サムシングブルー
しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
「サムシングブルー」という言葉をご存知でしょうか。
「サムシングブルー」とは、ヨーロッパで古くから信じられている、結婚式のおまじないです。
諸説の由来がありますが、童謡「マザーグース」という歌が始まりという説が有名です。
その歌には「サムシングフォー」と呼ばれる4つのアイテムが出てきます。
それらを結婚式に取り入れると花嫁は幸せになれると言われているそうです。
「サムシングフォー」と、その意味を紹介します。
サムシングオールド(何か古いもの):伝統、家族の絆、財産などの
サムシングニュー(何か新しいもの):二人の新生活に対する希望
サムシングボロウ(何か借りたもの):すでに幸せな結婚をした人にあやかる
サムシングブルー(何か青いもの) :純潔、清らか
つまり、「サムシングブルー」は「サムシングフォー」のうちの一つなのです。
一つのアイテムの中で色が指定されている唯一のアイテムで、結婚式にも取り入れやすいため、「サムシングフォー」の中でも「サムシングブルー」という言葉がとりわけ浸透したのだと思います。
また、「サムシングブルー」には聖母マリアの象徴である青色にも由来していて、 美しく凛とした青色を結婚式に取り入れて、花嫁の誠実な愛情を表しながらも、これからの幸せを願う意味が込められています。