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35歳バツイチエリート駐在員の婚活
超タイプの異性と結婚しても、
離婚する時は離婚する。
離婚しないために必要なのは、
もちろん結婚観の一致。
それから、
どんなに相手に惚れていても、
〇〇をしないこと。
東京と大阪と名古屋と兵庫とオンラインで入会相談を受け付けている、結婚物語。の仲人Tです。
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契約社員の婚活、明日の晩に4話公開!
めちゃくちゃ面白いとハマる人続出です!
まだ見てない人は1話から!
今日の成婚談は、こちらの男性です。
年齢:35歳
身長:高め
年収:高め
学歴:日本で1番賢い大学
仕事:東証プライム上場大企業
※海外転勤あり
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それでは、どうぞ。
1️⃣最初の結婚
マッチングアプリで1歳上の女性に出会いました。
都会的で華やかな美女。
看護師・保健師を経て、民間企業で人事系の仕事をしている正社員でした。
地に足の着いた人で、お互いいい年だったから、1年弱の交際を経てプロポーズ。
しかし、部屋探しをしている最中に、
私の海外駐在が決定!
赴任先は誰もが喜ぶ先進国の大都市。しかし、元妻は以前から「仕事を続けたいので貴方が海外駐在になっても帯同しない」と言っていました。
結婚後に一緒に住めないのは寂しいが、お互いに行き来してちょくちょく会えばいい。
…その時はそう思っていました。
しかし、当時はコロナ禍の真っ只中。
駐在先の国境政策により、私と元妻は、元妻が心変わりして帯同を決めない限り、駐在が終わるまで二度と会えなくなってしまいました。
出国当日、フライト案内のデジタルサイネージは、私が乗る以外の全フライトが欠航だと表示していました。
違う世界に来たのかと思ってしまうほどに人が消えてしまった国際線ターミナルで、私は元妻と2人でずっと泣いていました。
そのあと、元妻と別れのキスをして、再会を誓ったあと、1人で保安検査場へ足を踏み入れたあの瞬間を、一生忘れることはありません。
…そして、
元妻と直接会ったのは、この時が最後となりました。
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2️⃣離婚
元妻とは週に一度のZoomでの会話を重ねていました。
駐在を初めて半年ぐらいが経った頃、元妻と帯同について再度相談。私はもちろん、こっちに来て欲しかったです。
しかし、元妻は「仕事も続けたいし、資格も取りたいから行く気はない」と主張。
「何年か全く会えなくたって平気。貴方とは週に一度のZoomで『会えれば』十分。仕事は辞めたくないし、離れている間に各々キャリアを高めたらいい。そんなに寂しくて辛いなら、あなたが仕事を辞めて日本に帰ってくればいい」
…という趣旨のことを言われ、かなりメンタルをやられました。
私は「一緒に暮らせないのは寂しい。Zoomで話すのは『会う』うちに入らない。君が資格を取った後の年収を考えても、私が日本に帰る選択肢はありえないし、一生に一度しかない新婚期間だから2人で過ごしたい」と主張しましたが、元妻の考えは変わりませんでした。
何度かやりとりしましたが平行線で、最終的に双方同意の上で離婚となりました。
入籍からたった1年ぐらいのことでした。
結局、元妻とは、一度も同居することはありませんでした。
今あの話し合いを思い返せば、お互いに未熟で、相手の気持ちを全く理解しようとせず、相手を否定し合っていたと思います。仕事が好きな元妻の「仕事を辞めたくない」と思う気持ちは自然なものですから。
