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美術館2周が思ってた以上に楽しかった話

コートールド美術館展に行ってきた。

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↑チケット(真ん中)とショップで買ったノート(右上)とイギリスのお土産お菓子

9月29日と、11月9日の2回行った。

コートールド美術館は、1932年に実業家のコートールドさんのコレクションをもとに設立された美術館。

現在コートールド美術館は改装中で、その最中の一時期、日本でコレクションが公開されることになったのが、開催中の「コートールド美術館展」。

コートールド美術館は、主に印象派の作品を所蔵。

荒いとも捉えられる独特のタッチで、空気感と存在感と光の暖かみを感じる表現がたまらん。

私個人として、もともと印象派、特にセザンヌとモネが好きなので、コートールドのコレクションはまさにドンピシャで好き。

コートールドギャラリーと私

5年前、ロンドンに2週間ほど滞在した際に、一番印象に残った場所が、Courtauld Gallery(コートールド美術館)。

ロンドンで私がコートールド美術館に訪れたとき、他に人があまりいなかった。

正面にモネ・マネの作品、後ろにゴーギャンの作品がある部屋に私しかいないの、夢みたいな体験だったな。

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↑そのときのパノラマ写真
(イギリスでは美術館等の撮影は基本可なところが多く、コートールド美術館も撮影可だった。)

心が震えた〜〜

この経験がすごく印象に残っていて、日本で企画展をやると知ったとき、絶対に行こうと思った。

企画展2回目のススメ

そして、初めて同じ企画展に会期中に2回行くということをした。

企画展って、やっぱり一度は展示物全部を見たり、説明を読んだりしちゃう

全部じっくり満遍なく見ると、それだけで結構疲れる。

改めて2回目行って気付いたことは、

2回目は、説明はだいたいはしょって、自分が見たい作品にポイントをしぼって、ゆっくり見ることができるってこと。

1回目は作品に出会った感動とかで、感情がいっぱいになるんだけど、2回目だと、

1回目に気付かなかった自分の好きポイントを見つけたり、画家のこだわりに想いを馳せたりする余裕ができる

とても贅沢で非日常な時間を過ごせた。

時間があったら、会期の終わり際に、もう一度くらい見に行きたい。

そして、コートールド美術館現地にもまた行きたい。

現在ゴッホ展もやっていて、そっちも行きたいと思ってるけど、印象派が好きな人は、ぜひともコートールド美術館展おすすめ。

自分が生まれる何十年も前に描かれた、唯一無二の絵画の前に正対することは、不思議な非日常体験と高揚感を与えてくれる。

また、今回の企画展に限らず、気に入った展示は2回足を運ぶのおすすめしたい!

新しい発見と充足感があるぞ。

私も先人のように、もっと真摯に表現することに向き合っていきたいね。


ナルセシ

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