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これから

2021年の4月に長岡に来て、
今度の4月で丸4年になる。

あっという間のようで、まだ4年という気もするけれど、長岡4年目の2024年は、自分にとって大きな一年になった。

その要因のひとつが「ラッキー連鎖」。

3月のエックス展での展示をきっかけに、地元中学の学習素材に使っていただき、それを新潟日報さんに取り上げていただいたというもの。

今の時代、新聞を読んでいる人がどの程度なのかわからないし、歌手が「紅白に出れたら」、「武道館でライブができたら」を人気を得た指標として言うのと同じくらい「新聞に載った」が通用するのかわからないけれど、ギリ昭和生まれとしては、なかなかの快挙だと思っている。

地方紙とはいえ、県内シェアトップの新聞ともなると、新潟での市民権を得たと思ってもバチは当たらないと思う。

縁もゆかりも無い土地で、知り合いも友人もいない、透明人間みたいな状態からスタートして、やっと自分の居場所というか役割ができたというか、人に自分の存在が見えるようになった気がして、か細いながらも、風や何かの刺激で倒れないようにつかまれる支柱が心に立った。

これはラッキー連鎖と関係ないけれど、仕事も、土日が休める仕事をと、長岡に来てからずっと避けていた写真に関わる仕事をするようになって、変な気をつかうことなく、自分の趣味や仕事内容の話ができるという環境で、そこそこ役に立てていたというのも、気持ち的には楽だった。

やはり、人と直接やりとりして結果が返ってくる仕事が、自分にとってはやりがいを感じやすいと思う。

ただ、自分が身に着けてきたものは、まだまだ完璧には程遠く、ここがうまく行ったと思っても、他で抜けがあったりして、毎度反省。

うまくなりたいと思えることは、自分の好きなことでもあるし、伸びしろもある。

とにかく、今自分がもっとうまくできるんじゃないかと、次のチャンスに試行錯誤しようとすることは、写真、料理、お花。

それをうまく何かにつなげていけたらいいなと思う。

長岡に来てからこれまでの間、変にもがいて空回りして、無駄に疲弊していたけれど、12月になって急に吹っ切れたと言うか、これまでもがいて頭の中をぐるぐる回っていた変なモヤが取れたというか、もがくための手段が何も思いつかなくなった。

そういう点でも、何か変化が待っているのかもしれないと、少しワクワクしてる。

さて、どんな年にしていけるか。

つづく。
はず。

※新潟日報の記事はこちら

※エックス展についてはこちら

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