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学プリをプレイする〜理屈じゃない編④完〜
8月31日
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乾「わからない所があればいつでも聞いてくれ。 俺はここでデータの整理をしているから」
主「わかりました」
「乾先輩、 ここなんですが......」
乾「それは代名詞の使い方が間違っているね」
主「ああ、そうでした」
乾「わかったかい?」
主「はい」
乾「では、またわからない所があったら聞いてくれ」
チュートリアル乾〜
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ドリンク買ってきてくれました。わざわざ買いに行ってくれるなんて優しい。
乾「さっき、 キミは俺の喉が渇いているのを直観でわかったと言っていたね」
主「はい」
乾「元々直観というのは、過去の経験をもとにしたデータが、 無意識に表に出たものだ」
主「そうなんですか」
乾「無意識に出たものだから、結果が間違っていてもそれがフィードバックされない。だから往々にして直観は誤りを生み出しやすい」
ホントなんでこの人中学生やってんだろう
主「そうですね。私もよく直観が外れることがあります。でも......」
乾「でも?」
主「私の乾先輩に関する直観は……たぶん外れませんよ」
ヒュー⤴
ドリアンちゃん可愛いね~~~
乾「それは興味深い話だ。なぜなのかな?」
主「うふふ 秘密です」
乾「そうか……残念だ。俺のデータの活用に応用したかったんだが」
主「でも......先輩も多分わかっていると思いますよ」
乾「わかっている?どういう事かな?」
主「だって先輩、さっき私に温かい紅茶を買ってきてくれたじゃないですか」
乾「それは……室内の気温と外気温の温度差を考慮して、キミの......」
主「私の……?」
乾「キミの気持ちを推察した」
主「じゃあ先輩、 今の私の気持ちはわかりますか?」
試してんなぁ……!!!この女試してんなぁ!!!
乾「難しい事を聞くね」
主「難しいですか?」
乾「……難しいな。難問だよ」
主「でも、直観だとそれがわかるんですよ」
乾「……なるほど。これは一考の余地があるな」
主「はい」
乾「じゃあそろそろ宿題の続きを始めようか」
ヒューヒュー⤴乾でも解けない難問だって!ヒュー!!
帰り
主「今日は宿題を見ていただいてありがとうございました」
乾「なんとか終えることが出来て良かったな」
主「先輩のおかげです」
乾「いや、キミの飲み込みの良さには驚かされた。 またひとつ、キミのデータが更新されたよ」
主「先輩の中に……私のデータはどれくらい詰まってますか?」
あざといな…………!!!この娘あざといな…………!!!!
身長差的に絶対上目遣いじゃん…!!!!!
今日のドリアンちゃんすごい攻めるねデータでも捨てたのかな
乾「それは……ふぅ、 キミには色々と驚かされる。やはりキミの言動は予測が難しい事を実感したよ」
主「嫌……ですか?」
乾「そんな事はない……ただ……」
主「え?ただ?」
お?お〜〜〜〜〜〜????
乾「……電車が来たね」
主「あ……はい」
乾「それじゃ、 また明日」
主「あ、はい。さようなら」
「(先輩……一体何を言おうとしてたの······?)」
こういう時のための直観だろ~~!!!!
キミ自分で「乾先輩に関する直観は外れない」って、言ってたじゃん乾先輩の言いたいことなんて分かるでしょ
9月1日
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「私は、乾先輩と二人で宿題終わらせました❤️」ってアピっちゃえ!!!
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そして恒例のトラブル発生ですが、今回も跡部様と青学メンバーの頑張りで何とかなりました。
跡部様カッケェんだけど中学生が言うセリフじゃねぇ
9月2日(慰労会)
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初見のスチル出た
氷帝と立海が同じだったから基本的に共通なのかと思ってたけど、青学は特別なのかな?
主「乾せんぱーいっ!!がんばってくださーい!」
剣「おっと、青学サイドから黄色い声援が!乾さんへの熱いエールです!」
樺「ウス」
剣「なんと、乾さんの動きが目に見えてあがった!普段の冷静な姿からは想像もつかないっ!」
データを捨てたぁぁぁーーー!!!!!!
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乾「だが、キミの応援も非常に力になった。データだけではない何かを俺に与えてくれたようだ」
愛のパワーってやつですよ………!!!
