だれかビジュアルプログラミングでiOSアプリを開発できるサービスをつくらないのだろうか
こんにちは!なるーらぼです。もうすぐ3月ですね。あっという間に今年も1/6終わってしまいます。年始に目標を立てたかた、まだあわてなくても大丈夫です。いま始めたら間に合いますよ!
さて、今回はパワポから離れまして、別のお話を投稿します。何と言いますか、個人的にモヤモヤしているところがありまして、先日も投稿したKodularというサービスにまつわるお話です。あの投稿のあと、わたしの息子用にランダムに足し算の問題を出すアプリをつくりまして、自分でテストしていました。エミュレータを使ってポチポチして「ああ、なんとなく動くな」と思ってそのときは終わりました。その後、やはりよく使うのはiPhoneだなと思ったのですが…iOS用のアプリとなると、途端に山のような高さのハードルになります。見たところ、Kodularにあたるようなサービスがなさそうなのです。このサービスの派生元になっているMITのApp InventorもiOSのサポートを試みているような記事は見つけたのですが、それが2019年でした。やはりMacが必要なのですね、いまのところ。
世界的にみると、iOSに比べてAndroidのシェアのほうが大きいので自然なのだろうと思いますが、日本では少し様子が違いますね。Chromeブックが普及して、Androidアプリ利用者のほうが多くなればKodularでつくるということがもっと増えるかもしれません。ビジュアルプログラミングで、かつブラウザがあれば開発ができるという点ではKodularがぶっちぎりなのかもしれない、ということではあります。もちろん、monacaなどブラウザベースの統合開発環境をもったサービスもありますが、ビジュアルプログラミングではありません。
BlockyというかScratchみたいなものからテキストベースのプログラミングへは、一足飛びには行くことができないと思いますが、その間を埋めるようなものがいまのところないということですね。
脱線しますが、MicrosoftにMake Codeというサービスがあり、ビジュアルプログラミングで学習することができるというものがあります。これまた面白いものなので、興味のある方は遊んでみてください。
このサービスではブロックによるものを表示切替してJavaScriptとPythonでも記述していくことができるので、ビジュアルベースとテキストベースの橋渡しになりそうな気がします。ただ、これは実際のアプリにはなりません。これがiOSアプリにできたりするとすそ野が広がりそうな気がしますが、難しいところですね。
ひとつ注意点をお知らせしておきます。このサービス、「マインクラフトでプログラミングをはじめる」というような箇所があります。非常に興味をそそりますよね。こちらでプログラミングをするまではブラウザだけで大丈夫ですが、実際に動かしてみようとするとMinecraft for Windows10と接続用のアプリのインストールが必要になります。つまり、Windows10限定となるということです。残念。
詳細は以下のURLをご確認ください(英語サイトです)。
ざっくり手順を書いておくと、こういう感じです。
1.Windowsストアでマインクラフトアプリを購入してインストールする
2.Code Connectionというアプリをダウンロードしてインストールする
3.チートをONにしてワールドをつくる
4.作成したワールドを開始、Code Connectionも開始して表示されているコマンドをマインクラフトのほうのチャットバーに入力する
話が大きく脱線してしまいましたが、せっかくならiOSアプリもビジュアルプログラミングでつくることができたらいいのにな、というお話でした。