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Excelオンラインでマクロ使えるようになったけどGoogle App Scriptでもいいのか?について

こんにちは!8月になりました。今年はまだ5ヶ月あります。夏休みの方もあと30日弱は時間があるのではないでしょうか。いまできそうなことから手をつけてみるようにしましょう。

そういえば最近、ExcelオンラインのMicrosoft365 Business以上契約に限定ですがTypeScriptというスクリプト言語でマクロが利用できるようになりましたね。罫線を引いたり、セルに入力したり、背景色をつけたり程度ですが便利になったのかもしれません。個人利用のPersonalプランだとまだ利用できませんので、同じようなことを使用と思うとGoogle App Scriptのほうがよいでしょう。

Google App Scriptは既に10年以上の歴史になったようですので、スプレッドシートに限らず利用することができます。こちらもいつの間にか「マクロの記録」機能も増えていますし、個人利用においてはExcelに遜色ないのではないでしょうか。またメールなどとも連携できますし、ウェブアプリのように動作させることもできますので用途はExcelオンラインのものよりはるかに広いです。ただ、ここも歴史が長いため商用利用→個人利用と拡大されてきたことを考えますとExcelのほうもいずれ個人利用ができるようになるのではないかと思います。

いずれの場合も、ローカルのファイルを大規模にどうこうしようということにはまったく向いていません。そのため、いまでもVBAが現役を続けていると思います。そのかわり、ExcelオンラインのほうはPower Automateとの連携ができるようになっています。ワークフローにあわせてExcelブックを更新する、またはその逆というような使い方もできると思いますので、工夫次第ではないかと思います。

個人的にはごく小規模のビジネスでウェブアプリのようなものを公開して業務に活用しようとお考えであれば、現時点ではGoogle App Scriptのほうがおススメだと思います。ただし、多少なりとも開発をする必要が出てきます。どんなものをどんなふうに動かしてビジネスをしていきたいか、ということをまず考えたうえで開発できる方を探すか、自分でやってみるかということになるでしょう。逆に、大規模なビジネスで企業がMicrosoft365を契約していて、それを使ったほうが安全安心ということであればPower AutomateやPowerAppsなどと組み合わせてExcelオンラインを活用したりVBAを活用するほうがよいでしょう。

とりあえずデータ管理がしたいというだけであれば数千件くらいまではGoogle App ScriptでもExcelオンラインでもよいと思います。それを超えてくると、データベースがほしくなりますので、そういったサービスを探すのがよいのではないでしょうか。macが多いようでしたらFileMakerなんかも老舗ですしよいと思います。サイボウズのKintoneなんかもいいですね。

久しぶりにExcelオンラインを見ていて思い出しましたが、そういえばこのようなアドインがありましたね。

これを使うと、個人利用でもオンライン上でコードを書いて自動化することができました。すっかり忘れていたので、覚えている方は日常的に利用している方だと思います。これはこれで便利かもしれないですが、用途に合致しているかどうかですね。

小規模なうちは「つくらない」のが最善だと勝手に思っています。少しでもデータ更新がつらいな、と思うようになったらそこが分岐点でしょう。ウェブ検索すると技術力の高い企業さんがたくさんそうした情報を露出してくださっています。倣うことができるかどうかはチームを見渡してみて考えてみてください。

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