9月3日(学園祭当日の朝)
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学園祭当日でも、一人の時ならミニゲームがあるんですね
二人で模擬店まわってる時にミニゲームやると、二人から野次が飛ぶみたいなシステムだったらおもしろかったんですが
9月3日(昼)
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なぜ大石は意地でもヅラをしないのか
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ヅラはお前がするんかーい
普通に可愛いのやめろ
アトラクションの後は六角の海の家に。
天「いらっしゃい」
乾「天根か。 なるほど、 やはりここは六角の模擬店だったか」
天「乾さん、なんか買っていきますか?」
乾「なにか頼むかい?スパ美さん」
主「え〜と......じゃあかき氷のイチゴを」
乾「そうか。 では俺は……」
天「乾さんもイチゴにしたらどうっスか」
乾「なぜだ?」
天「イチゴを頼めば、 彼女のハートもイチゴロ…… プッ」
わぁダビデが中学生みたいな冷やかし言ってるよ
黒「ダビデっ!!」
天「ぐぁっ!!」
乾「……またか」
主「え……え~と……」
黒「すまねえ、イチゴ二つだったな。はいよ」
乾「ありがとう。いくらかな?」
黒「ダビデの寒いダジャレのおわびだ。ただでいいよ」
乾「そうか、悪いね」
正直中学生には見えないダビデが中学生らしく見える良い会話でした。
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………なにこれ
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これいる???
9月3日(夕)
アトラクションコンテストの結果発表前の会話
主「そろそろ結果発表ですね」
乾「俺たちのハムレットが優勝する確率は67%だな」
主「その数字だと結構苦戦ですね」
乾「ああ。 よそのアトラクションもかなり頑張っていたからね」
大石がヅラしてなかったのも響いてそうだな
でも主人公が関わった事で必然的に優勝するんだよね
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雌猫たちによる扇動が疑われますね
(夕方の自由行動)
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柳、内心ウッキウキだろうな〜
( ¯−¯ )「彼女が貞治のことを好きな確率は100%……そして、貞治も彼女のことを好きな確率は100%だろう…。うむ。これは両想いというやつだな(喜)」
乾「なかなか繁盛しているようだな、蓮二」
柳「お前の喫茶店こそ、 かなり健闘しているな。俺の予測を上回るとは......大したものだ。原因は……その子か?」
ヒューヒュー⤴
(中略)
柳「なるほどな……どうやら貞治、お前のデータも更新せざるを得ないようだ」
乾「……どういう意味だ?」
柳「フッ……自分の心のデータはさすがに数値化できんか?」
乾「そういう事か。だがこれは数字の問題ではないからな」
やっぱ真田と違って物分かりが良いね
(中略)
柳「失礼した。何か頼むか?ここは俺がおごろう」
乾「そうか、 ではその好意に甘えるよ。スパ美さん、 キミは何を頼む?」
主「じゃあ……ところてんを」
乾「では……」
柳「俺もところてんにしよう……とお前は言う」
乾「そうだな、さすがは蓮二だ。では表の長椅子を使わせてもらうよ」
柳「ああ。 少し待っていてくれ。持ってこよう」
主「あの······柳さんってどうして乾先輩の言う事がわかったんですか?」
乾「彼とは長い付き合いだからね。見ててごらん。彼はところてんにおまけしてみたらし団子も持ってくるから」
柳「待たせたな。このみたらし団子はおまけだ」
柳からしたら、幼馴染に彼女が出来たのが楽しくてたまらないだろうな。
心の中では絶対スキップとかしてるよ。
主「ほ……ホントだ」
主「乾先輩と柳さんって、何だか以心伝心って感じですね」
オレンジ蓮二って感じですね!
