見出し画像

スーパーと露店

主婦のフィールドワークらしく、地元のスーパーと露店について書いてみようと思います。
(あれ?前々回の記事もテーマ同じだったような。。)

多くの日本人がボラボラ島等のリゾート地に赴き、水上ヴィラやホテルで過ごし、レストランで食事をとることが殆どであろう中、地元スーパーと露店に足繁く通い、自炊しながら四人の子どもを1ヶ月食べさせるというテーマで行ったフィールドワークが果たして誰の役に立つのだろう??と思いますが、ニッチなニーズに向けて胸を張って発表しようと思います。

さて、いち主婦調べによると、こちらで見かけるスーパーはだいたい「Super U」か「Champion」。
国際空港のあるタヒチ島には「Carrefour(カルフール)」という店も多くあり、日本人にとってお土産を買ったりするのにメジャーなのはそちらのようですが、私が訪れた4つの島にあり、地元民に愛されていたスーパーは
Super UかChampionでした。

価格帯で言うと
Carrefour>Champion>Super U かな。 

スーパーUはイオンのようにスーパーUブランドの商品もあり、1番庶民派スーパーのよう。
Championは離島においてスーパーUより幅を利かせている印象でした。

商品に関してはどの店も食品から衣料品、おもちゃ、ホームセンター的な商品まで幅広く取り揃えている印象で、とりあえずそこに行けば何でも揃う感じ。

価格は以前書いたようにフランスパンを除いて何でも高く、NZで3ドル(約270円)で買える食パンも600フラン(約800円)、5ドル(約450円)のポテチも900円、ヨーグルトは650グラムで900円くらいしました💦
パスタ1キロ約200円やトマト缶約200円など日本やNZと変わらないものもありますが、数日分の食材を買うとサクッと一万フラン(約13000円)くらい行きます💦

みんな大好きスーパーU

こちらは朝方社会。
スーパーも例にもれず朝の5時30分から開いています。
そして日曜はどこのスーパーもお昼で閉まる事が多いよう。

品揃えは島によって様々でしたが、印象的だったのはRaiatea島のスーパー。港の目の前にChampionとスーパーUがあり島でメインのスーパーだと思うのですが、野菜が全然売ってない。。
正確には売ってるんだけど、黄色くなった小ぶりブロッコリー(しかも一房約800円!)やコバエだらけのパイナップルとかしか置いてない。。
肉はほぼ冷凍のみでNZやフランスから来ているよう。
魚も全然置いておらず、ほかの島のスーパーでよく見かけた地元で獲れるマグロの切り身(1キロ約1500円)さえも見かけない。
牛乳は常温で長期保存できる豆乳みたいにパックされたもののみ。

他の島ではスーパーの脇や道沿いに野菜や魚を売る露店が出ていましたが、Raiateaではそれもあまり見かけない。。

みんなどこでお買い物してるの??

スーパーの前の魚屋さん(Huahine島)

島暮らしの終盤で港の横に市場があり、野菜や果物(お肉も?)を売っている事を発見しましたが、島民は基本的に野菜を育て魚を釣っている?
フルーツは山ほどなっているので買う必要はなさそうですし、
野菜を育てたり漁をしない人は近所の人から買ったりするのかなとう印象でした。
そしてスーパーは地元では採れない「箱入りの商品」=「生鮮食品ではないもの」を買いに行く場所なのかもしれないと感じたのでした。
そう。そうなんです。
太平洋のど真ん中に浮かぶ小さな島。
乳牛いないのにフレッシュな牛乳がある方がおかしいんです。
スーパーに行ったら牛乳はある、と思い込んでしまっていた私の
価値観がずれていたことにハッと気づかされました。
改めて感じるフードマイレージ。
そして様々な食品が簡単に手に入ることは当たり前でなないんたという気づき。

ウガンダのド田舎に暮らしていた時のあの感覚。
すっかり忘れてしまっていました。

そしてNZに帰国した今、日本から来たときは不便に思えた品ぞろえや言葉の不自由さも、タヒチ帰りだとものすごく便利で何でもあると感じられるし、言葉も通じる!

日本を出てはじめて日本の姿が見えるのと同じように、NZを出てみてはじめて見えるNZを感じました。

NZに帰国してしまったのですが、今後はタヒチでの思い出と
NZの日々の暮らしをランダムに書いていきたいなぁと思います。





いいなと思ったら応援しよう!