アラサー婚活女子の最長時間のデート
6時間を超える長電話をした彼と
初めてのデートをしたのは10月の祝日月曜日。
・朝10:00過ぎ、梅田で待ち合わせ
・映画を観に行く
・お昼を食べる
ということだけが決まっていました。
過去には、電話は楽しかったのに、
会った瞬間に違和感を覚えたお相手も⬇
今回も、会ってみたら何か違う、となってしまったらどうしよう……
と思いながら、待ち合わせ場所へ。
わたしより少し遅く到着した彼は、
身長が高く、すらっとして、
大阪の人混みの中でも一際目立ちました。
眼鏡をかけていて、はっきりとした目鼻立ち。
誠実そうな人でした。
映画。
初デートではなかなか選ばないプランでしたが、
当時観たい作品があり、付き合ってもらうことに。
上映前のちょっとしたお喋りも、
隣に座っている空気感も、心地よく感じました。
映画を観た後、ランチ。
お互いに食事に関しては好き嫌いが少なく、
「なんでもおいしく食べる!」族だったため、
お店選びはかなり難航しました。
しばらく迷った末、海鮮丼のお店に入りました。
お箸の持ち方も大丈夫。食べ方も綺麗。
「眼鏡外してもらっていいですか?」
というわたしの唐突なリクエストにも笑顔で応じてくれます。
わたしは面食いというわけではないですが、
彼の顔は好みだなと思いました。
食事後は、カフェでお茶。
わたしの好きなカフェに一緒に行ってもらいました。
わたしが迷っていたケーキを頼んで、少し分けてくれました。
なんて優しいんだ……
わたしは、このときすでに
この人のことを好きになるだろう
と思っていました。
その日は夕方から、梅田近くで脱毛サロンの予約があり、
いくらかは一人で時間つぶしをするものと覚悟していましたが、
彼は、わたしの次の予定まで一緒にいてくれました。
歩き疲れたり、話題に困ったりすることもなく、
わたしたちはお喋りをしながら
2時間ほど大阪の街を散歩しました。
彼はずっと笑顔だったし、
わたしの話をとてもよく聞いてくれました。
橋の上のベンチに座って話しているとき、
「また会ってほしい」とも言ってくれて。
最後はわたしの次の目的地であるビルの前まで送ってもらって解散。
初めてのデートでおよそ8時間という
アプリ婚活史上最長記録を更新しました。
その日の夜帰ってからはまた電話もあり、
「今日は楽しかった」
「時間が許せばもっと話したかった」
ということを伝えてくれました。
また、その夜は満月でした。
彼が言います。
「月が綺麗ですね」
文学部的には、これは告白です。
「月はずっと前から綺麗でしたよ」
と返しました。
ドキドキして眠れなくなり、
また、夜更かしをしてしまいました。
《ニフレル》復讐計画のことなどすっかり忘れ
2週間後に2回目のデートを約束しました。
⬇元凶・元彼《じわお》
⬇初体験シリーズ
⬇失敗談①《兵庫の鉄オタ》
⬇失敗談②《ニフレル》
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