見出し画像

好き、が見つからなければ

 なにせ、好きなことって変わっていかないか? 私の場合はわかんないことが多かったし、わかってもずいぶんと、変わっていった。

 外国に住む、外国語を学ぶ、翻訳をする、文章を書く、今やっていることはみんな、ずっと自分の嫌いなこと、苦手なこと、と思っていたことばかりだ。

 歌う、営業する、事務局の裏方、園芸、企画、踊る、一時的に盛り上がりはしたが、今はもうやっていないことたち。

 そんなんで、好きを仕事にするって、基本難しいんじゃないの? と、やはり思うのである。よほど、自分のことがわかって、同時に仕事のこともわかっていないと。

 好き、がよほどはっきりしているなら別だけど、そうでなければ、こだわり過ぎないほうがいいんじゃないかと思う。仕事の場合、自分でない誰か(会社や上司や顧客など)を満足させるのが先で、自分の満足が最初にくるものではないから。

 誰かのニーズに応えるのが仕事で、応えていることに満足していければ、いいんでは。貢献することの喜びをもてればいいんと違いますか。それ以上のことは仕事の外で補えばいいんだし。

 逆に、はっきりして継続的な好き、をもっているなら、やってみるのはもちろんいいと思うけど。必要なスキルの積み上げがあれば。要は自分との対話次第ですかね。人との比較ではなくてね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?