イベントレポ#ポンコツ本 ゆるふわの裏にあるゆぴさんの芯と勇気
先日10/29(土)に、 #朝渋 さん主催の朝渋ブックスイベントに行ってきました〜!
朝渋さんの著者イベントは、オンライン開催のものにはいくつか参加させていただいたことがありましたが、今回は初めてのオフライン参加!
朝の7:30という早い時間から、代官山の蔦屋書店の2Fラウンジ(超おしゃれだった)で開催されました。
今回のゲストは、ゆぴさんこと、いしかわゆきさん!
ゆぴさんの著書『ポンコツなわたしで、生きていく。』の出版を記念してのイベントでした✨
朝起きれるか不安&対面のイベントにひとりで行ったことがない私は、少し不安もありましたが、ゆぴさんに会えるなんて行くしかない!と応募。
ゆぴさんの1冊目の著書『書く習慣』を読んでから、かれこれ私はゆぴさんのファンなんです。
ゆぴさんのnoteメンバーシップ「#ポンコツ同盟」というグループにも所属しています。気になる方はぜひチェックしてみてください!
さて、そんなゆぴさんファンの私が、初めて対面のイベントに参加し、せっかくなので人生初イベントレポートを書いてみようと思います!
(ゆぴさんのお話を聞いて、書きたい欲が駆られてしまいました😅)
個人メモ書きをまとめたものなので、ゆぴさんの発言をそのまま載せられていない点もあるかと存じます。そこも踏まえてお読みいただければ幸いです🙇♀️(私の主観が入りすぎてたらごめんなさい、、!)
フリーランス人生は「知ったこと」から始まった
ゆぴさんは元々「働くこと=歯車になること」というふうに考えていたようです。
ゆぴさんのこれまでのキャリアはこんな感じ。
ぬいぐるみ営業(1年半)→広告ディレクター(1年半)→新R25ライター(8ヶ月)
→フリーランス(2018〜)
いろんな会社、業種を経験したのち、フリーランスとして活躍されているゆぴさん。
なぜ、フリーランスになったのかというと、
フリーランスの存在を知ったから。
ゆぴさんは当時、今回のイベントを主催している#朝渋 の朝活コミュニティに参加していました。
そこで、思っていた以上にフリーランスとして働く人が多いことに気づいたそう。
自分と同じくらいの年齢の女の子がフリーランスで働いている姿を見て、自分にもできるかも!と思ったのがきっかけだったようです。
「知ることは選択肢を増やすこと」
フリーランスで働く人たちを知ったからこそ、ゆぴさんの新たな選択肢が開けました。
「ゆるふわに働く」=意外とゆるふわじゃない!?
#ポンコツ本 のサブタイトルに「ゆるふわ思考で、ほどよく働きほどよく暮らす」と書かれているように、#ゆるふわ思考 というのが本の一つのポイントになっています。
ここで、ゆぴさんのいう「ゆるふわに働く」の意味は、だらけて働くのとは違うとのこと。
ゆるふわに働く=無理しないで働くということ。
無理しない、というのは人それぞれ違うともおっしゃっていました。
そもそも働くって何のためなんだっけ
さまざまなキャリアを経験する中でゆぴさんは、「そもそも何のために働くのか」というのを考えたそうです。
深い問いで、ゆるふわっぽくないようにも聞こえますね(笑)
そこでゆぴさんが行き着いたのは、
「幸せになるため」という答え。
幸せになるために働いているのに、働くことで不幸になるのは意味がない!
心地よい働き方を目指したきっかけは、その問いが大きかったのではないかと思います。
ゆぴさん流!やりたいことの見つけ方
自分のやりたいことを中心に仕事をつくってきたゆぴさんが、「やりたいことの見つけ方」をご紹介してくれました。
1, できることを見つける
やりたいことを見つけるのに、自分の得意なことを知るのはとても大事。
苦がなくできること、ストレスを感じにくいこと、誰かに褒められることは何考えてみること!
