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はじめに

2025年、noteを始めてみる。


わたしは奈良県生まれの奈良県育ち。

日々起こる偶然やおもしろいと思うことを
写真に撮って集めている。

それは日記のような感覚で、たいてい写真を見ると撮った場所や何で撮ったかを思い出せる。

いつからかはっきりわからないけれど、
父が撮った写真やビデオを見ていたからか、
写真を撮ることが楽しいことだと、
なんとなく知っていた。

小学生の頃、フィルム交換式の押すだけカメラで母の実家の犬や友だちなどを撮って、近所のバス停にある、街の写真屋さんに持って行って、翌日ウキウキしながら受け取りに行っていたことも覚えているし、写真プリントのにおいを嗅ぐとその頃のことを思い出すのか、とても懐かしい気持ちになる。

大学3回生頃から、コンデジで目につくおもしろいものを撮るようになっていた。
日記的な意味合いでの撮り方はこの頃から始まったと思う。

学生生活が終わってから、まだレフ機が強い中、「コンデジに毛が生えたようなおもちゃ」と言われていたAPS-Cのミラーレスカメラを買って、奈良の花寺を回って、当時増え始めていた「カメラ女子」に自分もなっていた。

ある時、奈良のカメラ雑貨のお店主催の淡路島撮影バスツアーに参加した。

そこに講師として来ていた先生が、参加者自身が選んだ5枚の写真をそれぞれ講評してくださった。
そこで「発想がおもしろい」と褒めてもらえたことがうれしくて、思うままに写真を撮ることが自分の表現になっているのかもしれない、と考えるようになる。

そのタイミングで、雑貨店の店主さんが通っていた、写真表現を学ぶ教室に通うことを決め、それと同時に、ツアー講師だった先生が新たに教室をするということで、その教室にも通うことにする。
それと同時進行で、写真館に就職して、本格的に写真と関わり始める。

それぞれ全く違う毛色の教室だったおかげで、表現と理論が学べたし、写真館では、自分では絶対やらない「人を撮る」ということを中心に「お金をもらう写真」というものに触れた。

2020年9月に結婚し、新築の借家で新生活を始めた矢先に夫の転勤が決まり、翌2021年3月で写真館での仕事に区切りをつけ、結婚から半年であっという間に奈良を離れることになる。

さて、その行き先とは。

つづく。

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