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江戸っ子アートのラスボス!歌川国芳展に行きました。

 江戸っ子アートのラスボス!歌川国芳展へ行きました。もうすぐ会期の終わる2月18日(火)にです。入場時刻は10:30です

混雑状況


 入場してすぐに頭をよぎったのが、「浮世絵だ~」「カラフル~」でもなく「混みすぎじゃね?」だった。平日なのにだ。展示の前半は、絵を見に来たはずなのに時間の半分を人間の顔に費やしているような気がして辟易した。


情報量多い!

ムチムチしてる幼少期の坂田金時。小さい時から怪力で知られ、後に源頼光に仕える
3枚セットでひとつの絵が完成。
1枚ごとに見どころを分散させるモンなんだけど、これは3枚全部買わなきゃだね…


 平家物語、忠臣蔵などのワンシーンを描いた武者絵。人、武者の名前、シーン解説が一枚にぎゅっと詰め込んでいるので情報量が多い!(情報量の多さ故にその人を表すアイコン的なものが多少分かってなくてもどういうのか分かるのでちょっと嬉しい) たまにミニ望遠鏡を持っている人を見かけるが、こういうときに使うんだなと納得した。

忠臣蔵討ち入りの夜。
よくみる浮世絵~という感じじゃなく、西洋の風景画~みたいな絵だった。

 変わり種だったら、この忠臣蔵討ち入りの図。色彩豊か!なイメージがあったが、こういう静けさ……って感じのもあるんだぁ~。

絵のタイトル
*上:坂田怪童丸
*中:相馬の古内裏
*下:忠臣蔵十一段目 夜討之図


音声ガイド


 音声ガイドのナレーション(ときどき猫)が花江夏樹と釘宮理恵だった。
 「ときどき猫」とは…絵の解説の合間に差し込まれる江戸っ子猫のマタ兄ぃ(cv.花江夏樹)と子分猫チビスケ(cv.釘宮理恵)の会話のことである。
 これが可愛い。めっちゃ可愛い。特にくぎみーのチビスケが可愛い。最後にcv.釘宮理恵として聞いたのが銀魂の神楽ちゃんだったので、「くぎみーの本気ってこんなに可愛かったの!?」と驚いた。
 音声ガイドはレンタル料が600円と、借りるか借りまいか微妙なラインを攻めてると思う。次、何かの展覧会行ったときも借りようかな……となるくらいには満足度が高かった。可愛かった。


おみやげコーナー


 金魚を擬人化した絵『金魚づくし ぼんぼん』がフィギュア化していたり、『坂田怪力童丸』がそのままぬいぐるみになったやつなど。かわいい。
 国芳は猫が大好きで、猫をたくさん飼っていたし描いてもいた。猫グッズもたくさんあった。 
 図録は買ってもどうせ読まないし、ぬいぐるみもあってもなァ…と思ってしまうのだが、お土産コーナーの物色は楽しい。



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