「結婚したら妻と一緒に暮らしたい。駐在について来てほしい」と思う自分と、「自分のキャリアを積みたい。夫と何年も離れても平気」と思う元妻は、最初から合わなかったのでしょう。
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ただ、何よりも辛かったのは、元妻から一度も「会いたい」と言われなかったことでした。
それどころか、私が「会いたい」と言ったときに、元妻が「私に会って何したいの?」と言われたことに、本当に傷つきました。
ただ、会って抱きしめたい。
彼女の存在を感じたい。
私はそう思っていたが、元妻はそうではなかったと知った時の絶望感は、今でもたまにトラウマとして蘇ってくることがあります。
あのとき元妻からの「会いたい」の一言があれば、もう少し精神的に救われていたのではないか。
今でも時々、そう考えます。
離婚直後は本当に辛く、食事も喉を通らず、部屋から一歩も出られないほどでした。
その後、駐在先で外国人の友人ができて(今でも連絡を取っています)、彼らとよく遊ぶようになったこと、また、コロナが落ち着き、母親が駐在先に会いに来てくれたことで、少しずつ立ち直ることができました。
特に、こっちに来てくれた母親が「心配だからあなたに会いたかった」と言ってくれたことが、心の底から嬉しかったです。
その言葉は、元妻から聞きたくて聞きたくて仕方なかったのに、聞けなかった言葉だったから。
母親が帰国する日になり、空港まで見送った時、私は母親を抱きしめながら号泣してしまいました。
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私は確信しました。
「どんなに辛くても、最後に残るのは家族の絆だ」と。
そして私は、必ず再婚しようと心に誓ったのです。
3️⃣駐在先で恋人探し
よし、この国で彼女を作ろう!
私は海外のマッチングアプリを使ったり、友達探しイベントに顔を出したりと色々頑張ってみました。
結論から言ってしまうと、駐在先で恋人はできませんでした。
しかし、帰国後の婚活ですぐに成婚できたのは、離婚と、この時の経験があるからです。当時出会った女性達には、ある意味感謝しています。
外国人とデートしたこともありました。
1人目は、インスタから出てきたような美貌の中国人!
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彼女はめちゃくちゃ積極的で、会った初日(当たり障りない会話しかしていない)から腕を組んで密着してきてびっくりしました。エロかった笑。
でも、まだ何の信頼関係も築けていない女性と、この距離感は…と理性が勝ちました。
一回では判断できないと思ってその後も何度か会ってみましたが、毎回「タクシーで迎えに来て」と言われるうえ、会うたびに高めのレストランを指定されます。
友達に相談すると「中国ではとにかく男が奢るのが普通。日本の奢り奢られ問題なんて鼻で笑われる。奢るのは当然で、いくら貢げるかが勝負」と教えられました。
金銭感覚が合わないのは無理だと思い「日本に帰ることになった」と嘘をついてお別れ。
2人目はベトナム人。
この人も美人で、さらに性格がとても良かった!
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しかし…!
レストランでその子の食の好みがあまり理解できませんでした。さらに、スーパーでの買い物に付き合った時に、カゴに入れていく野菜やスパイスが日本で馴染みのないものだらけ。
食の好みが合わなすぎる…!
