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LGBTQ+ in NZ
前回タヒチで感じたLGBTQプラスの話を書いて、NZでの出来事を思い出したので書いてみようと思います。
前回書いたように、NZではあまりお店等で出会うことはなく、特段意識したことがなかったのですが、考えてみたら10歳の娘の一番仲の良いクラスメートの両親は女性同士の夫婦でした。
二人ともお医者さん(一人は救急救命医)で娘さんが二人います。
娘さんふたりは運動もできて頭脳も明晰。そして美人。
我が家の知的発達がゆっくり且つ英語が全然わからない娘のことをとても
大好きでいてくれて、いつも側にいてくれる。
娘の大切な友達。
めちゃくちゃいい子。
(親としては本当にありがたいけれど、あまりにいつも彼女が娘のそばにいてくれるので、他の友だちと遊べなくて困ってるんじゃないかと心配したくらいでしたが、先生やご両親曰く、本当に娘が好きで一緒に居たいのだそう。ありがとうぅぅ~( ノД`)ノ)
話がそれましたが、そう、とても身近にLGBTQプラスの当事者がいました。
ただそれをすっかり忘れてしまうくらいに、とても自然に社会に受け入れられているような気がします。(実際は当事者ではないのでどうなのかわかりませんし、私には計り知れない苦労もあるのだと思いますが)
同性同士でも子供をもうけていること自体私には新鮮でしたし、娘さんふたりがそれをとても理解していること、また生物学的なお父さんとも良好な関係で交流を続けている事などとても新鮮に映りました。
思い出してみたら末娘の保育園でも女性同士のご夫婦にであったことが。
子どもたちの保育園や小学校の保護者つながりで、同性同士の夫婦に出会うという経験は日本ではなかなかなかったなと。
そしてそれを学校も保護者も子どもたちも自然と受け止めている印象。
みんなそれぞれだよね。それぞれ違うよね。
あなたはそうなの?あーそうなんだね。
というスタンスがここでもいかんなく発揮されているような気がします。
話は少し違うかもしれませんが離婚している夫婦もとても多く
両親がそれぞれ日替わりや週替わり、月替わりなど順番に養育をしている家庭も多く、今週はお父さんの家なんだーと普通に話しているのを聞いたりします。
夫婦の形も子育ての形もそれぞれ。
いいね!とかダメだよ!とじゃなくて、あーそうなんだね。
という感じがとても心地よいのです。