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学プリをプレイする〜攻撃専門のガム編②〜
ゲームだからグイグイ話しかけられるけど、実際現実でブン太や赤也みたいな人がいても話しかけられないわ。
8月25日(夕)
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(タッチイベントの後の会話)
主「あっ、まつげにゴミがついてますよ。取ってあげましょうか」
丸「あ、ああ……悪いな」
この子、たまにすごいことやるんだよな…。
8月26日(朝)
この前の喫茶店デートで手に入れたキーワード「甘味どころの話題」を振ってみます。
主「やっぱり甘味どころはどこでもメニューの種類は同じようなものですね」
丸「そうだな。あとは和菓子の種類くらいだ」
2円の和菓子なら氷帝にいるぞ。
主「でも、和菓子は流石に職人の腕が要求されますからね。模擬店で出せるのは、せいぜい葛饅頭くらいです」
丸「いーんじゃねえの?ウチは種類よりも味で勝負すればいいだろぃ」
跡部財閥が関わってるからなのか、全体的に中学の学園祭にしては力入ってるよね。学園祭で終わらすのが勿体無いぐらいに。
8月26日(夕)
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またイベントのようです。
主「はい、いいですよ」
丸「よっしゃ、行こうぜ」
主「それで、今日はなんの買い出しですか?」
丸「黒蜜に使う黒砂糖」
主「あ、でしたらいいもの知ってますよ」
丸「お、そうか?そいつは助かるぜ」
主「この前調べたら、この近くに沖縄産の黒糖を扱ってる店があったんです」
このゲームに比嘉中がいたら、会話を聞きつけた木手君が割り込んできて嬉々として沖縄自慢をしてきそう。
丸「沖縄産って、いいのか?」
主「はい。サトウキビからそのまま取った、純粋な黒糖です」
丸「へえ……美味いのか?」
主「サンプルをなめてみましたけど、深い味わいでしたよ。黒蜜にするには最適だと思います」
丸「……話を聞いてると食べたくなって来たな。行こうぜ、そこへ!」
主「はい」
丸「なるほどなぁ……ひとつ食べさせてもらったけど確かに味が濃いぜ」
主「でしょう?これを使えば、みつ豆の黒蜜は最高の物が出来ますよ」
丸「なぁ、もうひとつ食っていい?」
主「もう……これが最後ですよ」
「あ〜ん」ってやっちゃえ!!!「あ〜ん」って!!!
丸「サンキュー!う、う~ん、美味い!」
主「ふふ、先輩ったら……」
もう付き合っちゃえよ……(早過ぎる)
8月27日(朝)
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何やらイベントのようです。跡部様曰く、最近会場でガムのポイ捨てが多発しているそうです。
丸「……おい、まさか俺を疑ってんのか?」
跡「ガムを噛んでいる事が多いのはお前かウチの宍戸だが、宍戸にはすでに確認した。次はお前の番だ」
丸「俺じゃねーよ」
跡「言葉だけで信用するほど俺は甘くねえ。まずは現場で確認だ。来てもらおうか」
丸「あのな……」
主「あの、委員長」
跡「ん?何だ、運営委員」
主「丸井先輩はそんな事する人じゃないです」
まあブン太は行儀悪くないよね。
そう考えると赤也かもしれないなぁ…だってネット蹴るし(適当)
跡「ほう、お前はこいつの何を知ってるって言うんだ?」
主「これまで一緒に学園祭の準備をやってきました。どんな人かくらいはわかります」
跡「フン、自信満々だな。だがな、確実な証拠がない限り疑いは消えねえんだよ」
主「証拠……そうだ、現場に落ちてたガムって、どんなガムですか?」
跡「証拠品の確認か?樺地」
樺「ウス」
警察犬かよ。
跡「こいつが現場に落ちてたガムだ」
主「よかった……包み紙も落ちてたのね。この包み紙……先輩がいつも噛んでいる銘柄のガムじゃないです」
丸「どれ?ああ、ホントだ。俺、そいつは買った事ねぇぜ」
なんかコナンみたいな雰囲気だな。名探偵カヌレ
そう思ったら、頭の中で現場を物色する時のBGMが流れ始めたわ。
跡「ほほう……なるほどな。まんざら何にも知らねえって訳じゃなさそうだな。いいだろう。疑いが完全に晴れた訳じゃねえが、今は勘弁してやる。行くぞ、樺地」
樺「ウス」
丸「お前……あれが俺のいつも噛んでるガムじゃねえって、とっさによくわかったな」
主「この前、先輩にガムあげたじゃないですか。買う時によく注意して見ましたから、すぐにわかりましたよ」
