時間にルーズな人が苦手という話。
■時間の価値観が違う人と合わない
6年間勤めた会社を退職した。
給与も労働条件も、会社規模も決して悪くなかったが、辞めた理由を聞かれれば「時間を守らない人が多かった」と答えるだろう。
・期限が決まっていることは、遅れそうと思った時点で連絡する。
・予約した時間を過ぎたら会議室から退出する。
・会議は延びそうだったら、延びた分をどうするかを明示する。
上記のことが出来ない、というか、やらなくても互いに困らないという人が圧倒的に多かった。
期限に遅れたら終わるまで、会議が延びたら延びた分だけ、残業すれば仕事は終わる。確かにそうなんだけど、お金の計算が大好きな私は「そのダラダラやってた会議の残業代、5人分を会社が払うの?なんで?」と思ってしまい、そのほかにも時間に対する考え方で合わないと思うことが多く、辞めてしまった。
■遅れることは遅れる前に教えて欲しい
私はプライベートでも時間について結構めんどうなタイプだと自覚していて、例えば16時に駅で友人と待ち合わせしているとしたら、電車に乗ったらその時点で「間に合うか、間に合わないか」「間に合わない場合は何分くらい遅れるのか」を連絡して欲しいのだ。
遅れることに対しては怒らないけど、「絶対遅れるって分かってたのに、しかも連絡する余裕もあるのに、事前に遅れることを連絡してこなかった」ことに対してすごく苛立ちを感じてしまう。仕事でも同じく。
■何にストレスを感じるかが根本的に違う
私は待たせることにも待たされることにも多大なストレスを感じるタイプなのだが、前職の人達を見るに、待たせることにストレスを感じないタイプの人は、待たされることにもストレスを感じない(人が多い)んだろうなぁと思う。
塵が積もるように少しずつたまったストレスで体重が目減りしていき、BMIが危険水域に入った時は、我ながらストレス耐性の無さに笑ってしまった。
■似た人に囲まれて楽になれた
人間関係って、学歴やら趣味やら、年を経るごとにどんどんフィルタリングされて似た人が残っていくなぁと常々思うんだけど、私にとってはそれが「時間に対する価値観が合う」っていうフィルタだったなぁと思う。
今の職場の人達はかなり時間にストイックな人達で、仕事をするうえでのストレスが殆ど無くなったし、親しい友人も、時間に関する連絡がマメな人が多くなった。
転職して2年、体重もしっかり元に戻りましたとさ。めでたしめでたし。