加えて、彼女が不定休で休みが合わないうえ、「私は毎朝毎晩セックスしたいの」と言われて体力的に持たなそうと思いました。情けない笑
これらの経験を通じて、文化の違いが大きすぎると感じ、「やはり日本人と付き合いたい」と思いました。
とはいえ、同じ駐在員は世界が狭すぎるので避けたい。というわけで、一番会った人数が多かったのは、ワーホリの日本人女子たちでした。
しかし、この女性たちにも全然ピンと来なかったし、彼女たちも間違いなく私にピンと来なかったと思います。
彼女らは、日本を飛び出す理由やエネルギーを抱いて海を渡ってきた若い女子です。
私が週末2日間のうちせめて1日はのんびりしたり家事したりしたいと思っている一方で、彼女らの大半は、平日は語学学校やバイトを頑張りながら、週末をフル活用して海外を満喫したいと思っています。
私が日本に戻って型通りの結婚生活とサラリーマン人生を送りたいと思っている一方で、彼女らの多くはこの国にそのまま居着きたいと思っているのです。
どう考えても合うはずがなかったんですね。
ワーホリ女子には、深い考えもなしに「海外生活で人生一発逆転!」みたいに思っている、地に足がついていない人もいました。
他にも、海外先進国が日本よりはるかに物価が高い事実を知らず、ロクにお金を貯めずに来ては、早々に資金難に陥っている人も。
例えば、「英語が全く出来ないから仕事が見つからなくて…」という「そりゃそうだろ」という悩みを聞かされながら食事をおごったら、連絡がなくなった女性がいました。彼女もまたお金に困っていて、私をタダ飯要員として見ていただけなんでしょう。目的を見抜けなかった私が悪いだけです。
ただ、それからしばらくして、たまたま携帯で駐在先にある日本人ガールズバーの広告が流れてきたと思ったら、彼女が店員として掲載されていたのです。日本でも報道されていた「海外出稼ぎ水商売」の一端がここに…!と複雑な気持ちになりました。
他にも、こんなことを言う34歳女子にも出会いました。
「ワーホリビザに期限があるせいで正社員では雇ってもらえないから、和食レストランでバイトしてるの。余った食事を持ち帰れるし、ホームステイ先の家賃が安いからバイト代で全然生きていける。こんなゆるい生活してたら、もう日本に帰ってもちゃんとした仕事なんかできないよ〜!だから結婚して養われて楽したい💕」
そうなんだ…と相槌を打つしかありませんでした。
名誉のために言っておくと、地に足の着いた日本人女性もいました。例えば、駐在先で資格を取り、自立して生活している女性です。しかし、日本では海外の資格は意味がないので、彼女らは帰国すると仕事に困ってしまいます。
だから、日本に戻りたい私とは、決して人生が交わることはなかったのです。
なるほど…
この地に私の結婚相手は存在しない!!
こうして、私は駐在先で恋人を探すのをやめました。
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4️⃣結婚物語への入会
駐在からの帰任直前、私は長期休暇を取って、駐在先の国内まだ行けていなかった観光地を1人で回りまくっていました。
携帯が繋がらず車も全く通らない、ここでエンストしたら死ぬしかないかもって感じの一本道を時速100km超で爆走しながら、車中で思わず『あーーーーーもう1人飽きたよーーーーー』と叫んでしまいました。
1人でいるうちにやりたいことを、全てやり尽くした瞬間でした。
その晩、私は決心しました。
日本に帰任したら、全てのプライベートを婚活に費やす!!
そのために、
・ 帰任後は恥を忍んで東京の実家に住んで母親に全ての家事を任せる「子供部屋おじさん」状態を甘んじて受け入れよう。
・ いい加減な女子たちを相手にしている暇など1秒もないので、結婚相談所で地に足の着いた結婚願望のある女子を効率的に見つける!!
駐在先の友人たちが送別会で「○○なら絶対に良い人がすぐに見つかるよ」と言ってくれたことは、お世辞でも嬉しかったし、自分も絶対に見つけるという気持ちでした。
そして、2024年。
私はついに、日本に帰任しました。
帰国した次の日には結婚物語に入会相談を申し込みました。前から結婚物語のブログを面白がって読んでいたので、結婚物語なら間違いないという印象がありました。
説明を受けた翌日に入会書類を郵送し、その翌月からTMSでプロフィールを公開してもらいました。
プロフィールについて言うと、結婚物語のおすすめスタジオで撮影した写真は素晴らしかった(友人からは、「笑顔の時にこんなに目が見開いているなんてお前じゃない」と言われました笑 私は笑うと目が潰れてしまうので…)。
プロフィール文も見事にまとめてくれたうえ、「欠点」を「愛すべきポイント」に変えてくれる魔法のようなプロフィールでした!
