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結婚しない人が、なぜ増えているのか『所得格差の広がり』

しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
結婚しない人が増えている原因は他にもさまざまありますが、そのひとつに若者の「所得格差」です。
日本での若者における労働所得の格差は、依然として拡大する傾向にあります。
低収入であることで、結婚できないと考える男性も多く、結婚する意欲や機会までも減少させてしまうことにつながっています。

自分が生活するだけで経済的に精一杯で、結婚して相手の人生まで背負う自信がない。
そういう風に、若い男性が考えるのも無理はないです。
所得格差が広がる背景のひとつは、「男性の非正規雇用比率の高まり」です。
企業側の労働現場における非正規雇用のニーズが大きいと言えます。

それと同時に正規雇用を希望していても、就職がうまくいかずに非正規雇用を選択せざるを得ない人もいます。
非正規雇用の席が、自分の希望する職につけない若者の受け皿になっているといった側面もあるのです。
さらにコロナ禍に突入したことで、収入減少といった影響を、若者ほど大きく受けており、若年層には大変厳しい時代となっていると言えそうです。
婚姻数減少を食い止めるためには、こういった若者の雇用や収入面改善の長期的な施策、夫婦共働きを前提とした保育事業の整備など多くの課題がありそうです。

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