誰のためのプロトタイプ?
サービス作りに欠かせないプロトタイプ。
チームやステークホルダーの意思決定ツールとしてとても有効です。
意思決定に欠かせないプロトタイプですが、スピードを求められる事も多いため「仮」のデータで作成してしまう事もしばしば。
しかし、見せる対象者を意識して作成しないと意図しない捉え方をされてしまったり意思決定に不十分なクオリティになってしまいます。
当たり前な事も多いとは思いますが、
私がプロトタイプ作成時に見せる相手ごとに気をつけているポイントをまとめました。
to プロジェクトチーム
メンバーは主にPdM・エンジニアを想定しています。
to ステークホルダー
組織体制によって対象者は様々ですが実装に入る前の最終的なジャッジを下す人を想定しています。
to デザイナー
デザイナー間レビューでデザインをチェックするシーンを想定しています。
まとめ
「仮だから!」と言って適当な情報を流し込んだプロトタイプを作成してしまうと適切なジャッジが下されず実装後に「あの時気づけていれば・・・」と後悔する恐ろしい事態になりかねません・・・
理想的な情報で構成されたプロトタイプは美しいですが「理想的な状態」が必ずユーザーに届くとは限りません。
誰が見てどんなジャッジを下すためのツールなのかを意識して作成すると、必然的に適切な情報が組み込まれたプロトタイプに仕上がるかと思います。