私は料理の手際がめちゃくちゃ悪いのですが、事実を交えながらTさんが家事欄をこのように書いてくれました。
大卒後12年間一人暮らしだったので、掃除や洗濯、洗い物や買い物は困らない程度にはできます。
ただ、料理は特に得意ではなく、卵を落としたりレシピを間違えたりするので、奥さんがやってくださったら泣いて喜びます。お惣菜も冷凍食品もいくらでも使ってもらって構わないし、便利家電も家事代行も大歓迎です。奥さんが働く場合は家事はしっかり分担します。
この文章には本当に唸りました。
お見合いで会った複数の女子から「プロフィールを読んで、この人にならご飯を作ってあげたいって思いました」と言われたぐらいです。
5️⃣活動
バツイチ35歳だったので、自分からの申し込みはそれなりに断られたし、自分への申し込みを見てはしばしば「私の市場価値はこんなものか…」と現実を突き付けられる思いがしたこともあります。
とは言っても、25歳からも申込をもらっていたし、自分が高い所を目指しすぎていたのかも?
でも、その25歳とは会わなかったです。
というより、20代とはお見合いしませんでした。駐在時の経験から、若くてまだまだやりたい事があるパワフルな20代より、ある程度やりたい事をやり切って落ち着いている30代の方が、気が合うと思っていたので。
何だかんだで、お見合いはわりと組めました。
体力はある方だったのと、実家暮らしで家事は全て親がやってくれるという利点を活かせたので、「疲れすぎないようお見合いを詰め込まないこと」という婚活アドバイスをガン無視し、2日間 x 3週末の6日間に15人のお見合いを組むロケットスタートを切りました。当時の私は人生史上最高のタイムマネジメント力を発揮していました。
基本的なところでは、毎朝、歯を磨いて、シャワーを浴びて、髭を剃って、眉毛を整えて、ワックスで整髪して、BBクリームを塗って、制汗剤を脇と首に塗って、爪を切ってから家を出ました。
会場に45分前には着いて、トイレを済ませ、身だしなみを確認して、ブレスケアを噛んでから、30分前にお店に入って席を確保していました。
他にも応用として、例えば、お見合いの後にデートを入れる場合、お見合いのままの服で行くと「別の女性とお見合いしてから来たな」とバレてしまうため、ポロシャツとアンクルパンツを鞄に詰め込んでおいて、トイレで着替えてから初デートに向かっていました。
本当に気が合う人とであれば、関東圏でない人とも会いに行くことにためらいが無かったので、大阪でも2人とお見合いをしました。
大阪/梅田駅とその周辺は非常に迷いやすいらしい(まして私は全く土地勘がない)ので、お見合い開始の1時間前には会場に着くスケジュールで行動して、無事に2件のお見合いを済ませることができました。
これらの合間にも、駐在先で得た語学力を維持するための語学学校通い、体型維持+体力アップのためのジム通いもしたし、3-4週間に1回のペースでカットと眉カット・顔剃りのため理容室にも通いました。
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お見合いと初回デートは全奢りしました。
お見合いの1時間に話題が尽きたことはなかったと思います。初対面で会話を続ける自信がそれなりにありましたが、それ以上に、駐在経験がチート級の武器として使えました。
駐在先の動物、食事、旅行の写真を見せれば絶対に盛り上がったし、駐在先での家事や日常生活の経験も面白がってもらえたし、オフィスや旅先でのちょっとしたトラブルなんかも含めれば、話題に事欠くことはありません。
その流れで女子に「好きな動物って何ですか?」「旅行で行ってよかった場所ってどこですか?」などと質問すれば、何も考えなくても会話のキャッチボールが成立して助かりました。
女子の印象に残るよう、スーツではなく、ライトグレーやアイボリーの軽めのジャケットを羽織る、ジャケパンスタイルで通しました。かつて、ファッションセンスが良かった元妻から服装を褒められていたので、服装には自信がありました。
(仲人T注・おしゃれな男性やイケメンは彼の真似をして大丈夫。一方でもっさりした男子、体型が崩れている男子がマネすると「お見合いにネクタイもしてこないだらしない男」と思われることもあるので、スーツにネクタイが無難!)
