【日記】20220725 おくすり
先週の土曜日に外来手術で「皮膚腫瘍摘出」をした。
いわゆる粉瘤、アテロームが身体のある部位にできやすい。腫れることがあるけど自然に治まるのを待つのが常となっていた。
しかし今回、高校生のときにはじめて粉瘤ができた場所(このときが自分史上最大の悪化)で再発した上になかなか腫れが引かなかったので、手術する前提で皮膚科を受診した。
とはいえ粉瘤としては小さいので、「くり抜き法」という、患部に小さな穴を開けて中のものを出す施術になるだろうと見当をつけていたのもある。要は全然怖いことなんかないと思ってたわけ。
でもまさか切開のほうでやることになるなんてね。
数年前に親指を包丁でザクッとやってしまったときはもうできちゃった切り傷を縫うという作業だったから覚悟も何もなかったけど、わざわざメスで皮膚を切って、体の部分を切り取って、そんで縫い合わせるっていう工程を想像すると、怖すぎ。
指切ったとき縫合時の麻酔があんまり効いてなかったせいもあって、この手の処置に対する恐怖がやたらと増幅している。高所と医療行為、年を経るにつれてダメになっていってる。やばい。この分だと10年後には3階以上には住めないし、指を切るのが怖くて一枚紙を素手で触れない。常に厚手の手袋をしている中年女性になってしまうのだろうか。
クリニックは都心に複数分院を持つ大きなところだったけど、予約電話から受付から診察・手術までなんらのストレスなく終えられた。もしご意見ハガキがあったら前のめりで書いてたと思う。
ただ…
ただね……
どうやら処方薬の副作用がなかなかキている
このぶつけどころのない気持ちをどうしようね。
多分だけどメインの抗生物質のせい。
昨日の昼過ぎも意識が飛びかけてアレ?と思ったけど、今日は出勤してすぐ手足が脱力してしまった。
昼過ぎにはやはり意識が遠のきそうになり、休憩室へ行く始末。休憩室でひと休みした後の脚の色とむくみっぷりにビビった。
これ五苓散(体内の水分を調節するのを助ける漢方で、一般的にむくみが取れるなどとされている。自律神経の関係で飲んでる)と併用してて本当に大丈夫?無駄なことしてない?放ったエネルギー弾がライバルのそれと拮抗してるみたいな図が浮かぶ。
さらに頭痛、お腹下し、微熱。
お医者はもちろん悪くない、薬に当たっても仕方がない。相談するまでは飲むのをやめるわけにもいかない(明日お医者さんに相談しよ)。
こんなに「副作用〜〜!!!」っていう症状が出るのははじめてなので、正直びっくりしている。
そんでしんどい時間帯がちょうど仕事の時間帯なの本当に嫌。仕事がしんどくなるのもそうだけど、終業くらいのタイミングで楽になってくるのは、なんか自分が仮病しているみたいな錯覚をさせられて、ならなくて良い自己嫌悪に支配されそうになるんだよ。
いや、もう支配されているのか。
勤勉たるべしという圧力に。