埼玉県立高入試・解答速報記事への出稿状況
(またも寝かしつけ寝落ちで更新途絶える…やはり朝更新のほうがよいか…?)
2月28日に実施された県立高校入試。翌日の新聞で別刷り特集が出ておりました。気になったので下段の広告出稿状況を見てみました。
1面(国語)→銀行
教育ローン+ガン保障付住宅ローンの紹介でした。確かに合格が見えたら次は入学手続き、教育資金に目が向くタイミングで地元銀行が広告を出すのは有効なように思えます。
2面(国語)/3面(数学)
→通販・ギャラリー・公益財団法人
正直、ここは入試とあまり関係がないところが出稿しているな、と。我が子の合格でホッとしたお父さんがカメラや腕時計、油絵に手を伸ばす…なんてことがあるのか??
4面(社会)→バス・制服
バス定期&制服。前面と打って変わって入試に寄せてきました。合格・入学を見据えた前向きな内容です。
※5面(社会)は出稿無し
6面(理科)→私立高校ガイド・進学予備校
ガイドのほうは「行きたい学校を見つける私立高校ガイド」ということで、予備校ともども、新高3生向けの広告となっています。
7面(理科)→私立校ガイド
こちらは隣と違い「これからでも受験できる私立校ガイド」ということで、高3生(現受験生)が対象と思われます。通信制やサポート校を掲載。
8面(英語)→きもの着付教室
これは通販広告よりも必然性が…入学式に着物を着ていきたい母親向け? 英語は注目度高い気もするのですが…
※9面(英語)は出稿無し
10面(解答と配点)→公開テスト・通信教材
ここだけ4色。1面よりもこちらのほうが読まれるでしょうから、いちばん広告費も広告効果も高いと思われます。いずれも中身は高校生ではなく中学生を対象としたものなので、「少なくとも解答記事は、中2生が来年の本番を見据えて読む」という想定での出稿。新高校生を意識していると思われる銀行やバス・制服系とは異なる戦略です。果たして…?
以上です。新聞広告の価値は相対的に下がっていると言われていますが、まだまだ入試速報系の記事はニーズがありそうですし(特に県立高校入試はセンター試験ほどネット速報が進んでいないと思われ)、出稿する意義はそれなりにあるのだろうな、と。