つぐない レビュー(言い訳問答無用)
「プライドと偏見」が素晴らしかったので、同じジョー・ライト監督、キーラ・ナイトレイのコンビということで観てみました。
感想としては、自分勝手だなーという感じです。
「つぐない」の方法がね、自己都合過ぎました。
しかも願望込めて美化してると…。
自分で嘘ついたことがきっかけでこじれたのに最後まで責任を取らないという姿勢に嫌悪感しかなかったです。
言い訳がましい。
勿論戦時中ということで色々大変だった部分もあるとは思いますが、それにしても自分でまいた種なわけで。
キーラ・ナイトレイ、ジェームズ・マカヴォイ、今をときめくシアーシャ・ローナン(当時13歳)の演技は素晴らしかったです。
特にシアーシャ・ローナンの透明感と表現力に脱帽でした。
ただ、結末が不快だったもののストーリー自体は素晴らしく、飽きることなく観れました。
嫉妬に狂った少女の狂言によって引き裂かれた恋人たちの人生と狂言によって自分勝手に人生で苦悩する女の物語。
こんな感じです。
苦悩した結果の表現の切なさ、つぐなうことの難しさを描いたという点で評論家受けしそうではありますが、
個人的には嘘をついた点、その償い方の両方とも受け入れがたいものでした。
「素直に謝れ。」という感じです(結局これが一番間違いない)。
やってしまったことは取り消せないので、さっさと謝るのが一番。
以上、「つぐない」レビューでした。
87点。
※自己都合で逃げる人って本当にいますよね。
遅くなればなるほど良いことないのに。
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