お見合いは初対面なので、離婚理由を話すことはあまりありません。そのため「もう一度会いたいな」と思ったら、お見合いの最後に「もう一度会ってくれた際は必ず、バツイチになった経緯について詳しく説明する」と伝えました。それが誠実な姿勢だと思ったからです。
婚活では15人と会い、6人と仮交際に進みました。断られたこともありますが、私がお断りした人も何人かいたので、打率はまあまあ良かったと思います。
結婚物語は3つの連盟に入っていますが、私は最初の連盟だけで結婚相手を見つけたので、他の2つの連盟では結局活動しませんでした。
15人とのお見合いシリーズを終えた後の週末に、結婚物語の苅谷代表と面談してアドバイスをいただく機会もいただくことができました。
当時、私は「二度目の結婚だから、結婚式は正直あまりやる気が湧かないなあ…」と思っていました。
苅谷代表にその旨を率直に話したところ、
「『バツイチの自分を選んでくれてありがとう、そのお礼に結婚式は全て君の希望を叶えてあげるね』という気持ちで婚活してはどうか」
「バツイチの自分でも、『この人とならもう一度結婚式を挙げてもいい』と思える人を見つければいい」
と言われて、ハッと目が覚めました。
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他にも、
「男性はすぐに女性を好きになってしまうが、女性は男性を好きになるのに時間がかかるので、女性が好きになるのをじっくり待って、その間は決してグイグイ押してはならない」
というアドバイスは本当にタメになりました!
6️⃣今の妻を選んだ理由
かわいい!
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申し込みの時点でかわいいな~と思っていましたが、会ってみたら写真の印象と違う人もいたりするなか、写真そのままの外見だったので、嬉しかったです。
お尻が良い!
私の性癖で恐縮なんですが…大きすぎず小さすぎもしないお尻と、ウエストからお尻にかけてのくびれラインが大好きなのです。今の妻は、お見合いした女子15人の中で最もウエスト〜お尻が綺麗でした!(そうだとわかる服を着ていたことも重要)。
そこらへんのグラビアアイドルにも全く負けないお尻だと思っています笑
先に見た目の話ばかりしてしまいましたが、もちろん決め手は性格です。
「どんなに美人でも相性が悪ければ続かない」と離婚で身に染みたので、中国人の美人女性と出会った時も、相手の若さはもちろん、外見だけで夢中になる事は全くありませんでした。
妻は、本当に性格が良いです。
看護師・保健師の資格を持ち(元妻とここは同じ)、看護師として真面目に仕事していて、何かの趣味に無駄遣いもせず、堅実に一人暮らしをしている、しっかり地に足がついた人です。
しかも、最初からプロフィールに「転勤OK、むしろ色んな土地に行ってみたいので、転勤がある方は大歓迎」と書いていましたた。私の会社では国内だけでなく海外への転勤もあると伝えたら、「あなたの転勤についていきたい、一緒に暮らしたい」と言ってくれました。
それだけ私を気に入ってくれたということも嬉しいし、「資格があるから、帰国したらすぐ再就職できるよ」と言ってくれたのも嬉しかったです。
また、妻はめちゃくちゃ優しい!
