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学プリをプレイする〜理屈じゃない編②〜
見出しの料理はイタリア料理でも中華料理でもなく"喫茶店の軽食"です。
8月24日(夕)
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跡「母上、何かご用で?」
大「ハムレット、父上は大変ご立腹です」
跡「それは母上の為では?」
(中略)
跡「とんでもない。忘れるものですか。お妃にして、夫の弟の妻、しかもあるまじき事に我が母上」
乾「よし、そこまで」
手「ふむ……なかなかの熱演だな」
柳生「跡部くんはなかなか堂に入っている」
中学生で「堂に入っている」なんて言葉使う奴いる??
跡「フン……当然だ」
手「大石も大したものだな」
大「そうかな?まだ役がつかみきれないんだけど」
裕「レイアティーズはわかりやすい役ですね」
跡「甘く見るな。レイアティーズの葛藤をきちんと理解してから言え」
裕「う……」
レイアティーズガチ勢跡部様。解釈違い絶対許さない系ですかね。
裕太がただひたすらに可哀想だなー。ずっとオドオドしてそう。
跡部さん、あまりにも冷たく当たり過ぎると「弟が世話になったね…」って兄が引き取りに来ちゃいますよ……?
︎^ ^「……裕太、今度一緒にハムレット読もうか」
(打ち合わせ後の会話)
主「こんにちは。先輩」
乾「ドリアンさん、キミか。最近キミに会う確率が上がってきているようだが……」
主「そうですか?」
朝昼晩必ず1回は会ってると思います。流石にソワソワしてんじゃない?
乾「うむ。すこしデータを更新しておこう。それで何か用事かな?」
主「何を見てるんですか?」
乾「見ているというより書いているといったほうが正しいな」
主「じゃ、何を書いているんですか?」
乾「うん。俺が集めてきたデータを更新していたところだよ」
主「へぇーそうなんですか。私にも見せて下さい」
乾「すまないが、コレを見せるわけにはいかないな」
主「なぜですか?」
乾「これには個人の情報が大量に載っていてね、無闇に人には見せられないのさ」
見せられないって言ってるけどファンブックにめっちゃ書かれてるよ。
ずーっと思ってるんだけど身長体重はともかく視力と足のサイズの情報は誰得なんだよ。
主「個人情報がいっぱいですか。ちょっと興味がありますけど見るのはやめておきます」
乾「賢明な判断だよ」
主「それじゃ、失礼します」
乾「ああ」「ああ、そうだ、キミに頼みがある」
主「え?あ、はい。なんでしょう?」
乾「キミの携帯の番号を教えて欲しい」
電話番号来ました。
主「えっ!?」
乾「これから連絡事項も増えるだろう。情報伝達は迅速に行わなければならない」
主「はい、わかりました。え~と……」
乾「登録は完了した。不測の事態が発生したらすぐに連絡をしよう」
主「はい、わかりました」
漂う上司感。
8月25日(昼)
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イヤな予感しかしない(2回目)
(中略)
主「うっ……なんか嫌な記憶が……」
不「今日はボクの好みで作ってきた軽食の試食品を味見してもらいたいんだ」
主「このパターン……まさか……」
不「これなんかけっこう自信作だよ。激辛サンドイッチ」
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軽食は汁以外で、っていう話だったけど不二がヤベェもん出してきやがった。
そうだった。不二もヤベェ奴だった。
不「おいしいよ」
主「えーと……私はちょっと……」
