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立ち止まったから見える景色に、無駄なものなんてなくて。

8月31日に正式に退職してから早3週間が経とうとしている。

自分が休職をして、退職をして。
初めて見えたこと、わかったこと、心から気づいたこと、そんなことたちを今日は書き記しておきたいと思ってnoteを開いた。

これからの私が、今を振り返った時に、この時間に無駄なことなんてなかったよって言えるように。
もし少しでも忘れそうになっていたら、今の気持ちを思い出してもらうように。
そしてこれは+‪α‬だけれど、もしも私のようにこれから先、退職する方がいたとしたら何かの参考にでも思ってもらえれば。

何から書こうか、、思うことは沢山ある。
まず何より私は、世の中の働いているすべての人への尊敬の念をおぼえたこと。
みんなそれぞれに色んな状況があって、気持ちがあるのだろうけれど、
とにかく、正社員だろうが派遣やパートだろうが、アルバイトだろうが、職種だって本当に何だって。

身の回りの働いているすべての皆さんがすごいと、心底思ったのだ。
コンビニに行けば店員さんがいるし、スーパーもそう。郵便局には郵便局員の方が、病院にはお医者さんや看護師や受付の方がいるし、ハローワークへ行ったら職員の方がいる。バスに乗れば運転手さんがいる。図書館に行けば司書さんがいる。

身の回りって、働く人たちで溢れている。

そこに優劣はなくて。
ただただ、みんな自分の生活のために、もしくは家族や大切な人の生活のために、もしくはやりがいのために?
きっと色々な、それぞれの理由のもと、必死に働いている。そして、生活をしている。

ただそれだけの、こんな単純なことなのに
とてつもなく、すごい。

当たり前のことは全然当たり前なんかじゃなくて
毎日毎日、手に職をもって何かしらの形で仕事をして、何かに貢献して、そして生きている。
その事実が鮮明に、痛烈に、私に突きつけられたというような、そんな感覚。

この気づきが一番大きなものだったと思う。
何のために生きているのかって、考えたらきりはないけれど、それでも生きていく上では仕事をしないといけないものね。

本当に、みんなすごいし、素敵だ
生きていくって、大変だな、そんな感じ。

そして何が大変かって、ただここで生きているというそれだけで、お金は沢山かかることにも気づいたから。

公的なものだと、
・国民健康保険料
・国民年金料
・住民税

それ以外だと、(諸々の生活・日用品を除く)
・携帯料金
・コンタクト代
・保険代

収入がなくなっても払わないわけにはいかなくて、
収入は増えないのに、一定のお金が削られていく一方。

恥ずかしながら私は制度やお金面に関して無知で、非常識な方だと思う
自分がこんな立場になって初めて、やるべきことたちや納めているお金の種類や金額なんかを、諸々の手続きなんかを、知ったのだから。

だけどそんな私を助けてくれる制度たちも、きちんと存在していて。
・傷病手当金
・失業給付
・教育訓練給付金
など。

傷病手当金は無事に受領できたし、他2つは申請途中。

会社勤めをしていた時は、毎月毎月なんでこんなにさっぴかれるんだよ!とムカついていたのだけど
そうやって、みんなが払ってくれているお金たちが、こういう私みたいな人のために、使われているのだね。
そんなことをようやく理解してから改めて給与明細を見てみると、なんだか感慨深い。

制度というのは上手く出来ているし、制度に守られている人が沢山いる。
そんな基本的なことを、身をもって知ることができた。

もし、自分がこの立場にならなかったら、
生きていくということの大変さも、
どのくらい、何にお金がかかっているのかということも、
何も分からなかっただろう。

今の私は、悔しいけど恥ずかしいけど色々なことを心からわかって、気づいて
親への感謝と尊敬の念はもっともっと大きくなった

これから先の自分の人生においての責任とか、対策とか、そんなことも現実味を持って考えられるようになってきた。

奇しくも私は今、行政書士を目指して勉強しているわけで。
そんな勉強の側面からも、法というもののすごさを感じるし、
あらゆる申請や許認可、手続き等々をやってくれる存在なのだから、それってやっぱり、すごいよね
少し分野は違うけど、私みたいに困っている人や、手続きわからないな面倒だな、ていう人たちのために。
法のもと、所定の手続きに沿って、資格の元でしか出来ないことをやってのけてしまうのだから。
存在意義が、あるというもの。

話はそれてしまったけれど、そんなこんなで、休職して退職して、次の道に向けて歩みを進めているこの時間の中で。

一度立ち止まってみた私にだから見えた景色、わかったことがあって。
きっとこの気づきは私に必要だから、訪れたのだろうし
この先も忘れずに。

感謝をしたり、還元したり、何かに活かしたり
心に留めておきたいなと思います。

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