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お弁当

上三人の子ども達の通う小学校と末娘の保育園は共に毎日お弁当です。
(長男は本来は中一の年齢ですが英語が不自由なので学年を一つ下げてまだ小学校にいます。来年は飛び級して元の学年に戻すつもりだそうです。この辺もかなり臨機応変に対応してもらえるのがすごい。)
夫もお弁当なので毎日5個のお弁当を作ります。
思えば結婚して13年、ずーっと作り続けているお弁当。


日本風のお弁当

子ども達の通う学校はMorning tea timeといって午前中に一度おやつを食べて、午後1時くらいにランチを食べます。なのでお弁当はおやつとランチをもっていって、子ども達が適当にそれを2回に分けて食べています。
(末娘の保育園はいつでも好きな時に食べていいことになっているので、お腹が空いたら好きな時に好きなものを食べているようです。この保育園の話もとても面白いのでまた今度。)


サンドイッチ弁当

最初の頃はみんながどんなお弁当を持ってきているのか興味津々で、学校や保育園で過ごすたびにジロジロと観察。
だいたい、ものすごく大きなお弁当箱にジャムかマーマイト(こちらの国民食でビール酵母から作られる黒くてしょっぱいペースト)、ピーナッツバターを塗ったパンや簡単なサンドイッチ、果物やお菓子、スナック、ナッツ、ヨーグルトなどが入っているようでした。
時にはスナック菓子や袋菓子がポンポンといくつか詰めあわされているだけの場合も。。
日本人の「お弁当」文化は世界でも有名ですが、NZのお弁当を見ているとなるほどなという感じです。
(ちなみにこちらで買ったランチボックスにBENTOって書いてありました)



そんなわけで私も日本のお弁当とこちらのランチボックスの折衷みたいな
お弁当を毎日作って持たせています。
海苔の付いたおにぎりを持たせると「SUSHI!!」ととても羨ましがられるといっていました。夫は小学校時代カナダに住んでいた頃、おにぎりを持っていたら「何?その黒いの?」と言われて嫌だった思い出があるそうですが、時代が違うからかこちらではSushiはちょっと高級なテイクアウトフードになっています。
日本ではたいして評価されない普通のお弁当でも、こちらでは「お前は本当にラッキーだぞ!」と友達に言われると息子が私に報告してくれます。
お母さんうれしい!!


SUSHI!

今はご飯かサンドイッチ、フルーツ(だいたいリンゴとオレンジ)、あとはマフィン等のおやつという組み合わせで落ち着いています。
フルーツは季節のものが安くてとてもおいしいので日本にいる時の10倍くらい食べるようになった気がします。
おやつはせっせとクッキーやマフィンを焼き貯めるのですが、あればあるだけ瞬殺されてしまうので市販のお菓子も組み合わせて。

2~3日で瞬殺されるおやつ達

外食はとてもとても高いので、朝昼晩、基本全部自炊。
スーパーや食材からたくさんの異文化を感じることができるのはとても楽しいなぁと思います。

焼いたソーセージを食パンで挟んで食べる「シズリング」というのも国民食です


日本にいる時シェアハウスにしばらく住んで気づいたのは、我々は食べることが大好きな家族なんだなぁと。
夫も子供も私も食べる量がとても多いし、関心もすごくあって、時間もかなり費やしている。食べてばっかりいるなぁ・笑と。
日本では米を作り、野菜を作り、鶏から卵をとって、鹿の肉を捌いて、味噌や梅干しなどの保存食を作り、フルーツを育て・・とやっていたので
こちらで食材を買うばかりの暮らしは少し物足りないなと感じています。
私も夫も全然グルメではないのだけれど、「作って、食べる」というのが私にとっては一番面白いアクティビティなんだなと気づきました。
こちらでも畑のある場所に城を構えて、また食べモノづくりをしたいなぁと思う日々です。

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