「苦手なことはやらなくてもいい!」
2, やりたくないことから考える
やりたいことを考えても、なかなか思い浮かばない人も多いですよね。
そんな時は、「やりたくないこと」を考えるのがおすすめ!
ゆぴさんは、「営業ヤダ」→「形に残らないものはヤダ」→「好きなことが書けないのがヤダ」、、、
というふうに自分の「ヤダ」を知っていくことで今の自分にとっていい働き方にたどり着いたようです。なるほど!
3, 自分の原動力を見つける
原動力を見つけるには、これまで自分がイキイキしていた瞬間を詳しく思い出す!
趣味の活動はもちろん、お風呂で本を長い時間読んだことなど、小さなことでもOK。
それを仕事で再現するとしたらどうか、考えてみるのがポイントです。
4, 得意を活かせる場所に行く
ゆぴさんは、自分自身は変わっていないのに、環境を変えるだけで褒められた経験があるそうです。
環境によって求められるものが違うから、自分に合う環境も合わない環境の両方があるもの。
置かれた場所で咲かなくても、誰でも自分が咲ける場所を見つけられるんですね!
ゆぴさんいわく、「得意を磨き続けたら仕事は無くならない。なぜならそれが不得意な人がいるから仕事が生まれる」とのこと。
不得意をお互いの得意で補い合うから、仕事は回るんだなあと思いました。
5, 知ることは選択肢をふやすこと
ゆぴさんがフリーランスになったのも、フリーランスという働き方を知ったから。
知らないと、選ぶこともできない。
「自由な働き方をしたいからフリーランスになりたい!」という学生さんがいたと言う。
でも今は、フルリモートだったり、フレックス制を導入したり、さまざまな働き方ができる会社が増えた。
つまり、会社でも自分のしたい働き方ができる可能性があるということ。
自分の選択肢をふやすために、いろんな情報に触れよう!
我慢せずわがままな声を聞いてあげる
やりたいことの見つけ方を、具体的な5つの方法に分けてお話してくださいました。
普段から我慢していて自分を押し殺していたら、自分のやりたいこともなかなか見つかりにくいもの。
自分の心のわがままな声にも耳を傾けてあげて、自分のことを知るのが大切だと学びました。
「私はもともと自由だった」と気づいた
実はゆぴさん、とても厳格なお家で育てられたそうです。なんと、熱を出しても強い薬を飲まされて、学校を休ませてもらえないくらい!
大学も「この大学以外は学費を出さない」と言われるなど、親御さんからがいろいろと決めることが多く、自分自身で選択する自由を感じられていない人生でした。
そんなゆぴさんにも、「自分で選んでいい」と思えるきっかけが。
それは転職活動。新卒の頃の「ヨーイドン」で横並びの就活と違って、締め切りもない。
世の中には会社がたくさんあることに気づき、自分で選択肢を選べることに気づきます。そのため、転職活動は楽しかったんだとか。
会社を退職することについても、「辞めることも本当は自分で選べるはずなのに、選んでいない自分に気づいた」とおっしゃっていました。
日本にはまだ、「新卒で入った会社は3年以上は続けるべき」などといった風潮が残っています。そんな考えの人が多い中で生活していると、つい自分には選ぶ権利がないようにも思えてきてしまいます。
でも、実際そんなことないんですよね。
何かを選ぶのも自分。選んでいないのも自分。
それに気づいて行動したゆぴさんだからこその、今のゆぴさんらしい働き方があるのだと思いました。
自分の弱みをさらけ出すのもひとつの仕事!
環境を自ら変えたり、弱みをさらけ出すことで自分なりの働き方をつくってきたゆぴさん。
しかし、教育でも「オール4」を求められていた日本人は、なかなか弱みをさらけ出すのは勇気がいりますよね。
ゆぴさんはそれに対し、「弱みを出すのも仕事の一部」と言っていました。
就活でも話を盛る人が多いですが、それがミスマッチを引き起こす原因になることもしばしば。「リーダー得意です!」と言って入社したけど実はできない、というのはお互いの損になります。
弱みを伝えるということは、
自分のためでもあり、相手のためでもある!