丸「そっか……助かったぜ。ありがとな」
主「いえ、そんな……」
丸「しっかし……誰だよ。ガムのポイ捨てなんてやってる奴は」
赤也じゃね?(適当)
8月27日(昼)
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柳生が体調チェックしてくれた。柳生と一緒にいたら健康になりそうだし言葉遣いも丁寧になりそう。
今の夏はクソ暑いけど、このゲームが出た頃の夏はそこまで暑くなかったんだよな。
テニプリのアニメ見てた時、屋外で長袖着てる青学メンバーを見てその時期にその格好は暑くないか??って思ってたけど、今に比べたら涼しいよなぁ。
8月27日(夕)
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体調チェック柳生の誘いを断ってブン太と帰ります。
丸「あー今日も腹減った……」
主「ふふ……あ、じゃあこれ食べませんか?おやつのが少し余ってて」
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美味しそうなクッキーだ
主「どうですか?」
丸「んー、美味い美味い」
主「……丸井先輩って、なんだか可愛いですね」
丸「はぁ!?」
確かになんか動物みたいだよな〜例えばブt((殴
主「ウチで飼ってるハムスターみたい。可愛いんですよ!一生懸命食べてる姿なんて、もう……」
丸「…………」
タピ岡ちゃんの例えがもう可愛いわ
名前から連想して、ブタさんみたいで可愛い(笑)って言わなかったタピ岡ちゃんの優しさよ
主「あ……すみません!先輩がハムスターだなんて!」
丸「謝るところがすれてる……」
主「え?」
丸「……はぁ、もういい。それよかこのクッキー、カヌレの手作りか?」
わぁ、しれっと下の名前で呼んできた。
ボイスは「お前」だったけど下の名前で呼んできたよ。
主「あ……は、はい」
丸「これ、もっと食いたい」
わぉストレートに言うじゃん。
……ならいっそのこと一緒に住みません?……なーんってね⭐️
アハハハハハハハハハ
いやでも急にこんな事言ってくる女子いたら怖いわ
主「わかりました。今度いっぱい作ってきますね」
丸「ああ、それとさ。俺のことは下の名前で呼んでいいぞ」
主「え、でも」
丸「いーんだよ。食い物くれるやつには許可してんだから。俺も名前で呼んだだろ?」
食べ物くれたその瞬間からダチみたいな感覚なのかな。
主「あ……はい」
丸「じゃあそういうことだ。わかったな、カヌレ」
主「はい、ブン太先輩」
丸「ん。クッキー楽しみにしてるからな」
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夜はブン太から電話来て映画館に誘われたんだけど、タピ岡ちゃんへの声かけがもう彼氏。
8月28日
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主「いえ、大丈夫ですよ」
丸「そっか、ならいいか」
主「それで、今日観る映画って何ですか?」
丸「『アンナ・ジェンセンの場合』っていう映画」
主「あ、最近よくCM流れてますね。ラブロマンスですよね」
丸「懸賞に応募したら当たってよ。流石にジャッカルと観に行く訳にもいかねぇから、お前を誘った」
ブン太とジャッカルが一緒にラブロマンス観てるとこ想像したらジワる。
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ブン太ルートでの映画はどうやら当たりだったたようです。
映画の後はまだ時間とのことで、辺りをブラブラすることに。
丸「おっ、あれ美味そーじゃん」
主「もう……食べ物屋さんの前を通る度にそんな事言ってますね」
丸「いいじゃん、別に」
主「それは構いませんけど……」
丸「しかし、ウィンドウに飾ってあるサンプルって良く出来てるよなあ」
主「あ、前にテレビで作っているところ見ましたよ。あれ、ロウで出来てるんですよね」
ブン太って、極限にまで腹減ってたら例えロウでも食いそう。
丸「へえ、そうなのか」
(中略)
丸「たまに、サンプルの方が美味そうな食い物屋ってあるよな」
主「ふふ、ありますね」
丸「そういう時、食べられねぇのは承知で、表のサンプルをくれって言いたくなるぜ」
君は血迷ったら普通に食いそうだけどな。
主「ふふふ……あ」
丸「ん?どうした?」
主「あ、いえ……ちょっと気になるお店が……」
丸「どれ?」
主「あのアクセサリーショップです」
お?
