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20代男性の約4割がデートの経験なし

しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
内閣府が6月14日「令和4年版男女共同参画白書」を発表しました。
テレビでもネットでも大きな話題となりましたね。
とくに「20代男性の約4割はデートの経験がない」という結果に、ツイッターでも「デート経験なし」がトレンド入りしました。

この結果について同日、男女共同参画を担当する野田聖子大臣(61)は、「必ずしも悲観的ではなくて、1人で過ごす時間が多い人たちが、どうやって出会っていくかを考えるのがイノベーションなのではないか、と受けとめている」とコメントしています。
非正規社員の増加で若者世代の収入が少ない中、デートより自分のことにお金を使いたい人が多い。
収入が増えないことで結婚の未来を描けない。
デート以外にも多くの娯楽が存在している現代で、デートをしなければいけないという価値観が理解できない。
など多くの意見が上がっているようです。

デート経験なしというワードから考えることは、単に草食系男子が増えたということだけはありません。
婚活世代が恋愛や結婚に希望を持てなくなっている経済事情に加え、恋愛や結婚をしなくても、幸せに暮らせるのではという考えかたも生まれています。
生きかたの多様性を認め、さらには婚姻数増加や少子化対策も両立させなければいけない、難しい局面にあるように思います。

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