不「じゃあ越前、味見して感想を聞かせてくれないかな?」
越「あ……急用を思い出したっス。俺はこれで……」
主「あ、逃げた」
金「な、ワイが食ってもええ?」
もうこれコントだろ。
不「うん。感想を聞かせてよ」
金「ほな、いただきまーす!」
主「あ、ちょっと!少しは学習して......」
金「くわぁぁっ!!」
主「ああ……また……」
不「おかしいな。こんなに美味しいのに」
跡部達と一緒の裕太より、乾、不二と一緒のリョーマと金ちゃんの方が可哀想なのかもしれない…………。
主「不二先輩……普通に食べてる……」
乾「ふむ……夏場に発汗作用のある唐辛子は非常に有効だ」
喫茶店の軽食に発汗作用とか要らねぇだろ。そこは無難にリンゴとかにしとけよ。
主「ま……負けちゃダメ……私がなんとかしないと......」
金「わ、わかったでぇ……」
主「あ、今回は戻るの早い」
金「お前、魔女やな!魔女は食いモンに色んな薬入れて中毒にさせるんや!そんで、相手が丸々と太ったところをバリバリと頭から……ううっ、マンガで読んだ通りや」
不「魔女って……ボクは男だよ」
金「ほな、魔王や!ソンビマスターに魔王……と、東京は怖いとこや……」
残念だけど、魔王は神奈川にもいるんだよなぁ。
???「ボウヤの負けだよ……」
8月25日(夕)
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乾に話しかけたら、なんか地震が起きた。
主「先輩、机の下に隠れましょう」
乾「そうだな」
とりあえず頭守らないとね。
乾「収まったようだ」
主「結構揺れてましたね」
乾「震度4弱というところかな」
主「今くらいの揺れなら、机の下にいれば問題無いですよね」
乾「キミは……結構落ちついていたな」
主「えっ?そうですか?あれ位の地震ならよくありますから」
乾「いや、震度4弱ともなればパニックになる可能性もあった。キミの判断は的確だった」
震度4って、2階にいると結構揺れますよね。
今年の正月に起きた地震でも、自分の住んでいる地域は確か震度4だったんですが恐怖を感じるぐらい揺れました。
とりあえず、火事とか液状化とかの大きな災害が起きなかったのが幸いでした。
主「そうですか?」
乾「キミは冷静なんだな」
ええそうですね。冷静沈着で他人に流されず常に前向きです。少し神経質な面もありますが、実家は古武術の道場ではないです。
乾のセリフで一番有名なヤツ、「日吉若2年アグレッシブベースライナー〜(以下略)」だと思う。
主「いえ、そんな......」
乾「キミのデータをまた更新しないといけないな」
ノートにまとめ終わった後の乾「……ん?誰かのプロフィールにそっくりだな……」
帰り
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主「あ、乾先輩。はい、そうです」
乾「やはりな。ここで出会える確率はかなり高かったが……」
いや100%でしょ???
主「あの……先輩?」
乾「どうだろう。キミさえよければ、駅まで送って行こうと思うんだが」
主「あ、はい。お願いします」
乾「そうか。では送って行こう」
(中略)
(恒例のタッチイベントの後)
主「先輩がメガネを取ったところって見たことないですね」
乾「ああ、そうだな。滅多に外すことはないからな」
主「いつか外したところを見てみたいです」
乾「……そうか。まぁ、いつか機会があれば検討しよう」
お?お~~~??????
ヒューヒュー⤴
メガネキャラはメガネ外して本気出す(でもメガネ外したら何も見えねぇだろ)みたいなアニメ・マンガのテンプレあるけどそれと同じ意味と捉えて良いんですよね??????