丸「ああ、見て行くか?」
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丸「……気に入ったのか?」
ブン太……お前まさか………
主「はい。いいですね、あれ」
丸「シルバーリングか……そういや、何か言い伝え無かったか?」
主「ありますよ。19才の誕生日にシルバーリングをもらうと幸せになれるって話」
丸「ああ、そうそう。そんな話だったな」
主「19才なんて、まだまだ先ですけど……そういう話って、いいなって思います」
丸「そっか……」
ブン太……!
これ絶対伏線じゃん最後に指輪プレゼントしてくるヤツじゃん
告白の時とかにマジで指輪をプレゼントしてきたら「お前はホントに中学生なんか」って叫ぶからな。
主「買いたいけど……流石にちょっと高いですね」
丸「ああ、あの値段じゃなあ」
なぁんて、いつかお金貯めてタピ岡ちゃんのために買ってくるんでしょ??
8月29日(朝)
この間のイベントで手に入れたキーワード「ポイ捨ての話題」を振ってみる
主「この前のポイ捨ての犯人、見つかったそうですよ」
丸「おっ、そうか!俺の疑いは、これで完全に晴れた訳だな」
主「はい」
丸「しかし誰だよ?そんなマナーのなってねぇ事をする奴は」
主「学園祭準備を見に来ていた他校の生徒でした」
丸「他校の奴?……しかし、わざわざ何しに来たんだ、そいつは?学園祭の準備なんか見ても面白くねーだろぃ」
主「女子が目当てだったそうです」
……千石さんの親戚だったりして。
丸「おいおい、あぶねー奴だな。……お前、変な奴に声掛けられたりしてねえよな?」
え…?もしかしてブン太も守ってくれるタイプ(喜)??
主「え?私は大丈夫ですよ」
丸「う、そうか!何かあったら、すぐに俺に言えよ。いつでもすっとんでくからよ」
主「はい、ありがとうございます」
ブン太によるナンパ撃退も見たいなぁ。
8月29日(昼)
「恋の話題」を振ってみます。
主「先輩の好みのタイプってどんな人ですか?」
丸「物をくれる人」
主「……それ、小さい頃から変わってないんですか?」
丸「ああ」
新テニでは「バレンタインチョコくれる子」になってました。
範囲は狭くなったけど、物くれるんなら誰でも好きになっちゃうっていう浮気性な所は変わってなかった。
主「(先輩のご両親、きっと大変だっただろうな。食べ物をもらったらどこにでも付いて行きそうだし)」
昔は子供を狙う不審者はお菓子で釣るみたいな話あったけど、ブン太危ないよな……。
丸「おい。カヌレ」
主「(先輩、きっと可愛かっただろうからいつも目を離さなかったんだろうな)」
丸「カヌレ、おーい。なんか失礼な事、考えてねぇか?」
主「え? あ、いえ、全然」
丸「ったく……好みのタイプな。最近は料理の上手いやつもタイプだ」
お?
主「そうなんですか」
丸「……それはそうとお前、料理上手な方だよな」
…もうこれ告白じゃん。
お前が好きって公言してるようなもんじゃん。大胆だぁ
主「私ですか?普通だと思います。上手い人はもっと手際良いし」
えぇ…
丸「……ああ、そーかい」
主「どうかしましたか?」
丸「いーや、別に」
「(ったく、鈍すぎるぞ!)」
あらら残念。
気づかせるには、抱きつくぐらいしかないんじゃないかな。
(次回に続く)