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言葉のアルバム No.2(1歳4か月)

気が付いたらできなかったことができるようになっていて、以前は見られた言動がいつのまにかなくなっている。そんな「今」この瞬間の言語発達を記録するために始めた「言葉のアルバム」。今回は1歳4か月頃の様子をまとめました。

1歳4か月で見られた発語リスト

  • きゅーきゅー(救急車)

  • ぽんぷー(ポンプ車)

  • のんのん(ロンドン)

  • しゅーしゅー(ゴミ収集車)

  • こんくー(コンクリートミキサー車)

  • バイク

  • あっくー(抱っこ)

  • あり(蟻)

  • ちょうちょ

  • あと(鳩)

  • あば(カバ)

  • わんわん(犬)

  • にゃーにゃー(猫)

  • あな(鼻)

  • うち(口)

  • ピンク

  • チーウン(チーズ)

  • シーウン(シール)

  • ブルーベリー

  • うんち

  • ばいばい

  • ぶらぶら~

  • ぐるぐる~

  • ライト

  • ぴっか(光っているもの)

  • おいしょー(よいしょ)

  • かっこいー

  • おっと(もっと)

  • もういっかい

  • あーくんたー(謎発語。ものを指さして使う)

発語できるかは発音できるかが鍵

あたり前のことだが、発音ができる音が増えれば発語も増えるんだな、ということを感じた。特に、「あ」「い」「う」「え」「お」の母音を出せるかどうかが発語の鍵な気がしている。この5つの中で圧倒的に発音しやすいのは「あ」であり、今回の発語リストの中にも母音「あ」を語頭にもつ単語が多い。

今月結構発音が上手になったなと思ったのは「い」であり、「シール」やら「チーズ」やらを発するようになると同時に「い」単体もはっきり発音できるようになった。先月は子音と組み合わせないと「い」段の音は発音できていなかったが、今月は「いっぱい」「もういっかい」等といった「い」単体の発音も見られるようになった。

名詞が激増(特に車)

先月は、言葉の獲得は動詞から入るんだなーということを書いた記憶があるが、今月は名詞が激増。特に、車が気に入ったということもあり、お友達にもらったはたらく車の本を開いては車の名前を確認し、どんどん覚えていった。私が載せている発語リストは、親の言ったことを繰り返すのではなく、自分から指さして言ったり、何もないところで言ったりした単語をもとに作っているが、この車の名前に関しては、夜寝る前に「こんくー」「ぽんぷー」と言って、親が「コンクリートミキサー車」「ポンプ車」と正式名称をいうと満足して喜ぶ、という謎現象があった。

また、車以外にも動物の名前や虫の名前も獲得。
図鑑や絵本で指さし確認して覚えたりもしているが、実物を見た後の方が圧倒的に発語が増えるということがわかった。公園で鳩を見つけて「鳩だねぇ」と言ったら「あとぅ、あとぅ」と言って鳩を追いかけ、飛んでいってしまった後も「あとぅ・・・」と悲しそうにつぶやいていた。また、「あり」も早めに覚え、よくそんなの見つけるな、という小ささと速さで動く蟻を見つけては「あり」と教えてくれている。(ちなみに、母音「あ」に子音を組み合わせた発音はまだ難しいんだな、と思いながらみている。)

定番の「わんわん」「にゃーにゃー」は、あまり身近にいなかったからか獲得が遅く、鳩、カバ、蟻、の次くらいによく出てくるようになった。散歩している犬を指さしては「わんわん」というが、私が「わんわんだね」「犬」だね」と呼び方を統一せずに適当に受け答えていたら、「わんわん」=「いぬ」ということも理解したらしい。すごい。適当って大事。

「ちがうちがう」が消えた

先月さんざん言っていた「ちがうちがう」だが、今月はほとんど見られなくなった。かわいかったのに。その代わり、4か月前半は、何か拒否をするときは「ゔーー」と唸っていた。「おむつかえるよ」「ゔー」、「ねんねんしよ」「ゔー」といった具合である。

でも、後半になるとその「ゔー」すら消えた。ある程度言葉が出てくるようになって、自分の意思を伝えられるようになってきたからだろうかと思っているが、今後どのような拒否のされ方をされるのかと戦々恐々としている。「ちがうちがう」戻ってこないかなぁ。

「もっと」と「もういっかい」

ついにこの便利なフレーズを習得してしまった。好きな果物を食べ終わると「おっと(もっと)」とお代わりを要求し、絵本を読み終わると「もういっかい」と再度読み聞かせを要求する。

「ある」→「ない」→「いっぱい」という流れが来るという友人の情報があったが、息子はまだ「いっぱい」はあまり理解していない気がする。「ある」→「ない」→「もう一度ある状態にしろ」という時系列的なとらえ方が先にきているのかな。

ちなみに「おっと」の要求に答え続けると結構な量の果物を食べ続けることになるのだけど、本当にこんなに与えていいものだろうかと母は時々不安に感じる。が、あげてしまっている。

おわりに

この記事を書いている現在息子はすでに1歳5か月を過ぎたところで、言葉の爆発期が来つつあることを感じている。動詞→名詞と来た流れは、助詞や形容詞へと広がっている。私の中では、発語はもう少し後、というイメージだったので、予想よりも早くてちょっと寂しい気もしているが、ゆっくりならゆっくりで心配になってしまうのだろうから、親というのは気忙しい生き物だな、と思う。


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