見出し画像

”先輩”として、一番情けなくカッコ悪いと思った今日

 大学4年の夏休みが終わった。最後の一週間はマンドリンオーケストラ部の合宿(4泊5日)と同期旅行(1泊2日)を連続で完遂したため、疲労がえげつなかった。

 さて、夏休みが終わった。合宿だの旅行だのを言い訳に逃げていた就活とか卒論がまた迫ってきた。

 多分HPが減っている状態で部活の練習に行ったからだろうなぁ。大きな音で弾けない。指がもつれる。もれなく目が死んでいる。正直お荷物でしかなかった。

 壁にもたれて、後輩たちがフジファブリックの「若者の全て」を演奏しているのを聴いていた。魂は宙に浮かんでいる。目がイッていた。
 夏休みがこれで終わったのだと突き付けられたのが堪えたのか、スーッと涙がこぼれた。

 カッコ悪ぅ…。

 取り繕うことができない程しんどくなるのだったら、予定をパンパンに入れるべきではなかったのだ。

 カッコ悪ぅ…。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?