私の占いあれこれ
メインで扱うのはタロットの一種、トートタロット。
そのサブで、数秘術やホロスコープ、オラクルカードなどもご用意しつつ、占いをするのが私のスタイル。
ちなみに、記事の画像は、現在の名刺の一部分。
メインはトートタロットですよ、ということは変わりません。
そういえば、占い師としてどこかに所属するには、できれば２つ以上の占術（せんじゅつ）があることを求められることが多いかな？
お店によっては、手相必須、東洋系、西洋系のどちらが得意？ということも問われる場合もありますし、〇〇は占術として数えませんという場合も。絶対このお店に所属したいと熱い思いのある方は、募集要項をよくご確認くださいね。
命術（めいじゅつ）／生年月日や名前から占う方法
ト術（ぼくじゅつ）／タロットやダイスなどの道具を使って占う方法
相術（そうじゅつ）／手相や家相など見て占う方法
私が使う／勉強中の占術について、それぞれ簡単にご説明しましょう。
トートタロット（卜術）
タロットの一種。元気な愚者や、ちょっと怖い吊るされた男、死神、壊れた塔、明るい太陽などなど、タロットといえば……の、あのカードがあるタロットです。
ただ、絵柄や順番など、一部は一般的に知名度のあるライダー版／ウエイト版とは異なりますので、カードと参考書を別々に購入する人はご注意。
※最近、ネットでは新品中古問わず、コピー品いわゆる海賊版も多く出回っているそうですので、できるだけ信頼できる通販サイトまたは、実店舗で購入（取り寄せ含む）が安心かもしれません。
魔法使いっぽい、普通のじゃ物足りない、知り合いと同じのは嫌、という理由で選んだり、トートタロットを扱う人に占ってもらったことをきっかけに、自分でも使うようになる人（私はそうでした）もいます。
占えることに大きな違いは無いのですが、そこからどう読み取るかの情報量としては、トートタロットは他のカードより多いかもしれません。
結局は、どのカードを選ぶかは相性かな？私はトート版のタロット一筋とはいえ、一応、ライダー版も持っています。
タロットは、私が使うトート版、一番流通しているライダー版／ウエイト版と、マルセイユ版の大きく分けて３種類がありますので、それぞれの好みでお使いください。
数秘術（命術）
生年月日や名前から導き出した数で占う方法。
これをメインで使う人は、いくつもの情報を様々な計算で出して、1時間ほどかけて人生全てを読んでいくことも。
私は単純に、星座と合わせて本質を見ることと、年運を読む時に使っています。相性の場合、お互いの本質に対しての接し方や注意点をお伝えすることもあり、ご家族やカップルでの鑑定には、それぞれ『分かる』『あるある』と盛り上がるのも楽しいところ。
頭の中に情報を詰め込んでおけば、あとは電卓（または手計算や暗算）すれば道具を使わないので、場所を問わずに鑑定もできます。
より正確なことを知るためには、出生情報として生まれた場所、時間が必要な場合もあるので、母子手帳を手元に置いておきたくなります。実家を離れていた場合、占いたいために取り寄せて確認するという事例も多数あるとか。
オラクルカード（卜術）
これに関しては、説明が難しいところですが、そもそもオラクルカードって、1枚１枚にメッセージと解説がしっかりあるので、買ったその日、その場で初心者さんでも１枚選んだら読めますよ、というもの。
占いの現場でそれを使う場合、ただカードの意味を解説するだけ……ではなく、お客様にあった言葉で伝えるとか、どうしてこのカードになったかなどの話術が求められるでしょう。
私の場合、と限定すると、対面鑑定の最後にシャッフルしたオラクルカードを、お客様ご自身に選んでいただくことが多く、不思議とご相談を占った結果の後押しをするカードが出てくれます。
メール鑑定など、直接お客様に選んでもらうことが難しい場合は、そのお客様のお名前やアイコンをイメージしたり、SNSでお届けする場合はフォロワーの皆さんへの……と、カードに対象者を伝えることで、私が代わりに引くという方法で引いていますよ。
