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離婚経験者の後悔
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
今や3組に1組が離婚する時代なので、離婚経験者が身の回りにいても決して不思議ではありません。
世の中にはたくさんの離婚経験者がいるわけですが、後悔している人は少なくないようです。
離婚した場合に大きな不安になるのが経済的自立で、女性は安定した収入を得られる仕事につけるかどうかが問題になります。
実際に最近のひとり親世帯の貧困率は54.3%にものぼると言われていて、中でも母子家庭は経済的に苦しい立場に置かれている状況です。
結婚後に仕事を辞めて専業主婦となっていた人は、離婚してひとりで子育てをしながら新たにキャリアをスタートさせるのは大変なことです。
結婚後も仕事を続けていればと後悔する人は多く、経済的自立ができないという理由で離婚できずにいる人も相当数います。
離婚協議書を公正証書にしておけば、と後悔する離婚経験者もたくさんいるようです。
養育費がきちんと払われないケースは年々増えていて、離婚を原因とする母子家庭のうち父親から養育費を受け取っているのは全体の19.7%にしか過ぎません。
要するに8割の母子家庭は養育費を受け取れていないわけで、離婚時に作成する離婚協議書には実は法的な強制力はないのです。
公正証書は法的な強制力を持っているので、必要な項目を盛り込んでおけば養育費の支払が滞った場合、強制的に差し押さえて回収することができます。
後になって、離婚協議書を公正証書にしておけばと後悔しないようにしておきましょう。