相手を思うからこそ、素直に自己開示するのが大切ですね。
もちろん、「嫌われたくない」と思う人も多いと思います。
ゆぴさんは、
「人類たくさんいるから、一部に嫌われても大丈夫!」というスタンスをもっているそう。
自分を大切にしてくれる人を周りに置いたら、自分もポジティブになれたというエピソードも教えてくれました。
強みは高尚なものじゃなくていい
「強み」というと、すごく自信があるものじゃないとダメなような、ハードルが高いものに思えませんか?
ゆぴさんは、「強みを高尚に捉えなくていい」とおっしゃっていました。
強みと弱みは表裏一体。弱みをひっくり返せば強みになる。
ゆぴさんの「過集中」という弱みも、「ものすごく集中力がある」強みでもあります。
ハードルを上げて考えず、「これしかできないからやるしかない」くらいのスタンスでも良いのだと。ゆるふわぽくて素敵です。
「この人と一緒にいると居心地が良い」と思ってもらうことも「仕事ができる」ことに大きく関わるそう!
「スキルスキル!って思わなくても良い」そうです。
仕事術やお金の本ばかり並ぶのを見て「豊かじゃない」
ご自身の本が出版された際に、本屋に見に行ったとき。
「仕事術」「お金」という言葉が書かれたタイトルばかりが平積みされた本屋を見て、「豊かじゃない」と思ったそうです。
お金の目標だけで仕事しても楽しくない。
平日は仕事だけして、土日もやることがないからずっと寝ている生活。。。
そんな生活を、ゆぴさんは豊かじゃないと感じたとのこと。
「趣味がある人は豊か」
ゆぴさんは読書や映画、漫画など多趣味のようで、平日も趣味の時間をしっかりとっているようです。
ゆぴさんは自分の生活を「すごい豊か」とおっしゃっているのが印象的でした。
年収が何万超えるとか、お金をとにかくたくさん使いまくるとか、そういうのでは体現できない豊かさがそこにはあると思いました。
いくら稼いでいるとか関係なく、自分が好きなものをちゃんと知って、それに使う時間をしっかり確保する。
自分にとっての豊かさの軸を持って生きて、自ら「豊か」と言えるような人生。
それがお金だけでは得られない「豊かさ」なんだなと思いました。
「ゆるふわ」その裏に見えるゆぴさんの勇気と行動
私がこのイベントを通して、ゆぴさんに対して抱いた1番の印象は、「すごい豊かな方だな」ということでした。
自分にとって大事なことが何か明確で、働くことで自分の幸せに向かっている。
今のご自身の生活、人生にとても感謝し、満足しているような印象を受けました。
でも、そんなゆぴさんも初めから今の生活、働き方だったわけではありません。
アルバイトでは毎日のように怒られる経験をし、会社員時代は深夜まで働くことも、、、
そんな「やりたくないこと」も経験する中で、自分の理想をどんどん明確にし、行動していく。
自分にとっての「ゆるふわ」を守り、追求するために、勇気を出して行動して自分の働き方を切り拓いっていった。
ゆぴさんは、「自分が心地よく生きることを諦めなかった人」なんだと思います。
ゆるふわだけど、ゆるふわなようで、とても芯のある方。
ふわふわの中にある、とてもしっかりとした芯。
その芯があるからこそ、ふわふわすることもできて、
そのギャップにみんなが惹かれる。そんな気がしました。
直接イベントでお話を聞けたことで、よりゆぴさんの魅力や、見習うべき点に気づくことができました!
ぜひ、#ポンコツ本 まだの方はぜひお手に取ってみてください。
書きたいことがありすぎて、想定以上にだいぶ長くなってしまいましたが、、、!💦
ゆぴさん、5時こーじさん、朝渋の皆さん、素敵なイベントをありがとうございました!
以上、「朝渋ブックス」イベントレポートでした!
最後までお読みいただいき、ありがとうございました✨
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