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結婚と別居

しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
別居しているからと言って、その夫婦がすべて離婚の危機にあると考えるのは早計です。
それが芸能人なら離婚秒読みとでも週刊誌に書かれそうですが、そもそも生活環境が同じことが結婚の定義ではありません。
言ってしまえば単身赴任もそうですし、最初から同居しないことを想定している場合もあります。

いわゆる別居婚と呼ばれるものは、結婚しても同居せずに生活環境を別々に用意します。
仲が悪いということではなく、そうしたほうが何かと都合が良い事情を抱えているのです。
たとえばお互いに仕事をしているけれど労働時間に極端な差がある場合、一緒に暮らしていると不都合を生じる機会が増えます。
単身赴任はこれに近い形で、もっと近い距離で別々の生活環境を用意するケースもあります。

ちなみに、法律には夫婦の同居義務を定めたものがあります。
これは双方がその環境を望んでいる場合には適用されないので、とくに深く考える必要はありません。
近場にそれぞれの生活環境があれば、気軽に会いに行くことができます。
たとえば同じマンション内などが、ケースとして多いようです。
デメリットとして、生活費が倍とまではいかないにしても多く掛かる点でしょうか。
また、何かの拍子に気持ちが離れてしまう可能性もあるので、しっかり心は繋がっておかなければなりません。

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