CORAVIN (コラヴァン) "使ってみた"
コルクを抜くことなくワインが注げる自由
コラヴァンの世界へようこそ
コラヴァンのHPのTOPにはこう書かれている。コルクを抜くことなく?注げる自由?どういうことだ。
早速実験してみよう。
箱の中身
コラヴァン本体・・1個
コラヴァンガスカプセル・・2本
ニードルクリーニングツール・・1個
ワインボトルスリーブ・・1個
説明書・・1冊
ガスカプセルは別売りの予備と本体に付属されていた2本と合わせて4本。
ガスカプセル...
うむ。ダイビングの時に背負うボンベの超ミニチュア版のような。とても小さな手のひらサイズ。
MomoDa の妹めいかちゃん(世ではメルちゃん)に背負ってみてもらった。
うむ。
ほぉほぉ。
このガスカプセルは、コラヴァンのカプセルカップに入れます。
カプセルカップを本体に装着して準備完了。
ワイン評論家のロバート・パーカーはこのコラヴァンを「この35年間で最も画期的な発明」と大絶賛しているらしい。ワクワクしてきたね。
まずはコラヴァンの仕組みを調べてみよう。
コラヴァン本体には細い針が付いていて、その針をキャップシールの上から直接刺し込み、針がコルクの先のワインに届く。そしてその針を通りワインが注げる。小さな細い細いストローのような針を刺し「コルクを抜くことなくワインを楽しむ自由」が得られるというわけです。(天然のコルクのみ使用可)
ワインを注ぐと、コラヴァン本体にセットしている純度99%の窒素ガス(めいかちゃんが背負っているガスカプセル)が、この細い針を通じてボトル内に注入される。
そして針を抜いた後は、針で空いた小さな小さな穴をコルクそのものが自然に埋めてくれる。
コルクを抜くことなく、ボトルの中のワインだけをチューーーっと抜き取り、一度も酸素に触れることなく、ワインが注げる。
そういうことだね?
コルクを開けワインを楽しむ。ワインが残っちゃたら、ゴムでできた栓をしてバキュバンを使いシュコシュコと手動で酸素を抜いていた。その時代に生きたものとしてはこのコラヴァンの仕組みにまだついていけていない。笑
我らのバキュバンだって開発当初は大絶賛されてたに違いない。革命が起きたよって。アンビリーバボーだよって。
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Access. 接近
Pour. 注ぐ
Enjoy.✴︎ 楽しい
箱の側面にはそう書かれている。楽しそう。
Choose. 選ぶ
取扱説明書を穴があくほど読んでみました(大げさ)。読み進めていくと、ワインを注ぐ時に両手が塞がっちゃうことが判明しました。
写真撮れないじゃん(笑)
ここは MomoDa の力を借りることにします。
やる気まんまんフレームインしてきます。
シャルドネ・オーク・プレミアムを使って秘密兵器コラヴァンの威力を確かめていきたいと思います。
Access. 接近
キャップシールを剥がさずにそのまま刺せる、を売りとしているようですが、針が刺さる様子や抜いた後の様子を見てみたいので、キャップシールは剥がしました。
コラヴァン上部のハンドル部分を上に引き上げます。いっしょに針も上に移動します。そしてコラヴァン本体のクリップのようになっているところをワインのボトルネックに装着します。そうすると、ちょうどコルクの真上に針がスタンバイしている状態になります。
ハンドル部分をグッと真下へ、コルクに針が刺さっているのを確認しながらグッと真下へ押し下げます。意外と簡単に刺さりました。
写真はワインを注ぎ、針を抜く途中を撮ったものですが、コラヴァンとボトルはこのようにくっついています。
Pour. 注ぐ
Photo by MomoDa
ワインを注ぐ瞬間を撮ってねとオーダーしましたが、Nice Photo を撮ってくれました。ありがとう MomoDa。
右手でボトルを持ち左手でハンドル部分をつかみます。グラスの上に注ぎ口が来るようボトルを傾けたら、ハンドルのサイド部分についているトリガーと呼ばれるレバーを素早く押して放します。そうすると...数秒間ワインが注がれます。
好みの量になるまでレバーを素早く押して放す。を繰り返します。3回繰り返したところでいい感じの量になりました。
MomoDa 「コルクとってないのにワインがでるの?なんで?なんで?」
写真をカシャカシャ何枚も何枚も撮りながらも、いつもコルクを抜きワインを注ぐ様子をそばで見てきた MomoDa には不思議でしょうがないようです。
コラヴァンの仕組みを説明すると...
MomoDa 「ちちんぷいぷいのぷりぷりの〜ぷ〜い!だね!」
目をキラキラと輝かせ言っています。直訳すると「魔法みたいだね」と言っています。
ほんと魔法みたい。
針をスーッと抜きコラヴァンを取り外しました。穴が空いてるねぇ。コルクのど真ん中に刺したい願望があるのですが、コラヴァンをどのように取り付けても真ん中から少しズレます。これは、何回か抜き刺しすることを想定してわざとズラしてあるのではないかと...。いつもど真ん中だと穴が大きくなりそうだしコルクのかけらが中に入っちゃうかもしれないし...。あくまで想像ですが。
Enjoy.✴︎ 楽しい
ワインを開けるということで MomoDa といっしょにクッキング♪
プレミアム・シャルドネに合わせるキッシュを作りました。MomoDa には葡萄ジュースを♪
Enjoy.✴︎ だね
コラヴァンを取り外してから、ワインは横に寝かせて置いておきました。あの開いていた小さな穴は、15分後には見当たらず、もうどこにあったのか分からないほどになっていました。(戻る時間はコルクにより異なると思います)
1度開けたワインを再び寝かせて置いておけるなんて。すごい。そのままセラーや冷蔵庫に戻せます。そしてまた酸素に触れることなくワインが注げる。すごい。
そして噂によると、このコラヴァンで開けたワインは1ヶ月は持つよ、とのこと。1人で1度に1本は飲めない、ちょびちょび飲みたい MihoDa にとってはうってつけの秘密兵器❤︎
1週間後、2週間後、ワインの様子や変化を、またリポートしたいと思います。
シリーズやってみた vol.29
プレミアム・シャルドネに合わせるキッシュ作り書いています
https://note.com/nalpsv/n/n2739a362d9ef