タロットと同じように３枚引きやスプレッドで複数組み合わせた占い方もできますので、オラクルカードだけでも出来ることが意外に多いかも……。
ただ、オラクルカードって、ものすごく種類が多くて、ほとんどが、何かに特化したものなんですね。恋愛、神秘世界、神様、天使、などなど。それらをどうお悩みに対応させるか、と考えると、１つで全てが占えるタロットの方が万能かもしれません。
でもね、オラクルカードって、かわいいものや、ぐっとくるメッセージのものも多くて、１つ持っていても、ついつい他のものも欲しくなっちゃうんですよ……。もし実際に鑑定を有料でされる占い師を目指すなら、ダメ（個人で持つのはいいけどお店では使わないで）、と所属先に言われない限り、個人の自由でお使いください。
その他（勉強中のもの含む）
ホロスコープ
一応、どうやってホロスコープの丸いアレを出すかは知っていますし出来ます（ネットで作成するので）が、じゃあ、この星とこの星がこういう関係の場合は？じゃあ、何年後にこの星がどうなって運気がどうなる？という、深い読み取りは出来ません。いわゆる星占いで毎月、来年の運気を見るのは出来ないということです。勉強不足です、はい。
出生図と言われる、生まれた時の星の状態を見るだけならできますので、数秘術と合わせて本質を読むための補助として、必要と、ご希望があれば使っています。
なので、これに関しましては、なかなかホロスコープ読めますよ！と言い切れないのが私の今の状態。せっかく個人情報を渡して占ってもらうなら、それを専門にされる先生をお勧めしてしまいます。
ルノルマンカード
タロットでもオラクルでもない、占うためのカード。枚数の少なさや、カードに含まれる情報のシンプルさなどから、タロットよりルノルマンを選ぶ占い師の先生もいらっしゃいます。
最近は特に注目をされていますし、ネットではルノルマンカードを盛り上げようという先生方による音声配信や、様々な企画もあったり、関連書籍も次々に出版・増刷されているなど、これから人気が出そうなカード。
身近にルノルマン仲間がいなくても、ネットには大勢いらっしゃいますので安心して、ルノルマン沼に足を踏み入れてみてください。
アストロダイス
アストロ＝星の、ダイス＝サイコロということで、星読み・ホロスコープで使う知識を用いた占いの１２面体サイコロです。
・１０天体＋ドラゴンヘッド・ドラゴンテイル
・１２星座
・１２ハウス
の３種類のサイコロを振って、その組み合わせで占うのですが、１つ、２つだけでも大丈夫。
サイコロに、それぞれを示すマークが描かれているだけなので、出た瞬間に『これは金星、これは太陽、これは……』と判断して、そこから読み取ることはカードと同じくらいの瞬発力や話術も必要かもしれません。
とりあえず、西洋占星術を勉強しようと思ったらお迎えして、毎日振って記録していると覚えていくでしょう。
占い師として実際に使うのは？
私に限った話ではないのですが、占いを有料で（生業・趣味問わず）行う時は、何か一つ『これで全て占えます』というものを持っておくと良いです。
それ以外では、冒頭でお伝えしたような占術の中から複数を使えると強みになりますし、占いの館などに所属する場合『最低これとこれは使える人』という募集要項もありますので、どこでどういう風に占いをしていくかによって学んでいってくださいね。
そういえば、タロットと単純に表示してある占い師さんでも、ライダー版か、マルセイユ版、トート版かを具体的に表示されていない先生もいらっしゃいますし、商業的に霊感タロットという名前で出してある場合もあります。
ちなみに、私が名刺やSNSでトートタロットと表示しているのは、それが必須ということではなく、自己満足と、トート仲間との繋がり、トート版が気になるというお客様との出会いを求めているからかな。
ほら……怖くないよ……トート版、いいよ……とお誘いもしています(笑)
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