人に頼るのが苦手なやさしいあなたへ

「わたし、人に仕事任せられなくて」
「自分でやった方が早いなぁって思って...」

そんなふうに、落ち込んでいる会社員の女性がいました。
それはかつての私に重なりました。

彼女はこう続けます。

「人に頼るのが、こわいんです。」
「人に任せるのが、申し訳ないんです。」

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「人に頼るのが、怖い。」

うん、わかる。わかるよ。

かつてはわたしも「全部自分で抱え込む」「誰にもヘルプが出せない」
そうして潰れてしまった、仕事人間だったから。

「人に頼るのが苦手。」
これは、あなたの弱みじゃない。

「人に負担をかけないようにしてあげたいな」と思えるやさしさを持ってる。

「自分で、できてしまう」そんな強さを持ってる。

弱みだけをみて、落ち込まないで。

大丈夫だよ。
あなたは、なーんにも間違ってない。

わたしは、少しずつ「人に頼る」を覚えてきた。

もう昔みたいに「自分だけでやって潰れる」ことがなくなってきた。

少し、生きやすくなったんだよ。

今日は少しだけ、少しだけ先輩のわたしからアドバイスをさせてね。

❶頼るんじゃなくて、相談してみよう？

「〇〇さん、ちょっと聞いて〜」
これだけでいいの。
まずは「聞いてもらう」「弱みを見せてみる」ここから始めてみよう。
そうすると、相手が勝手に「話してくれて嬉しい！それ、手伝うよ！」と言ってくれる。
そうしたら、頼りやすいでしょ。

❷あなたはいつだって、ご機嫌に。

あなたが仕事を抱えてイライラしていたら、周りの人は気を使う。
あなたが仕事をやりすぎて倒れてしまったら、周りの人は困ってしまう。
あなたは、あなた自身のために誰よりも休む必要があるし、時には色々「見えてないふり」してもいい。

スタバのドリンク片手にルンルンしてるほうが、相手も話しかけてきやすいよ。

➌結論から話してみる！

上司に頼る時はコレを意識して。

上司は大抵、忙しい。上司の時間を奪うのは申し訳ない...

そんな時、「上司に怒られないように」とか「自分で何も考えていないと思われないように」とか、色々考えてついつい
話が長くなってしまってたりしない？

もう色々考えず、
「〜さん、明日の会議の資料これでいいですか？」
「〜さん、発注の数ってこのくらいでいいですか？」
と聞いてみよう。

心の中で、
「資料はこちらとこちらをご用意していて、私的にはこれでもいいと思って準備したんですがそれは競合がやっていることなので違う気もして...でも...」とか、
「発注は今までやっていてこれくらいがベストかなとか思うのですが、もうすぐクリスマスということもあり増加が見込めるので」
とか、色々言いたいことをグッと堪えて、端的に。

すぐに理解できて、イエスノーで答えられる質問、上司は喜ぶんだって！
なんか、不思議だよね。色々長文で考えたことを伝えた方がいいと思ってたけど...違うみたい。

「質問文は丁寧に丁寧に」が正しいと思ってた...。

上司の方の性質にもよるけど、試しに騙されたと思ってやってみてね。

➍文章で頼んでみる

やさしいあなたは、直接顔を見ると「うわ、嫌がってる...」とか思っちゃう(想像しちゃう)んじゃないかな？？

それ、勝手な思い込みかもしれないよ。
でも、そんなふうに思っちゃうならいっそ、「顔を見ずに頼む」のもあり。

できる限り相手に配慮した文章を用いて、「〇〇さん、この仕事やってもらえますか？」と聞いてみよう。
ここで、「無理だったら言ってください」とか「しんどい時なのにすみません」とか、言わないこと。

保身しない。謝らない。
あなたがしたでに出ると、なんか頼まれた方も申し訳なくなっちゃうよ。
「期待してます！」くらい、いっちゃお！

❺感謝して、信じることから始まる。

頼ることが悪だと思ってたりしない？

わたしは思ってた。

でも、人って意外と頼られるの嬉しいんだよ。

わたし、スタッフからヘルプの連絡くると、嬉しいもん。

「あー！頼られてるー！」って。自己肯定感あがるよ！笑

だから、あなたが頼ることで嬉しい気持ちになるひともいるってわかって欲しい。

もちろん、「感謝」すること、「あなたならできる！」と伝えること、「あなたを信じている」と伝えることが絶対に重要だよ。

人に頼るのが苦手なやさしいあなたへ。

あなたがいてくれるから。社会はうまく回ってるんだなぁと思うよ。

いつもありがとう。

それでも、あなたが「頼る」ことで、あなたのやさしさが伝染して、会社全体、社会全体もとても穏やかなものになるはず。

我慢しないで、頼ってみよう？

「これ、ちょっと手伝ってほしい」
「みんな、ちょっと聞いてほしい」

勇気を出していってみよう。

大丈夫。絶対大丈夫だよ。