私が何をしても褒めてくれるし、私のために全部の家事をしてくれます。私も海外では全ての家事をやってきましたが、妻ほど要領良くこなせるわけではありません。
あまりにもありがたすぎて、私も妻が何をしても褒めてしまうし、妻が行きたいところには全部連れていくし、妻が欲しいと言った家具家電は全て買っています。
もちろん、妻が手が回らない時は、私が比較的得意な家事を中心に手伝っています。
これは今になって思うことなんですが、
私は元妻との離婚を経て、女性の好みが明確に変わりました。
元妻は「都会で洗練された美女」で、私は昔からそういう女性が好きでした。
しかし、離婚を経て、このタイプは必ずしも自分と合うわけではないと悟ったのです。
もし離婚前だったら、「田舎から出てきた素朴で可愛い女の子」である、今の妻の良さに気付けなかったかもしれません。
そして、興味深いのが、実は、私の母親も、「田舎から出てきた素朴な女の子」タイプだということです。
もしかしたら私は、心の奥底で、母親と同じタイプの女性を求めていたのかもしれません。
これは、婚活を経験して今の妻と出会わなければ気付けなかったことだと思います。
妻と出会ってからは、水が高いところから低いところへ流れることぐらいに自然と結婚に至ったので、妻と出会ってからのエピソードで私視点から特別に書きたいことはありません。妻の成婚談をご覧ください。
7️⃣婚活男子と、そしてある1人へのアドバイス
妻に婚活中の話を聞いて、世の中の婚活男子はどれだけレベルが低いのかと絶句しました。
そこで、婚活男子に、厳しいことからアドバイスまで、いくつか言いたいことを言っておきます!
①写真をちゃんと撮って!!
残りの人生を全て賭ける女性を選ぶというのに、ちゃんとしたカメラマンやスタジオに依頼することもなく、またパーカーや部屋着レベルの服装で写真を済まそうという発想自体が理解できません。
就職の履歴書で、パーカーを着た映りの悪い写真は貼らないでしょ!?
②体型をどうにかして!!
残りの人生を(略)
プロフィール画面で「この女は無いわー」とか選り好みする前に、まず自分の外見が無いわってことに気付いて!
まず少しでもいいから食事制限、そして運動!塩辛いものを酸っぱいものに変えるとか、エスカレーターじゃなくて階段を使うとか、すぐにできる事は山ほどある!
③話すネタに困っているなら、旅行がおすすめ!
日帰りでもいいから旅行して、動物と食事と景色の写真を撮ってくるといいです。「動物」「食事」「旅行」の3つは女子が食いつきやすい貴重なテーマ!
もちろん、旅行先でマクドナルドを撮っても、自分の車やバイクの話ばかりするのもダメです。その土地でしか見れないもの、食べられないもの、触れられないものについて話すことが大事。
④ちゃんと女性の好みを聞いて!
メニューは女性にちゃんと選ばせる。男が勝手に決めない。女性が「お腹いっぱい」と言ってるのに勝手な追加注文をしない…
まだまだ一緒にいたいと言う前に、女性が帰りたいと思っているかどうか確認することもそうです。
デートの後に散歩を提案する、お見合いを延長する…なぜ、自分のやりたい事を女性もやりたがっていると思えるのでしょうか?自分はペタンコの靴だが女性はヒールを履いているし、お見合いの後に別のお見合いがあるかもしれない。
⑤無理をするな!
最後に。
1つ上のアドバイスと矛盾するように聞こえるかもしれませんが、
「女性を相手に無理をしないこと」。
婚活は、これから長い人生を共に過ごす相手を探すことが目的です。
フラれるのが怖いからと下手に出たり、思っていることを言わずに我慢したりすれば、一時的には続くかもしれない。
しかし、自分自身が楽しくない、辛いと感じるような関係を、女性に常に気を使うような関係を、一生続けられるのか?
