夏のお野菜たちをドライカレーに
ワタシ達の夕食時のおしゃべりの内容が、今までとは少し変わってきました。
今日こんなことがあって楽しかったよ、おともだちとこんなことして遊んだよ、そんないつも通りのおしゃべりの後には必ず畑のお野菜のことを。
トマトがたくさんくっついて重くて倒れそうだね、折れちゃうんじゃない?どうしたらいいかな。とうもろこし、そろそろ虫さんやあらいぐまが狙ってるんじゃない?どうしたらいいかな。
おじいちゃまの畑を守るというミッションを成し遂げるため、ワタシたちちょっと本気出してきた感じで。虫やあらいぐまに打ち勝つために MomoDa も知り得る知恵をギューギュー絞り、ついに答えを出してきました。
「とうもろこしをまいてるはっぱに、むしよけシールはったらいいんじゃない??」
いつもユニフォームの胸のところに貼ってる虫除けシールをとうもろこしに…。プリキュアの…。笑
真剣な顔で言っているので笑うのをこらえ「そうだね。やってみようか。強いお薬じゃないからとうもろこしにも優しくていいかもね」と答えました。
これで間違いなく「蚊」が来なくなると思います。笑
とうもろこしの摘果
とうもろこしの摘果が目的だったので、この朝の収穫は少しだけ。とうもろこしのおヒゲの先が茶色く色づきだしたら、受粉が成功しているサイン。
成功してるんじゃない?
心配で、黄色いあのつぶつぶがちゃんと出来てきているか心配で、チェックするためほんの少し大きくなり始めたものを一本採ってきました。
(採らずに皮の上の方だけめくってチェックして皮を戻す。とういう方法があるのを知るのは、採ってしまった後で。反省)
むきむき♫楽しい作業♫
赤ちゃんとうもろこしは、皮を3枚くらい残して焼きますよ〜♫いわゆるヤングコーンねヤングなコーン。
夏のお野菜とフルーツでドライカレーを
お野菜を育てるようになって、採って洗って切って焼いて♫とお料理が楽しくなってきた MomoDa はドライカレーを作ってみたいと。
やってみましょう♫
お野菜たちすべてをじゃんじゃん切り刻んでいきます。好きなように好きな大きさに。
熱したフライパンにオリーブオイルとにんにくをいれジュー、トマトどーん、にんじんもどーん。
少し食感を残したいズッキーニは最後に入れます。
ジュージュー
冷蔵庫にあったひき肉も加えジュージュー。
お肉に火が通ったらキウイも加えて…コレも入れちゃうんだと。
奄美大島の恵み *パッションフルーツ*
ほ〜❤︎ 甘みと酸味と意外にたっぷりの果汁と…コレは…コノ夏のフルーツはキウイともひき肉とも仲が良さそうだ。
いいかもしれない❤︎
カレーのルーをひとかけら加えて、ぐるぐる好きなだけジュージューしたら…
もう完成♫
夏をたっぷりいただきます
黄色にみどりに赤。カラフルな見た目も食欲をそそります。トマトやキウイ、パッションフルーツの甘酸っぱいトロピカルな香りもいい♫
ヤングコーンも焼けたよ。皮をはがすとホカホカの湯気とともに、とうもろこしのあの甘〜い香りが♫
「いっただっきま〜す!!」
コレは。すごい。
夏のお野菜とフルーツのギュギュッと凝縮した旨味と甘み。ただ甘いだけじゃない、キウイとパッションフルーツの程よい酸味がアクセントとなり、パクパクもう止まらない。
タネごと入れたパッションフルーツ。カリコリカリコリタネを噛む。コレもまた楽しいけど MomoDa は「タネいらなかったね」と言っています(笑)。そういう考え方もあるね、とか言いながらカリコリカリコリ(笑)。
カリコリカリコリ
空に水に土にすべてに感謝
晴れの日が続くと雨を望み、雨が続くと太陽を望む。
晴れが嬉しい。太陽が出てお野菜が喜んでいると喜び。雨も嬉しい。お野菜が喜んでいると喜び。でも晴れが続いちゃうとみんな枯れちゃうと心配し。雨が続くとトマトが割れちゃうと心配する。
日々の天気に一喜一憂の我が家。
どれかが足りなくてもどれかが多すぎてもいけない。そう思うと雨を降らせてくれた空に、お水を吸い込んでお野菜に送ってくれた土に、もう、すべてに感謝の気持ちになってくる。
日中はもう夏の気温。夏の気配。この夏の恵みをふんだんに使い、好きなように切り、好きなように炒めて。ちゃんとした作り方は知らなくても、自分で考え思うがままにお料理をする。なんと贅沢な。
ぐんぐんと育ってくれるこの夏の恵みたちのおかげだ。
ありがとう。
そんな贅沢なドライカレーを、薄く切ってトーストしたバゲットに乗せてオリーブオイルをかける。冷涼な地域なのに不思議にトロピカルな香りがする若林のシャルドネに合わせて。
それいいね♫
シリーズやってみよう vol.10