乾「そうだな。だからこそ、俺にとっては強敵なんだが」
主「あ……関東大会の決勝戦で試合したんですよね?」
乾「ああ。 あの時は俺が勝ったが勝率は五分だった。次もそうだろう」
主「何だか……うらやましいです」
乾「うらやましい?」
主「はい。互いの事がそんなにわかりあえるなんて。まるで……」
乾「まるで?」
主「年期の入った夫婦みたいです」
キミも別の世界線で真田と熟年夫婦みたいなやり取りしてたんだぞ〜
乾「ふ……それはほめ言葉なのかな?」
主「あ……」
乾「どうした?」
主「乾先輩の笑み……初めて見た気がします」
乾「そ…… そうか?」
主「はい。みんなに特製ドリンク飲ませる時の、怖い笑顔以外は」
乾「そ……そうか」
その笑顔、今度は私のためだけに見せて下さい
9月4日
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主「先輩、お話ってなんでしょうか?」
乾「そうだな……まず何から話せばいいか……」
主「…………」
乾「キミの事なんだが……」
主「私の?」
乾「ああ。キミのデータは俺の中に十分過ぎるほど集まっている」
家庭環境まで知ってるからそらギッチギチのミッチミチよ
主「あ、はい」
乾「だが......それを元に出した結論が......俺を困らせるんだ」
主「え?」
乾「キミの行動、 言葉は俺の分析では······俺に対する好意であると出てしまう」
主「あ……」
ヒュヒュー⤴
柳がリアルガチ柳の木みたいに気配消して観察してそう
哀れじゃない貞治
(中略)
主「先輩がデータで言うなら、私は直観で言います」
デター!!!かつての直観!!!
乾「…………」
主「生意気な言い方ですけど……先輩……先輩は私の事……好きですよね?」
乾「そ……それは……」
主「私は先輩が好きです。だから直観でわかるんです」
乾「俺の事が……好き?」
主「はい」
乾「それは……本当なんだね?」
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主「え?」
乾「俺は……どうやらキミを苦しめたらしい」
主「そんな事はないです」
乾「改めて、俺の口からはっきりと言わせてくれ」
主「はい」
乾「俺はキミのことが好きだ。付き合ってもらえないだろうか?」
主「はい……喜んで」
………雰囲気ぶち壊すようで悪いんですけど、「はい喜んで」って文字見るたびに早乙女拓也が出てきて笑う。助けて
はい!!!!喜んでぇぇええぇぇぇ!!!!!!!!!!
後日談
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乾「…………」
主「ダメ……でしょうか?」
乾「見事だ。平均得点86.5。この点数なら必ず合格できるよ」
主「あ……よかった」
乾「よく頑張ったね」
乾先輩の声で「よく頑張ったね」なんて言われたら疲れ吹っ飛ぶわ
主「いえ、貞治先輩が教えてくださったからです」
乾「いや、やはりこの成績はキミの努力の賜物だよ」
主「先輩と同じ道に進むのが夢でしたから」
乾「その夢はきっとかなうよ」
主「だと嬉しいです。実は私にはその先にもっと大きな夢がありますから」
乾「ほぅ是非聞かせて欲しいな。俺のデータに追加したい」
絶対ドリアンちゃん専用のノートとか作っちゃってるよ……!!!
主「今はまだダメです。合格したら……その時は」
乾「実は......俺にもキミと同じ様に夢があるんだが」
主「先輩の?教えてもらえませんか?」
乾「残念だがキミとおなじく、俺の夢もまだ教えるわけにはいかないな」
主「じゃあ……当ててみせます」
乾「なんだと思う?」
主「えーと……テニスの大会で優勝すること、ですか?」
ドリアンちゃん、もちろん全国大会に応援で来てただろうけど決勝戦で赤也のこと確実に嫌いになっただろうな
あの時話しかけてきた子が…………こんな酷い人だったなんて……(絶句)
乾「確かにそれも夢のひとつだね。でも、俺がさっき言った夢は別のものだよ」
主「それなら……プロテニスプレイヤーになること、ですか?」
乾「残念だがそれも外れだ。さっき言った夢とは違う」
主「難しいです」
乾「多分……」
主「え?先輩が多分なんて言うのは初めて聞きました」
乾「こればかりはデータで算出できない事をずいぶんキミに教えられたからね。多分……キミと同じ夢......だよ」
ヒュー⤴
何~~??早くも結婚とか???????????
主「あ……」
乾「どうやら正解だったようだね」
主「もう……正解かどうかなんてどうしてわかったんですか?」
乾「それはね......『直観』さ」
洋画でありそうなやり取りで良いなぁ……
乾と結婚したら幸せになれる確率は100%だろうね。
乾ルート以上になります。
やっぱ汁さえ作ってなければただの良い人ですね~ホント汁作ってない時は。
あと赤也には申し訳ないんですが、赤也がナンパ野郎みたいに絡んできた時にスッと割って入ってくれた乾に不覚にもトゥンク…❤️してしまったので、やはり全員のナンパ撃退が見てみたいです。
あ〜〜ドキサバほしーー!!!