肩の力を抜いて、自分が心地よいと思える態度で、でも「この人の前ならいつもよりカッコよく振舞おう」と自然に思える、そうやって過ごせる女性を見つけることが一番大事だと思います。
「全て私の思い通りに振舞ってくれる男じゃないと認められない」なんて女性と付き合ったところで、自分自身が苦しい思いをするだけで何の明るい将来も待っていません。
女性を下に見るのは問題ですが、上に見すぎるのも、また自分自身を卑下するのも、「誰かの気持ちを無視している」という点では同類になってしまいます。
お互い対等の立場で、相手の気持ちも、自分の気持ちも、両方大事にしてほしい。
何を隠そう、最後のアドバイスは、海外駐在中に離婚することになる元妻を選んだ、数年前の私自身に伝えたいアドバイスです。
一緒に部屋を探したとき、たった一部屋見ただけで、元妻に一方的に「もうやめだ!別居!」って結論付けられたこと。元妻の両親と私の母親の意見が違った時、元妻は私を突き放して味方してくれなかったこと。
入籍日に朝から元妻がイライラして、「免許証の苗字を変えるのが面倒くさい」などと悪態をつき始めたので、私が一部の手続きを手伝おうかと提案すると「自分のことは自分でする!」と怒られてしまい、結婚記念日が「怒る元妻」の思い出ばかりになったこと。
あの日の空港で再会を誓った直後、元妻は帰りのバスまでまだ時間があるにも関わらず早々に帰ってしまい、私が金属探知機を通過して後ろを振り返ったら、そこには誰もいなかったこと。
思い返せば、そういったことが起きるたびに、
私はいつも、元妻に何か言いたい気持ちを押し殺していました。
私はいつも、自分がどうしてほしいのか、元妻に言えませんでした。
部屋探しのときも、妻の両親と私の母親の意見が違った時も、元妻の言うことに反論せずに黙って従っていました。
海外駐在に帯同しないと言われても、「君の気持ちに任せるよ」と言いました。
「本当は来てほしい!君と一緒にいたい!」と強く主張することによって、元妻を失うことが怖かったのです。
そして、いざ単身で駐在して、帯同してほしいという希望が叶わないと知った後の話し合いになったら、元妻が勉強している資格について「取得したところで大して稼げるわけじゃないのに」と言ってしまったり、「私が担当している仕事が日本社会にいかに貢献しているか」という帯同とは一切関係がない議論を延々と展開したりしながら、元妻の「仕事を続けて資格を取りたい」という希望をあの手この手で否定し続けました。
その時々において私は、「これは私たち2人にとって最も正しい話し合い方なんだ」と本気で思い込んでいたのです。
ただただ、私は未熟でした。
自分を押し殺して女性に合わせることを包容力や紳士の振る舞いだと勘違いし、
自分が正しいと思うことを一方的に押し付けるのが建設的議論や思慮深さだと勘違いしていました。
卑屈で視野狭窄なあの時の私は、
誰と結婚したところで、
私も、相手も、誰も幸せにできない運命でした。
離婚のあと、コロナでロックダウンが敷かれ、外出が許されなかった駐在先のアパートのベッドの上で、何か月も、私はずっと元妻との間で起きたことや、その原因について考えていました。
時間とともに、ここまで書いた私の未熟さ、そしてそれが自分の幸せすらも犠牲にしてしまうという自分への裏切りであることにも気付いたこと、そして母親の愛や友人の優しさに触れたことで、「もう一度、誰かと一緒に、自分も幸せになりたい」と思うに至ったのです。
あの日々があったから、今の妻が目の前に現れたとき、何も迷うことなく結婚まで一直線に進むことができたと断言できます。
私があるのは、私のおかげではなく、みんなのおかげでもなく、「私とみんなのおかげ」です。心の中をネガティブな感情が支配し続ける真っ暗闇の日々から時間をかけて立ち直った私のことを、あの日々に戻ってめちゃくちゃに褒めてあげたいし、その時に関わってくれた人々全てに心から感謝しています。
そして、そんな私を見つけて好きになってくれて、一生を添い遂げようと決意してくれた今の妻を絶対に幸せにしたいし悲しませたくありません。
入会案内時に「一緒に頑張りましょう」と後押しする声をかけてくれた辻さん、最高のプロフィールを作ってくれた豊田さん、めちゃくちゃ役に立つアドバイスをくださった苅谷さん、その他全ての結婚物語のスタッフに感謝します。
本当にありがとうございました。
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おめでとうございます。
本当に深い成婚談、ありがとうございました!!
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結婚物語はIBJ、BIU、TMSに所属している、沢山の人に会える結婚相談所です。
IBJ成婚数TOP5
JMN成婚優秀賞
TMS 成婚数1位・殿堂入り
BIUと良縁ネットでも成婚者輩出中。
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