楽しみましょう。

この記事を読んでくださった方のリングフィットライフに、もしくは筋トレライフに、少しでも貢献できますように!ビクトリー!

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