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16歳で結婚
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
成人した男女が結婚する際に、法的には両親の同意は必要ありません。
実際には道義的な問題から挨拶をして、形式的とはいえ許可を得る作業をするでしょう。
一方、未成年はと言えば、親の同意なしに結婚することはできず、必ず許可を得る必要があります。
同意したことを証明する同意書か、婚姻届に同意する旨を記して提出するのです。
現行法では、男性が18歳から20歳までの間、女性が16歳から20歳までの間ということになりますね。
ところで、民法改正により成人と定義する年齢が変更されることはすでにご存知かと思われます。
2022年4月からの話で、満18歳を以て成人と定義されます。
これと合わせるように、今まで18歳では親の同意なしには結婚できませんでしたが、改正後は同意を求められることがなくなります。
ちなみに、女性が結婚できる年齢も変更され、下限が16歳から18歳へ、つまり男性と同じ条件となります。
そう多くはないと思いますが、絶対に16歳で結婚したいというなら、今のうちしかチャンスはありません。
若くして結婚することのメリットはいろいろありますが、当然それだけデメリットも存在します。
恋愛が盛り上がってその勢いで、というケースが多いのですが一生を決める重要な話なので慎重になりたいところです。
システム的には離婚も紙一枚で行える気軽なものですが、人の心はそう単純ではないですからね。