NEW WINE に合わせたいお料理を6歳 MomoDa が考える
NEW WINE をテイスティングする時、まず最初に香りをピックアップしていくのですが、ワインを抜栓しながらふと気づくと…コロンとした小さなワイングラスを持った MomoDa がワタシの隣をぴったりとマークし、まだかまだかと待ち構えているのです。
この世に生まれてまだ6年と少し。その濃くも短い人生の中で出会ってきた香りの数々、当てはまるものを記憶の中から引っ張り出してくる。この作業は宝探しをするかのようにワクワクとするそうで。
今回も一緒にやってみました。
alter CHARDONNAY UNWOODED 2022 の香り
まず、1週間静かにセラーで休ませた、抜栓したてのものを。いっちょまえにくるくるとグラスを回し注がれたワインを空気に触れさせ…くんくん
「シャインマスカット、ぶどう、キウイ、バナナ、もも、りんご、アルコール」
酸味を帯びたフルーツの名、南国のフルーツの名…次々と上がります。そしてグラスに入れたままワインを1時間ほど置き、2度目のチェックです。
「はちみつ、ヨーグルト、ぶどうパン、バニラりんご、りんごジャム、りんごがつよいかな」
時間の経過と共に甘味をまとって柔らかな香りになっていることを受け取っているようです。
更に1時間置くと…「おはなみたいなかおりもするよ♫」
ワインを開けお食事と一緒にゆっくりと楽しむ。その道中の香りの変化をシンプルに表現してくれました。
さぁどんなお料理を合わせようか
MomoDa 6歳、もちろんまだ飲めないので(笑) 香りだけで想像して合わせてみたいお料理を書き出してもらいました。
ごちそうが名を連ね、かるぱちょのお魚が「やほ〜」そこからワクワク感も伝わってきます。
作ってみましょう。
MomoDa が育てたじゃがいもをスティック状にカット、植木鉢で育てているローズマリーを採ってきてポン。揚げるだけ。
ローズマリーの香りが広がりちょっと高級感のあるフライドポテトみたいになりましたよ♫
かるぱちょが…ワタクシ MihoDa いつもどうもかるぱちょの盛り付けがうまくできず…昭和の居酒屋さんの空気漂ってしまう…。なんかこうお洒落に盛りたい(笑)。ハーブ塩とオリーブオイルとギュッと絞ったレモンで。
とうもろこしはお水を少し入れたフライパンにクッキングシート、簡単蒸しをしてプリプリぱつぱつに。MomoDa お気に入りのこの時期しか獲れないという珍しいかわつえびは素揚げにしてお塩をパララ。
デザートの白桃含め、どれもこれもワインに合わせてみると
「いいじゃん❤︎」
もしかすると、自分の食べたいもの、かあちゃんの好きなもの、をチョイスしただけなのかもしれませんが、これ良き❤︎の結果となりました。
残しておいたワインには
その翌日…「のこってるワインにあうとおもうよ」と、たまたま大好きなTV番組「キッチン戦隊クックルン」でやっていたお野菜と卵の冷たいゼリーを作ってあげる。と
材料を小鍋に全部入れ、ぐつぐつにならないように火にかけ、最後に卵をピューっと糸のようにして回し入れる。ピューっと糸のように細くするのがポイントだそう。
器に入れたら冷蔵庫で冷やす。
これは…いい❤︎ いい前菜になるよ MomoDa さん。お野菜の甘みがたっぷりの冷たくて喉越しのいい茶碗蒸しみたいなイメージ。
クックルンで見て、作ってみたかっただけだと思うんです。でもこれね、いい前菜になるし「もうちょっとなんか欲しいな」な時でも嬉しい一品になります。
コレも間違いない♫
お誕生日の日とか、お友達が来てくれる日とか、ちょっと特別な日のメニュー。ついにそれを提案してきましたよ。
提案してきたからには頑張ってもらいます。(笑)
下準備にこんなに手間のかかるもの。それでいてワタシ達の大好物No.1に君臨するエビフライ❤︎
なんでもない日に作ってみました。
はい。間違いございません❤︎
ワインがカプカプ進んじゃう❤︎
色々合わせてみましたが、揚げ物ととっても仲がいい alter CHARDONNAY UNWOODED でした。
(揚げ物が大好きなだけの MomoDa ということも考えられます。その辺ご容赦くださいませ)笑
シリーズやってみよう vol.14