ワイルドライフ(WILDLIFE)レビュー(様々な出来事をふまえて少年が導き出した「幸せとは何か」という答えが胸打つ作品)
去年劇場鑑賞を見送った本作、レンタルで観てみました。
見送った理由は予告から強いメッセージ感じなかったからです。
感想ですが、予想通り強いメッセージはありませんでした。
ですが、味があって良かったです。
淡々と進んでいく中に色々な想いがわいて、息子ジョーの気持ちになると辛いものがありました。
奔放に生きるジェリー、真面目に生きてきたが限界を超えて壊れたジャネット、色々な出来事に遭遇しつつも家族が壊れないように自分の想いを押し殺すジョー、それぞれの思いや葛藤が生々しかったです。
様々なことを経てジョーが導き出した彼にとっての「幸せな瞬間」に心を揺さぶられました。
家族は家族。
彼の秘めた想いが形になった瞬間でした。
辛い時間が多い中でジョーの純粋無垢さに救われる作品でした。
気になった方は是非。
以上、「ワイルドライフ(WILDLIFE)」レビューでした。
87点。
※ジャネットの姿が「哀愁」のマイラと少し重なりました。
受け入れられはしませんが…
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