8月26日(朝)
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あ、恋愛マスター柳先輩だ。いやぁ真田ルートの時はお世話になりました。
乾「やあ、蓮二。キミとここで会える確率は……」
柳「うむ。75%だった。悪くない結果だ」
(中略)
乾「フッ、覚えていたか。ではあの件に関しては共有データということで」
柳「そうこなくては。それはそうと、あれに関してだが……」
主「それとかあれとかだけで会話してる。以心伝心って言うのかしら……でも……」
オレンジ蓮二だ……。
切「一体何の話をしてるんだかねぇ」
主「そう、何の話なのかが全然……ってだ、誰ですか!?」
あーその子ね。テニスやってない時はただの可愛い中学生なんだけど、テニスになるとアンタツブスヨって言ってデビル化してボールでボッコボコにしてくるイキリ原赤也になるから気をつけてね。
切「でかい声だすなって。俺、立海大附属二年の切原。アンタ、青学の人?」
主「あ、はい。青学二年のドリアンです」
切「ふぅん。乾さんと知り合い?あ、運営委員か」
主「うん。えっと切原くんはあの立海の人、知ってるの?部活の先輩?」
わぁドリアンとワカメが喋ってる〜
切「そ。探してたんだけど、何か話し込んでるからさ」
主「なんだか、難しい会話してるよね」
切「難しいっつーか、訳わかんないじゃん。あーめんどくさくなってきた。サボっちまおうかな。アンタ、付きあわねぇ?」
主「え?わ、私は……」
乾「残念だが、俺が先約でね」
赤也がナンパ野郎みたいになってんじゃん。
初対面の女子にこう絡んでいける赤也のコミュ力の高さよ。
主「!あ、乾先輩」
柳「赤也。俺を呼びにきたと思ったが、違ったのか?」
切「げ」
乾「ほぅ、呼びにきたのか。サボるというのは幻聴かな。切原」
なんか真田も聞きつけて来そうだからはよ逃げろ。
別の世界線(ゲーム)で怒られてたぞ。
切「ア、アンタにかんけーねーじゃん」
柳「俺には関係があるな」
切「う……」
柳「戻るぞ、赤也」
切「へーい……」
柳「そこのキミ、部の後輩がすまなかったな」
主「い、いえ」
柳「貞治も、な。では」
主「(?なんで乾先輩も?)」
やっぱ柳は気づいてるね〜。
でも実際リアルな中学生だったら冷やかすでしょ。
(中略)
主「あの人、なぜ乾先輩にも謝っていたんでしょう」
乾「......鋭い男だからな」
主「はい?」
乾「いや。彼には隠し事が出来ないということだ。では、行こうか」
主「あ、はいっ!」
浮気もバレそう。他人の浮気も察せそう。
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あれから全く会話してなかったんだけど、なんか避けてるみたいになってて可哀想だし海堂の方もタオル返せないままだから、返してもらったわ。
ふわっふわにしてくれてありがとな。
8月26日(夕)
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え?これナンパ撃退イベあります???
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特に何も起こらなかった。汁の相談受けて汁の材料買ったただけだった。
てかお前ホント汁の話しかしねーのな。
主「はい」
乾「ひとつは毎日摂取する事で栄養などのバランスを保つためのドリンク」
主「特定保健用飲料みたいなものですね」
乾「そのとおり。もうひとつは一回飲めば何らかの効果のあるドリンクだ」
主「うーん……スタミナドリンクとかですか?」
乾「近いな。スポーツドリンクもその一種だ」
……まぁその汁トークを広げられるドリアンちゃんもすごいけど。
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急なズームスチル
乾「ん?どうしたんだい?ああ、あのポスターか。ジャンボパフェの早食いだな。挑戦するのかい?やめておいた方がいいよ」
主「(早食い……チャレンジ……これ……使えるかも!)」
どうやら何か思いついたようです。
帰り
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「一緒に帰りませんか?と言ってくる確率……100%……!!」って絶対考えてるよ。
乾「データによると……キミが下の名前で呼ばれている確率は女子85% 、男子0%だったね?」
なんだそのデータ
主「え? えっと……たぶんそうだと思いますけど……」
乾「このデータから推測すると、男子からは呼ばれにくい。または呼ばせていない……」
主「そうですね。 男の子からいきなり名前で呼ばれると驚いちゃいますし」
乾「では、いきなりでなければ構わないのかな?」
お???
主「え?はい。 ぞんなに驚かないと思いますけれど……」
乾「じゃあ呼ばせてもらうが、いいかな?」
主「は、はい」
乾「スパ美さん、キミが男子を名前で呼んでいる確率は1%だから俺のことを無理に呼ぶ必要は無い」
主「(それはそうなんだけど……ほんとに何で知ってるのかしら……)」
現実的に考えたら、ただのストーカーだよな……。
乾「このデータは近いうちに更新される予定だけどね」
主「えっと、それは一体……??」
乾「さぁ、予測してごらん」
ヒューヒュー⤴︎
やっぱ乾だと理系な恋愛になりますね。128√e980の上半分隠すやつで告白してきそう。
(次回に続く)