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すのうインタビュー:『Acoustics Vol.2』について

シンガーソングライターのすのうが、8年ぶりのフルアルバム『AcousticsVol.2』を2023年10月に発表した。

京都在住のシンガーソングライターすのうは、ギター弾き語りスタイルのライブを様々な場所で行っている。今作では、彼がライブで唄うおなじみの曲だけでなく、普段は唄わない曲も収録されており、ファンにとっては嬉しい一枚となっている。

今回、私はすのうを呼び出し、このアルバムについてのインタビューを行いました。アルバムのコンセプトや、各楽曲についての彼の思いをお届けします。アルバムを聴きながら読んでもらえると、より分かりやすいインタビューになっています。


※この記事は、途中から有料となっています。
料金は取材料として、全額すのうに還元されます。



アルバム『Acoustic Vol.2』

All songs written by Snow
Except Aki Kamamura is p.f.
on "Space Odyssey "
Mixed and mastered by
Sohta Tsuchiya
at Mixer’s Hive in Boston MA
¥3000.
01. Space Odyssey , 02.手紙 ,
03.僕の全て , 04.XANADU ,
05.STORY , 06.いのり ,
07.靴 , 08.泥の舟 ,
09.果ての世界 , 10.チャームポイント

購入は、アルバムジャケットをクリック ↑



前作は、『かなしみの種』


前作『かなしみの種』について


—『AcousticVol.1』があって今回はVol.2ということなんですけど、Vol.01と2があるのでコンセプトアルバムではないのですか?


アルバム『かなしみの種』

2015 /10/10発売 
¥3000

1. あいのことば , 2. Freedom ,
3. おしまいの夜 , 4. ガラクタの心臓 ,
5. 人波の中で , 6. Call My Name ,
7. サエない日々 , 8. ボクたち ,
9. かなしみの種 , 10. Meaning Of Life

購入は、アルバムジャケットをクリック ↑


[すのう]
『よそ者のバラード』と『さようなら』っていうミニ・アルバムを作った後、フル・アルバム『かなしみの種』を作ることにしました。その時にフクダスタジオのまどころさんから、"最近は、配信で発表する場合もある。フル・アルバムを発表するには、コンセプトみたいなのものがいるのやないか?"って言われたんで、"そうかな"と思ったんです。それが8年前の8年前なんで、16年前の話です。

その頃すでに、楽曲「かなしみの種」と「FREEDOM」が出来上がっていたから、「FREEDOM」で始まって「かなしみの種」で落として、悲しく終わったろうと思ってたんです。でも8年やってるうちに、"聴いてる人に、そんなにつらい思いさせんでもええやん"っていういう風に、人間も変わってきました。

アルバム『かなしみの種』の1曲目に入っている「あいのことば」は、作りかけて置いてたんですよ。最後が出来へんから、置いてあって。アウトロになってるところ、あそこ本当は間奏なんですよ。間奏なんですけど、ここで終わりにしたら、次の「FREEDOM」に繋がるんちゃうかなって思ったんです。

— 確かに、印象的な終わり方しますもんね。

[すのう]
最初は「かなしみの種」で終わろうと思ってたんやけど、「Meaning of Life」ができたんで、"じゃあ、これで終わろう"って思った。で、「Meaning of Life」はアレンジしているときに、間奏が「あいのことば」に入るぞってなって。同じフレーズを入れたんですよ。そしたら、コンセプト・アルバムっぽくなるやんって。それだけのことなんです。実際のところはコンセプトアルバムでもなんでもなくて、そういう風になっただけなんです。

『Acousitcs Vol.2』について


[すのう]
『AcousticsVol.2』は、コロナ禍の緊急事態のときに作り出したんです。最初は、"家でやりましたよ"っていうので『Home Works』とか、そういう風な感じのタイトルにしようと思ってたんです。あの頃、『Home Works』みたいな感じで、家で録りましたみたいなアルバムを出してる人が結構いたんです。けれど僕が発表するころには、もうコロナ禍も明けちゃってたんです。だから"『Acoustics Vol.2』でいいか"となりました。


アルバムジャケットについて


— アルバムジャケットのイラストは、釜村亜希さんですね。

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¥ 500

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